東京→西日本無料バイパス

当ブログは東京から西日本(静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、三重県、奈良県、和歌山県、大阪府)迄有料の高速道路を使わずに早く行く方法をご紹介します(一部、高速道路を途中で利用する方が効率的な場合あり)

1.小田原箱根道路

小田原箱根道路は、名前の通り神奈川県小田原市から箱根町迄を結ぶ全長2キロのバイパスです。国道1号現道のバイパス機能のほか、西湘バイパスと箱根新道を連絡する道路です。全長わずか2kmの為非常に短いですが、全線片側2車線です。

2.箱根新道

箱根新道は、神奈川県箱根町の湯本から箱根峠迄を結ぶ全長13.7kmの自動車専用道路です。開通は1962年と古く、2011年7月25日迄はネクスコ中日本が管理していた為有料道路でした。最急勾配区間は8%に達し、全区間が2車線の対面通行により最高速度は50km制限です。

3.笹原山中バイパス

笹原山中バイパスは、箱根新道に接続する片側1車線(登坂車線あり)の国道1号バイパスです。難所である箱根峠区間の曲線の改良および拡幅を目的として整備されました。

4.三ツ谷バイパス

三ツ谷バイパスは、笹原山中バイパスと同様、難所である箱根峠区間の曲線の改良および拡幅を目的として建設されました。三島市側に続く塚原バイパスと一体となって峠区間の交通の円滑化に貢献しています。

5.塚原バイパス

塚原バイパスは、難所である箱根峠区間の曲線の改良および拡幅を目的として建設されました。箱根峠側から続く三ツ谷バイパスと一体となって峠区間の交通の円滑化に貢献しています。開通は1977年とかなり昔です。

6.三島バイパス

三島バイパスは、市街地をを南側に迂回し、沼津バイパスに接続しています。「三島バイパス」という事業名で計画され開通しましたが、近年は清水町の人口増加や沿線開発、平面交差の多さ等の影響でバイパスとしての機能がなくなっています。その為、2000年頃から「三島バイパス」という表記は標識、地図、カーナビ等でも使われなくなっています。現在、本バイパスおよび沼津バイパスのさらに外側を周回する形で東駿河湾環状道路の建設が進められています。

●東駿河湾環状道路

東駿河湾環状道路は、静岡県沼津市から静岡県函南町へ至る道路です。沼津岡宮IC - 大場・函南IC(本線)及び大場・函南IC - 函南塚本IC(連絡路)が供用中、沼津岡宮IC - 愛鷹IC(仮称)及び大場・函南IC - 函南IC(仮称)が事業中です。高規格道路・伊豆縦貫道の一部を構成するとともに、沼津・三島都市圏の環状道路として、広域交通と生活交通を分離することによる渋滞の緩和、交通事故の削減等を目的に整備されています。東駿河湾環状道路の西区間が開通すると沼津バイパスと三島バイパスの渋滞を避けて東名高速や三ツ谷バイパスへアクセスができるようになります。

 

7.沼津バイパス

沼津バイパスは、市街地を北側に迂回し、富士由比バイパスに接続しています。沼津バイパスも大部分が平面交差です。また、国交省の発表した直轄国道(1~11号)渋滞ランキングでは沼津バイパスの江原公園交差点~市立病院南交差点間がワースト1位になるほど渋滞が酷いです。しかし、次の富士由比バイパスからは立体交差が増えるので、ここまでの辛抱です。

●愛鷹スマート

沼津バイパス、三島バイパス等の渋滞を避けたい方、又は首都高速から連続して東名高速を利用された方は、東名高速の愛鷹スマートICから連続バイパスの利用もお勧めします。愛鷹スマートICで東名高速を降りると、沼津バイパスの市立病院南交差点から連続バイパスを利用する事になります。愛鷹スマートICから市立病院南交差点までは3km程です。

 

