裏ナレは爽葉香ちゃんが担当、生ナレ。「時はカレー (嘉永)6年」でスタート。「携帯電話をお持ちの方は…」の所で噛んで、最後締めの「マナーの授業」の所も噛んでやり直してました。
始業のチャイムが鳴り終わると、上手側から「はい、どうも~」と言いながら森先生が登場。観客からは拍手と歓声。
森先生「ありがとうございます。さくら学院 公開授業にようこそお越し頂きました。さくら学院 担任 森ハヤシでございます。宜しくお願いします」と挨拶すると観客拍手&歓声。
森先生「さぁ~ということで、今回の授業はこちらでございます」と言うと「ドン」という効果音と共にステージ奥の壁に映し出されたのは「マナーの授業」
森先生「はい、『マナーの授業』と言いましてですねぇ~1、2時限目、中々ドラマがありましてですね。本当にアノ~1時限目が終わった瞬間にですね、日髙が立っていられなくなる位、(椅子から) 崩れ落ちましてですね。泣きながら去って行くという中々ショッキングな展開があってですね。2時限目は4人共ダウンするという…先生のマア~熱い指導のお陰で、皆緊張感が凄いという感想でございますが、御安心下さい。本人達はケロッとして帰ってますからね。兎に角、先生がマナーに厳しいというか、マア~指導に熱が入ってるような雰囲気で、別の意味で『シンデレラタイム』と言うんですか…いじめられてる感じが凄い押し寄せます。是非、応援しながら、そして、そんな先生の優しさ、熱さを感じながら楽しむ授業となっておりますので、皆さん楽しんで頂きたいと思います。さぁ~ということで、ぇ~続いて3時限目の生徒を呼び込んで行きたいと思います。まずは! 麻生~!」
「は~い!」と元気な返事と共に「チャイム」の曲のBGMが流れ始め、その中を下手側から夏制服姿で登場する真彩ちゃん。髪型は籠 (かご) で観客からは「まあや!」の掛け声と拍手。
真彩ちゃん「はい! 中等部3年 トーク委員長の麻生真彩です。エ~ト今日は『マナーの授業』ということなので、もう最後まで背筋良く、美しくいきたいなと思っています。宜しくお願いします」と挨拶すると観客拍手。
森先生「続きまして、吉田!」
「は~い」と言って、同じく下手側から夏制服姿で登場する爽葉香ちゃん。髪型は一部編んだツインテール。髪先は巻いていて、観客からは「そよか~」の掛け声と拍手。
爽葉香ちゃん「は~い! 中等部2年 教育委員長の吉田爽葉香です。はい、今日は私が提案させて頂いた『マナーの授業』ということで、凄い楽しみです! 宜しくお願いしま~す」
森先生「続いて、有友~!」
「は~い!」の返事と共に、同じく下手側から夏制服姿で、お上品な歩きで登場する緒心ちゃん。髪型はお団子でキャビンアテンダントっぽい雰囲気、観客からは「有友~」の掛け声と拍手。
緒心ちゃん「はい! 只今御紹介に与 (あずか) りました 中等部2年の有友緒心です。まぁ~全く関係無いはずの無い (!?) 話になりますが,、今日 前髪がちょっと短くて、オン眉で~す。本日はどうぞ宜しくお願い致しま~す」
森先生「最後! 八木!」
「はい!」の返事と共に、同じく下手側から夏制服姿で登場する美樹ちゃん。髪型は おろしで、観客からは「みきちゃ~ん」の掛け声と拍手。
美樹ちゃん「はい! 背が多分150㎝ 行きました!」と言うと、観客「おおー!(゚o゚)/」&拍手。
美樹ちゃん「小等部6年の八木美樹です。宜しくお願いしま~す」
自己紹介が終わると、森先生「はい、こういうメンバーでお送り致しますけども~何となく聞いていますか?」と生徒達に問うと笑う観客。
森先生「先生がどんなか? 凄い優しい方で…多分ねぇ、吉田が今回ねぇ『マナーの授業、是非やりたい』ということで…」
爽葉香ちゃん「はい」
森先生「多分、結構恨んでいる人がいると思います」と言うと笑う観客。
森先生「さっきの有友の登場の仕方、あれも一番嫌いだと思います」と言うと爆笑する観客。
