2024年になっても、ウォレットの中身が抜かれるという事件が起こっています。
NFTが再び盛り上がるとのことで、
最近始めました♪というXポストも多くなっていますが…
初心者を狙った詐欺が増え続けており、
これから参入する人は十分注意するべきです。
今回は、仮想通貨やNFTを盗まれたり、
詐欺に遭ったりしないためにはどうしたら良いのかまとめました。
どうして盗まれるの?
2021~2022年の一年間に、
合計140億円以上のNFTが盗難被害に遭っています。
具体的に、詐欺師はどうやって仮想通貨やNFTを盗み出すのでしょうか。
実は、DM(ダイレクトメール)による詐欺が一番多いです。
今では、「DMは絶対開かない!」という合言葉があるほど、
見知らぬ人からのメッセージほど危険なものはありません。
英語で「今すぐウォレットを接続」などと書かれたボタンを見て焦ってしまった経験はありませんか?
「限定セール中♪今だけあの入手困難NFTをゲットできる」
「今回だけのご案内!特別購入枠をプレゼント」
なんてタイトルのDMも、SNSに届くことがあります。
とりあえず貼られているURLをクリックしてみよう…
この好奇心が、全てを失う原因です。
このURLには、クリックするだけでメタマスクの中身を抜き取られてしまうものや、
第三者によるメタマスクへのアクセスを可能にしてしまうものも含まれています。
基本的に、知らない人から送られてきたDMに貼られているURLは…
全てスキャム(詐欺)であり、踏んだら終わり!!
そう思ってください。
初心者は常に狙われている!
初心者のなかには
「あれ?メタマスクの調子がおかしい?」
「OpenSeaでNFT転送ができない」
とSNS投稿してしまう人がいますが…
このような投稿をすると、
即座に「私が教えてあげます!こちらをチェックして」とリプされるんですよね~
素直な人は、なんて親切な方だろうと思って、
コメントに貼られているリンクを踏んでしまいます。
そのリンクは、詐欺への入り口です…
また、「私の言う通りにしてみて♪」と、
NFTの転送の仕方を教えてくれる人物がいるかも。
怪しいリンクは貼られていないし…と安心して、
誘導されるがままシードフレーズを入力してしまう人がかなりいるんですよね
ある程度メタマスクに慣れている人なら
「こんなところでシードフレーズを出してくる必要はない」
とすぐに気付けるのですが、
初心者の場合は素直に従ってしまいます。
内容をよく確認して、怪しいところがあったら詐欺だと思えばよい…なんて対策は難しいでしょう。
下手したら、「続きはこちら→」というボタンが詐欺リンクかもしれないのです。
知らない人からのリプやDMはスルーが一番!
DMを開いてしまった場合は相手にも既読が通知されてしまうので、開封前に送信元をよく確認しましょう。
直接アクセスしてくる人物は信用しない
「いやいや、なかには本当に親切な人がいるかも…」
と思った方、次にだまされるのはあなただ!
本当に仮想通貨やNFTに詳しくて親切な人であるならば、
むしろDMなんて手段で接触しようとしないはずです。
DMは詐欺の温床であり、
仮想通貨関連の話において、DMを使ってやり取りすることは
最も避けるべきことだとされています。
DMであなたに仮想通貨・NFT・ウォレットの話をしてくる人物は、かなり高い確率で詐欺師だと思いましょう。
もしくはそんなタブーすら知らない全くのド素人なので、
どっちみち相手にする必要はありません。
X、LINE、Discord、メールで送られてくるDMは
基本的に無視でOK。
有益な情報は自分で探し、検証し、リスクを承知した上で手を出す。
これが今のweb3.0の原則です。
誰かが教えてくれる情報、丁寧にリンクまで貼ってくれているお得情報は、まず疑いましょう。
エアドロ・先行リリース案件も、
自分が最初に見つけた情報というのは信用しない方が良いです。
他に何人も利用していたり、
名の知れた投資家が「私も受け取ったよ」とリプしていたり、
すでにNFTを獲得した人がいると確認できる案件だけを信用するようにしましょう。
人気のNFTはすぐに完売してしまうこともあるけど、
資産を抜き取られるよりマシですよね
被害者はメタマスクのロックが外れた状態でカフェのテーブルにスマホを放置していたとか、
ウォレットのシードフレーズのメモをSNSにアップしてしまったというわけではありません。
ほとんどの人が厳重にウォレットを管理していた…つもりでいました。
ところが、ちょっとしたミスで容易に資産を抜き取られてしまったのです。
初心者は、
DM、リプは信用しない!
ウォレットの復元時以外に
シードフレーズは入力しない!
エアドロ、先行リリース案件は
遅れて参加!
これを徹底してくださいね