8.富士由比バイパス

富士由比バイパスは、富士市の市街地を迂回し、同市今井から清水区興津東町に至る国道1号のバイパスです。富士市内は概ね平面交差ですが、新富士川橋から清水区蒲原地区内まで立体交差です。両側4車線で、海岸線を走るので景色がいいです。また、東海道の写真として有名な薩埵峠も富士由比バイパスの途中にあります。薩埵峠から見ることが出来る二つの道路は東名高速道路と国道1号、富士由比バイパスです。

9.静清バイパス

静清バイパスは、静岡東西道路(静清バイパス、岡部バイパス、藤枝バイパス)の起点です。静清バイパスも大部分が立体交差で両側4車線ですが、清水インター付近は平面交差です。しかし、現在、立体交差化の工事を実施しています。

10.岡部バイパス

岡部バイパスは、静清バイパスの丸子インターから藤枝バイパスの内谷インター間を結ぶ全長7.2kmのバイパスです。両側4車線なので流れは早いです。

11.藤枝バイパス

藤枝バイパスは、全線自動車専用道路となっており125 cc以下の二輪車の通行は禁止となっています。かつては日本道路公団が管理する有料道路でしたが2005年に無料開放され、現在は無料で通行できます。全線が完全立体交差ですが、片側1車線の対面通行です。無料化後交通量が増加し、渋滞が頻発しています。現在、拡幅工事が計画されています。

12.島田金谷バイパス

島田金谷バイパスは、自動車専用道路ではないので50 cc以下の原付も通行可能です。信号は全くないですが、片側1車線なので朝夕は新大井川橋の前後の区間で混雑します。現在、拡幅工事が実施されていますが完成予定時期は未定です。

13.日坂バイパス

日坂バイパスは、掛川市内を通る、国道1号バイパスです。日坂IC以西は本線となっていますが、以東の旧道は国道1号としての指定が残っています。日坂バイパスも片側1車線ですが、片側2車線化の見通しは立っていません。

14.掛川バイパス

掛川バイパスは、掛川市中心部を迂回する国道1号バイパスです。掛川バイパスもかつては日本道路公団が管理する有料道路でしたが、2005年に無料化になりました。信号のないバイパスですが、片側1車線の対面通行や無料化後の交通量増加等の影響で渋滞が頻発しています。

15.袋井バイパス

袋井バイパスは、片側2車線以上の立体交差の多い国道1号バイパスです。一部区間は平面交差ですが、両側6車線なので比較的スムーズに流れています。

16.磐田バイパス

磐田バイパスは、磐田市中心部を迂回し、磐田市街地を抜けるバイパスです。2005年までは日本道路公団が管理していましたが、現在は無料で通行出来ます。全線が完全立体交差で両側4車線です。

17.浜松バイパス

浜松バイパスは、市街地から離れた浜松市南部を通過するバイパスです。車線数は最大8車線ですが、平面交差が多く流れは遅いです。2019年に完全立体交差化が決定しました。

18.浜名バイパス

浜名バイパスは、浜名湖の河口を東西に横断するバイパスです。当バイパスも日本道路公団が建設、管理していましたが、2005年に無料開放されました。高規格道路の為、制限速度が80km/h、信号は1箇所も無く片側2車線のため流れがきわめて良いですが、坪井IC以東は制限速度が60 km/hに指定されています。

19.潮見バイパス

潮見バイパスは、居町市街および急カーブが存在する潮見坂を迂回し、浜名バイパスから続く海岸線のルートを形成しています。潮見バイパスからは暫定2車線です。また、上り線では時々、白須賀インター付近を先頭に渋滞が発生します。バイパスの途中にある道の駅潮見坂では目の前に広がる海岸に降りる事が出来ます。

20.豊橋東バイパス

豊橋東バイパスは、名豊道路(名豊道路とは名古屋市と豊橋市を結ぶ完全立体交差の大規模バイパス事業の事で、豊橋東バイパス、豊橋バイパス、蒲郡バイパス、岡崎バイパス、知立バイパスが含まれる)の起点であり、暫定2車線で全線開通が2013年と新しいバイパスです。豊橋東バイパスからは国道1号のバイパスから国道23号のバイパスになります。