森先生「皆さん、マナーに関して普段ナンカ心掛けるいる事とか…ナンカ…吉田もねぇ~自分から言い出したのって、何か意識している事ってある訳?」
爽葉香ちゃん「ぇ~ナンカ座り方とか、ちゃんと姿勢良く歩いてます」
森先生「歩いている感じがねぇ~あったりとかねぇ…。八木とかもねぇ~何かイメージありますか? マナーで…」
美樹ちゃん「マナー…… 背筋をピンッて伸ばして、で、こう歩く」
森先生「成る程、成る程、只ねぇ、折角伸びた150 ㎝ が帰り際に148 ㎝ 位になる可能性あるから (観客笑い) ……ねぇ~意外と小等部には優しい可能性もあるけど、それは分かんない…」
真彩ちゃん「怖い…」
森先生「どんな先生かというと、こんな先生でございますね」と言うと「ドンッ!」の効果音と共に、先生のプロフィールがステージ奥の壁に映し出される。
森先生「諏内えみ先生 マナースクール ライビウム代表、上品な先生でございます。『ハッ!とさせる立ち居振る舞い』『また会いたいと思わせる会話術』講座などをはじめとして、ぇ~女優さんのですね、アノ指導とかも任せられてるんですね」
真彩ちゃん「えっ ~!ヽ(゚ロ゚;)ノ」
森先生「はい、早速登場して頂きましょう。諏内えみ先生です! どうぞ~!( ・∀・)つ」と言うと、上手側から講師の諏内えみ先生が登場。観客拍手。
諏内先生「はい、初めましてマナースクール代表 諏内えみと申します。本日は宜しくお願い致します」と挨拶すると観客拍手。
生徒全員「宜しくお願いしま~す」
森先生「宜しくお願い致します。如何ですか~先生の第一印象、どうかなぁ~八木さん?」
諏内先生「ここでね、ちょっと差がつくのよね」と言うと笑う観客。
突然、手を挙げる緒心ちゃんに、森先生「あっ、どうぞ有本 (ありもと) さん (!?) 」→観客から笑い
緒心ちゃん「凄い綺麗でぇ~ 本当に優しくてぇ~… 」と言い出すと笑う観客。
諏内先生「え~と、有本 (ありもと) さん…」
緒心ちゃん「有友です」と言うと、爆笑して拍手する観客。
諏内先生「有友さんね、ありがとう。憶えておくわ」
森先生「こういう分かり易い賄賂を受け取ったりするから…」に笑う観客。
森先生「八木とか、どうですか…先生の印象はありますか?」
美樹ちゃん「めっちゃ! 綺麗!」
諏内先生「お名前は?」
森先生「名前は?」
諏内先生「貴方のお名前は何て言うの?」
美樹ちゃん「八木美樹です」
諏内先生「覚えておくわ、ありがとう。二人 (真彩&爽葉香) は無いですか?」と言うと爆笑する観客。
森先生「先生、授業 !? (を始めましょう)」
諏内先生「吉田さん、吉田さん」
爽葉香ちゃん「はい」
諏内先生「リクエスト、ありがとうございま~す。一番熱心に今日学んで頂けると思いますか?」
爽葉香ちゃん「はい」
森先生「そう吉田さんは特に向上心があるから見せて貰いたいですね。麻生さんはですね、トーク委員長ですから…」
諏内先生「ハイ トークをね、期待しておりま~す」
真彩ちゃん、自信なさげの「はい」に爆笑する観客。
森先生「早速、嫁姑関係…」と言うと笑う観客。
森先生「は~い、先生では早速、授業の方お願い致します」
諏内先生「はい、今日の授業は『マナー』ということで、皆さんにまず最初に…(ステージ中央に並べられた4つの椅子の前に) 集まって下さい」と言われると、ステージ下手端にいた生徒達はステージ中央へ移動。
真彩ちゃん、緒心ちゃんら一部走って移動する生徒らに対して、諏内先生「走らない!」と注意。
「はい」「はい」と返事して、走るのをやめる生徒達。椅子に座る際は、真彩ちゃん「失礼します」緒心ちゃん「失礼します」と言いながら座る。
森先生「急に汚ぇ~ぞ、お前ら…」
諏内先生「はい、じゃ~ね まず最初『マナーの授業』の前に確認しておきたいことがあります」
「ポヨン」の効果音と共にステージ奥の壁に映し出されたのは「マナーとは何ですか」
諏内先生「さっき、マナーは何ですか? 先生が…」
森先生「はいはいはい、そもそもマナーって何なの? 八木…」