21.豊橋バイパス

豊橋バイパスは、豊橋東バイパスの野衣インターから豊川市までを結ぶバイパスです。沿道に立地する三河港周辺には、トヨタ自動車、スズキ、三菱自動車工業といった国内の自動車工業の輸出拠点のほか、複数の外資系自動車産業の輸入拠点が展開しており、三河港における自動車の輸出入はいずれも日本一の取引台数と金額を誇ります。全線が立体交差で、現在順次4車線化されています。

22.蒲郡バイパス

蒲郡バイパスは、連続バイパスの中で唯一未開通区間があり、現在は蒲郡インターから幸田芦谷インター間のみ暫定2車線で開通しています。豊川為当インターから蒲郡インター間は、バイパス高架橋で日陰となるミカン栽培農家が建設に反対していた為、建設が遅れていました。2019年にようやく全線に渡り用地買収が完了したので、現在、未開通区間の工事は着工しています。

23.岡崎バイパス

岡部バイパスは、岡崎平野を通過し、名称は「岡崎バイパス」となっていますが、岡崎市域は全く通過しません。現在、4車線区間が順次増えています。

24.知立バイパス

知立バイパスは、全線が両側4車線の完全立体交差の為、流れは非常に早いです。その理由として、知立バイパスは名豊道路の中で最も早く事業化された為です。

25.名四バイパス

名四バイパスは、豊明市から名古屋市南部を迂回し鈴鹿市、四日市市を結ぶ国道23号バイパスです。通称、名四国道ともよばれます。一部で「めいよん」と呼称されることもあるが、「めいし」が正しい読み方です。全線が両側4車線以上ですが、四日市市内は平面交差が多く、1日中渋滞が発生しています。その為、現在、四日市市内の渋滞緩和を目的とする国道1号のバイパスである名四バイパスのバイパスである北勢バイパスの建設が進められていいます。また、名四バイパスは終点が二つあり、鈴鹿市北玉垣町交差点と四日市市采女町小古曽東3丁目交差点です。四日市市采女町小古曽東3丁目交差点では中勢バイパスに接続予定です。

名古屋駅や名古屋市内へは、名四バイパスの名四町交差点で右折して8km程一般道路を走行すれば到着します。

 

三重県、大阪府、和歌山県方面は、滋賀県、京都府方面のバイパスをご紹介後にご紹介させていただきますので、下へスクロールし、スキップして下さい。

 

・京都府へは、名四バイパスの南福埼交差点で左折し、みえ川越ICから伊勢湾岸道→新名神高速を利用することで効率的です。

・続いて、滋賀県方面のバイパスをご紹介します

初めに、滋賀県大津市、草津市へは、京都府同様、みえ川越ICから伊勢湾岸道→新名神高速を利用される方が効率的です。滋賀県栗東市、甲南市方面は、後述します。

 

続いて、三重県伊勢市、鳥羽市方面のバイパスをご紹介します。大阪府、和歌山県方面は伊勢志摩、鳥羽市方面のバイパスをご紹介後にご紹介させていただきますので、下へスクロールし、スキップして下さい。

 

26.中勢バイパス

中勢バイパスは、鈴鹿市から県庁所在地の津市中心部を迂回し松阪市へ至る、国道23号のバイパスです。国道23号(現道)は、沿岸部を通過することから津波浸水が想定されており、南海トラフ巨大地震の発生時の代替道路や緊急輸送の際に中勢バイパスを迂回ルートとしての効果が期待されています。現在は、鈴鹿市野町から松阪市小津町交差点間が暫定2車線で開通しています。名四バイパスの四日市市采女町小古曽東3丁目交差点には令和5年の接続予定です。