美樹ちゃん「エ~ト何だろう…人に見られても恥ずかしくない態度…」
諏内先生「はい、そうね。それも必要ですね…」
森先生「こうしたマナーが何故必要なのか…皆さん、どうだと思いますか?」
緒心ちゃん「ナンカ『君が綺麗だな』って思って貰えるように…」
諏内先生「じゃあマナー = 綺麗ですか?」
緒心ちゃん「…」
無言状態に森先生「化けの皮が剥がれた」に笑う観客。
手を挙げる爽葉香ちゃんを見て、森先生「あ~、は~い吉田」
爽葉香ちゃん「ナンカ同じ感じなんですけど、ジッとしているって言うかぁ…ちゃんとしているなぁ (これ以降、声が裏返る) ~って感じかな~」と最後の方、声が裏返ると笑う観客。
森先生「アノ~チョット動きどうですか? マナー的には…ナンカ凄い落ち着き無い…一番緊張してますねぇ~」
諏内先生「そうねぇ~『マナーは』って言葉はよく聞くと思うんですけども、『何故必要なのかなぁ…』って、改めて考えてみると、エ~ト『マナー』っていうのは、やはり相手にとって、心地良いということが与えるって事になりますので、そうするとですねぇ~はい、皆さんが得をするんですよ。皆さんが心地良い、そして『あっ、良い方だなぁ』って思って貰える。そうすると、アノ~目を掛けて貰ったりとか、優しくして頂いたりとかして貰えますよね。そして、何よりも皆さん、お仕事を行っていて、それって凄く大事ですよね。そうそうそう、だから皆さんにも心地良い、ここにいらっしゃる父兄さんとか、先生方とか、あとスタッフの方とか、全員が心地良くなれるって思って頂けるような お答えをしたり、ぇ~言葉を発することがマナーです。そうすると自分も心地良い、従って相手も気持ち良く、自分も相手から気持ち良く喋り易くなり易いですし、第一自信がつきますよね、マナーを知っていると…そうすると、その場を楽しめたりとか、余裕が出来るので是非学んで頂いて、全員が楽しい状態で過ごさせて頂きたいなと思います。しっかり頑張って…」
森先生「父兄の皆さんも学ぶことが出来るという…」
諏内先生「そうですね。御一緒に厳しくやっていきましょう」と言うと笑う観客。
森先生「(観客に) 大変厳しくいきますんで…」
諏内先生「つい本音が出てしまいましたね」と言うと笑う森先生と生徒達。
諏内先生「そうですね。そういう方は美しくもね、今日は女性だけが美しくということで、座ってらっしゃる父兄さんは男性が多いですが、男性が必要とするような…」
森先生「(観客に向かって) き…緊張が…表情固めになってますよ…楽しみましょう公開授業をね…」
諏内先生「はい、それでは最初、マナーを形に表して皆さんを幸せにしていくということで、こちらからやっていきます」と言った後「ドンッ!」の効果音の後に映し出されたのは「マナー」
諏内先生「基本中の基本、美しい姿勢。まずは立ち姿勢から見ていきたいと思います」
森先生「では早速、前の方に出て来て貰いましょうか…」
生徒達の歩き方を見て、森先生「一歩一歩の決まらなさ…」と言うと笑う観客。
森先生「麻生らしさが消えてもうた…何時ものナンカ…まあまあ…立ち姿…」
諏内先生「はい、チョット横に手を出して気を付け、チョットあんまり固くならないで、普通に立ってみて下さい」
森先生「麻生…既に顔が負けてるって感じ…」と言われた真彩ちゃんを見て笑う観客。
森先生「何ちゅ~う顔してんだ、お前…。いいか中3フルボッコだからなぁ~毎回、毎回…次、お前だからなぁ…」
真彩ちゃん「イヒヒヒヒヒ…😁」
諏内先生「どうですかね」
森先生「どうでしょう」
緒心ちゃん「(観客に向かって) 止めて下さい! 笑わせないで下さい」と言うと爆笑する観客。
森先生「誰の所為にしてんだよ、お前…」
諏内先生「はい、立ち姿は1、2時限目もやりましたけど、そんなにね問題がある方がいらっしゃいました。チョコチョコッとね(観客笑い)…では、まず一番下のかかとの所からね説明します。皆、(左右のかかと) 付いてますよね」
真彩ちゃん「はい」
諏内先生「はい、そこで良いです。アノ~いつも舞台に立っているから、ちゃんとくっついてると思うんですが、むしろ御父兄の方の方が心配…チョット立った時に開いている方、かかとが好きじゃ無い方、多分大人になると大きく開いているので、それは皆さんチェックして貰えると…。
はい! では今度は背筋とか…諸々見ていきますので…はい、横を向いて頂きましょう。はい、(下手にいる森) 先生の方を向いて下さい」
森先生と向かい合い、笑わないように耐えている生徒達を見て笑う観客。
森先生「笑っちゃイケない選手権だわ…」と言うと更に笑う観客。
森先生「笑いを堪えようとしている。笑顔を忘れないで、笑顔をちゃんとね…」
諏内先生「そう、笑顔でいきましょう」
森先生「様子がおかしい、皆…」
諏内先生「良いですか? はい、じゃあチョット回して寸と立って下さい。はい、これからポイントを申し上げます。まず、くるぶし、皆さんのくるぶしを…自分が見た…皆さんから見てあてて下さい。肩の中央ですね。あと耳の中央が一直線になっているっていうことが、綺麗な立ち姿…」
森先生「ちゃんと聞いてたぁ~」
諏内先生「分かった? 此処 (ここ) と此処と此処ね」と真彩ちゃんの足、肩、耳を指差して、一直線になっていることを指摘。
諏内先生「(落ちつきの無い緒心ちゃんに)ここじゃあ目立たない (観客笑い) …まあ~良いでしょうね、これで…手がね、結構前に出ちゃってるって事は、力がグッと入ちゃってるんで、リラックス、そうリラックス、そうそう…だけど肩は落としてね、力は抜いてあげて…そうですね、そうすると自然に手が真横になりますね。はい、じゃあ~この姿勢が基本になりますので、このままウォーキングしたりとか、ぇ~この姿勢からお辞儀に入ったりとかいう形になります。これ覚えておいて下さい。はい! マナー合格ですね」
森先生「あぁ~良い感じですか」と言うと拍手する観客。
諏内先生「じゃあ~次は、こちらで~す」と言うと「ドンッ!」という効果音と共に映し出されたのは「正しい座り方」
諏内先生「じゃあ、椅子持って来て~座って下さい」
森先生「良いんだよ、自分達の方に…何かさぁ~地雷踏まないようにするの止めよう。良いよ、踏んじゃって良いじゃん…その先の景色見てみようぜ…」と言うと笑いながら拍手する観客。
諏内先生「はい、では座って下さ~い。は~い、じゃあ~どうしましょう。足届く、皆さん…さっき、届かないでね…可愛い感じでね…」
森先生「先生、野崎おひいき…(生徒らに) チャンスある、チャンスある…」
諏内先生「はい、エ~トじゃあ~面接とか…まぁ目上の方を前にして座っているってイメージですね…はい、ここでも足下から見ていきます。かかと…またくっついていますか? 」
「はい…」と弱々しい返事をする生徒達。
諏内先生「声出して呼びましょう」
真彩&緒心「(急に元気良く) はい! くっついていま~す!」に笑う観客。
諏内先生「大丈夫ですね…今度は膝…膝の横から見た時に、角度…曲げてる角度、これもね、皆さんね割りと良いと思う、私…真っ直ぐ下向いてるでしょ~う…で、むしろアノ~大っきい方のガタイとか思われるのね、あと疲れてくるとスッと(椅子の) 中へ入ってくる。多分、皆舞台の上だから、こうやってるけれども、帰りの電車であるとかお家にいる時とか、絶対に足って中入ってくる。チョット皆さん、足グッと中に入れてみましょう。こうやると~時にマナー違反というよりは、チョットアノ~分かるかな…美しくない、エレガント(気品ある優雅な様子) じゃないみたいね。それと…」
森先生「ナンカ こっちの麻生の方がしっくりくるのは何故だ」と言うと笑う観客。
諏内先生「御自身が情け無い感じに…」
森先生「なっちゃうもんね」
諏内先生「そうそう (観客の) 皆さん、じゃあ~御一緒に、かかとは着…着地していて、それで投げ出さないで90度、男性は肩幅まで膝を曲げる。靴も肩幅ぐらい…」
森先生「チョットくっつけちゃいがちですけどね…」
諏内先生「手の方もやってみますね…男性は軽く握って…そうですね、チョット持つと上は男性ね…」と男性の手のポーズをしている真彩ちゃんに突っ込むと笑う観客。
諏内先生「握るのは男性ね、女性は重ねましょう。はい、それで割とさっきもそうだったんですけど、足を前の方に出しちゃう感じなんですよね。じゃあ~皆、前に一回引いて…。そうすると、まぁ~可愛いんだけども、これもエレガントじゃないし、緊張感とか自信の無さとか出てるでしょ…これをグググググッって引いて下さい。そうすると、ほらっナンカすっとしてスマートにね…」
森先生「確かに、確かに…」
諏内先生「背筋が伸びてるの…出来る女感…」
森先生「確かに、そうですね」
諏内先生「ね、(爽葉香ちゃんに)落ちてくるので…」と言うと笑う観客。
森先生「ね、ここから二番目の子…」に笑う観客。
諏内先生「(爽葉香ちゃんに) 如何ですか?」
爽葉香ちゃん「はい…イヤ…素晴らしい…」
森先生「萎縮すんな!」に「アハハハハッ…」と笑う真彩ちゃん。
諏内先生「ね、じゃあこれが基本の座り姿勢…背筋はさっきのままよ。疲れた人?」
森先生「有友、疲れてんだろう? 疲れてない !? 八木なんて微動だにしてない、生きてんのか? お前…。音たてても良いんだからなぁ~八木」
諏内先生「声出していきましょうね」
生徒各々「はい」「はい」「はい」
諏内先生「立ち姿勢、座り姿勢、質問ある人! 積極的にいきましょう」
挙手する真彩ちゃん。
森先生「じゃあ麻生」
真彩ちゃん「はい! エ~ト日頃から、アノ~ヤッパ気が抜けちゃうと男の人だと…どうすれば、そういうの…」
諏内先生「気合いです!」と言うと大笑いする観客。
森先生「先生はもう格好良く…それが全て…」
諏内先生「当たり前ですよね」
森先生「有友 !? 何か質問あるか?」
緒心ちゃん「アノ~真彩ちゃんと似た「気合いです」って感じなんですけど、膝をずっとくっつけておくには…」
諏内先生「離れちゃうんですか? どういう所で離れちゃう?」
緒心ちゃん「家」
諏内先生「家は誰がいますか? 家族だけですか?」
緒心ちゃん「はい、家族…」
諏内先生「家族が不快じゃなければ良いと思います」
緒心ちゃん「不快じゃ無いと思います」
諏内先生「ただね、お外出たらねアノ~女性ですから絶対に膝をつけたままで、例え電車の中で居眠りしたとしても膝はつけたまま(観客笑い) …本当よ本当」
爽葉香ちゃん「良いですか?」
諏内先生「はい、どうぞ」
爽葉香ちゃん「猫背って、どうやったら直せますか?」
諏内先生「猫背 !? 猫背なのね。えっ!? 違うの…」
爽葉香ちゃん「10歳の子が猫背だったら、どうやったら良いのか…」
諏内先生「だから、さっき言ったように何処の三点」
爽葉香ちゃん「耳と肩とくるぶし…」
諏内先生「そう、それが真っ直ぐになるように見てあげる吉田さんが…」
森先生「マナー委員長、襲名ですからね (観客笑い) … 目を光らせてね、猫背になってるとね」
諏内先生「チェックして下さいね。はい! じゃあ~次、進みましょうね」
森先生「はい、いきましょう」
諏内先生「ぇ~立ち座りが出来たので、今度はジャ~ン」と言った後「ドンッ!」という効果音と共に映し出されたのは「美しいお辞儀」
諏内先生「第一印象を決める時のお辞儀って凄く大事で、日本人だと普通にお辞儀しますよね。そのお辞儀が綺麗だと、印象がとっても良くなりますよね。こちらもしっかりと学んでいこうと思います。じゃあ~お辞儀について、ぇ~お辞儀は大きく分けて三つの種類があります。聞いたことある人?」
森先生「種類、何だろう?」
手を挙げる緒心ちゃんに「はい」と指す諏内先生。
緒心ちゃん「ェ~ト3秒と…」
諏内先生、半笑いで「種類よぉ~」と言うと笑う観客。
緒心ちゃん「『1、2、3』『1、2、3、4、5』『1、2、3、4、5、6、7、8』」
森先生「3秒、5秒、8秒ね」
緒心ちゃん「そうです」
森先生「違います」と言うと笑う観客。
諏内先生「他にある人?」
手を挙げる美樹ちゃんに、森先生「あっ!? 八木良いよ、何でしょう…」
美樹ちゃん「(お辞儀の角度) 90度」
森先生「90度…お~っ! あと何度、何度ある?」
美樹ちゃん「180度」と言うと、爆笑して拍手する観客。
森先生「再現できる !?」
真彩ちゃん「無理です」
森先生「目をつけられましたねぇ~」
諏内先生「残念ですが、申し上げます。まず一つ目『会釈』」
森先生「『会釈』聞いたことありますか?」
諏内先生「『会釈』『敬礼』『最敬礼』の三つ、そうタイミングとしてはね。で、それぞれ角度があります。でも180度は無いです。はい! じゃあ『会釈』は何度でしょう?」
森先生「『会釈』何度でしょう?」
真彩ちゃん?爽葉香ちゃん? 「15度」
森先生「八木は何度?」
美樹ちゃん「50度」と言うと笑う観客。
諏内先生「分かってるのかなぁ…」に笑う森先生と観客。
森先生「『算数からやり直せ』みたいな…」
諏内先生「これね15度、正解」
森先生「正解です」に拍手する観客。
森先生「正解だと、そんな読めないスタイルです、私…」に笑う観客。
諏内先生「目先は15度ね。はい、で、次が『敬礼』って言います。さっき『敬礼』ってこうやってますよね ( ̄^ ̄)ゞ そうじゃ無くって、お辞儀の『敬礼』ですから『敬礼』は30度」
森先生「30度。『会釈』が15度、『敬礼』が30度」
諏内先生「で『最敬礼』…『最敬礼』が何度だ?」
森先生「何度だ? 麻生…」
真彩ちゃん「90度」
諏内先生「(正解は) 45度」
森先生「半分…」
諏内先生「そ~う、皆さんが普段やってる、舞台の上でやってるのが90度位ですか?」
森先生「何時も90度だよね」
真彩ちゃん「はい」
諏内先生「それは、また置いといて、それはそのやり方がありますので、今日は一般的なということで、日常の中で使えるということで『会釈』さっき15度と30度と45度…で、最初に真ん中 30度の『敬礼』をね、これが基本の中の基本になりますので、これからやって参りましょう。はい、皆さん立って頂いて~ エ~トじゃあ~正面にまずは立って、今日はどんな挨拶をしましょうかね」
森先生「どうしましょうかね『おはようございます』の基本の、やってみましょうか…」
諏内先生「はい、じゃあ~父兄の方々に『おはようございます』と…」
森先生「全員一緒にやりますよ。せ~の」
生徒全員「おはようございます」と言ってお辞儀。
諏内先生「おっ!? おっ!? おっ!? 30度よ~30度」
森先生「さぁ~チョットネ吉田だいぶ深い感じがしますが…」
諏内先生「深い感じね」
森先生「じゃあ~横 (下手) 向いて、父兄さんにも分かり易く…」
諏内先生「横向いて~ 30度どの辺? あんまり見た感じこう上がっていかないで、ピッとして下さい」
森先生「もう一回、せ~の」
諏内先生&生徒達「おはようございます」
諏内先生「これ15度ですね」
森先生「これ15度『会釈』ね、それ…」と指摘される生徒もいれば…
諏内先生「深い」
森先生「深いなぁ~」と指摘される生徒も…
諏内先生「じゃあ~自分が今、何処…床のどの辺を見てたのか『パッ』と指差して下さい! 3ハイ『パッ』」
下手方向を向いたまま、お辞儀した状態で右腕を斜め下に伸ばして、自分が今見ている床の辺りを指差す生徒達。
諏内先生「はい、良いでしょう、見て下さい。正解は2、3メートル先の床だった人が正解。自分の靴が見えていたら、それは頭が下がってる証拠。でも麻生さん、結構下がってても、絶対自分の視野に靴が入ってたんじゃない…?」
真彩ちゃん「はい」
諏内先生「じゃあ~2、3メートル先の床を目指して、良いですか…頭を動かさずに首を固めて……3、ハイ」と言うと、『敬礼』をする4人。
諏内先生「あっ!? 綺麗ですね ~ 大丈夫です。お~!? 綺麗綺麗」と言うと、拍手する観客。
( → 続く)