27.南勢バイパス

南勢バイパスは、中勢バイパスに接続する松阪市小津町交差から伊勢市にかけて市街地を迂回する国道23号バイパスです。松阪市西黒部町1交差点から伊勢市通町ICまでは国道42号と重複しています。伊勢神宮を初めとする伊勢志摩への観光客で賑わう同区間の混雑解消を目的に建設されました。年末年始等のパークアンドライド実施期間中は、内宮周辺区間でシャトルバス専用レーンが設けられます。ほぼ全線が平面供用ですが、1994年には全線4車線化が完了し、2001年には伊勢地区の6車線化が完了しています。鳥羽市や志摩市へは途中の伊勢インターから伊勢二見鳥羽ラインをご利用下さい。

28.伊勢二見鳥羽ライン

伊勢二見鳥羽ラインは、国道42号と三重県道37号鳥羽松阪線の交通渋滞の解消を目的として建設され、2017年3月11日に無料開放された旧有料道路です。鳥羽市へは終点の鳥羽インター迄、志摩市へは途中の松下ジャンクションで第二伊勢道路をご利用下さい。

29.第二伊勢道路

第二伊勢道路は、鳥羽南白木インターから松下ジャンクション間を結ぶ地域高規格道路「伊勢志摩連絡道路」の一部であり、自動車専用道路です。2013年9月14日に、伊勢神宮式年遷宮に間に合わせる形で暫定二車線で開通しました。

続いて、大阪府、和歌山県方面のバイパスをご紹介します。

 

30.亀山バイパス

亀山バイパスは、名四バイパスのもう一つの終点、鈴鹿市北玉垣町交差点に接続するバイパスです。しかし、鈴鹿市北玉垣町交差点から川合町交差間は名称のないバイパスです。亀山バイパスという名称が始まるのは川合町交差点以西です。1995年3月に暫定二車線で全線開通しましたが、用地は4車線分確保されており、将来的には4車線化される予定となっています。

31.関バイパス(支線)

関バイパス(支線)は、亀山バイパスと名阪国道を結ぶ非常に短いバイパスです。亀山バイパスと亀山インター間の渋滞解消を目的に建設されました。亀山バイパスと名阪国道のランプウェイの様です。

大阪府、和歌山県方面は、滋賀県栗東市、甲南市方面のバイパスをご紹介後にご紹介させていただきますので、下へスクロールし、スキップして下さい。

 

32.関バイパス(本線)

滋賀県栗東市、甲南市方面へは、関バイパスの支線ではなく、本線を走行する為、支線への分岐地点で直進して下さい。

33.鈴鹿峠バイパス

鈴鹿峠バイパスは、三重県亀山市と滋賀県甲南市を結ぶ全長約5kmの国道1号バイパスです。両側4車線で、信号機は起点と終点以外には設置されていません。三重県側に急カーブ・急勾配があるものの、関西と中部を結ぶ重要な道路であるため、かつては自動車が頻繁に通行していましたが、新名神高速の開通後に交通量が大幅に減少し、4車線であるため、交通渋滞は少ないです。

鈴鹿峠バイパスの終点、山中交差点から水口道路の起点、大野西交差点までは、国道1号(一般道路)を13km程走行して下さい。

34.水口道路(水口バイパス)

水口道路は、滋賀県甲賀市土山町大野西交差点から同県湖南市岩根交差点に至る延長11.0 kmの国道1号バイパスです。甲賀湖南道路の一部として地域高規格道路に指定されています。甲賀湖南道路は、滋賀県の甲賀市と栗東市を結ぶ計画の延長約30 kmの地域高規格道路です。栗東水口道路および、水口道路として事業中です。

35.栗東水口道路

栗東水口道路は、湖南市岩根交差点から栗東市上砥山を結ぶ国道1号バイパスです。栗東水口道路は水口道路と共に甲南湖南道路を形成し、湖南市街地の沿線地域で進められた工業立地や住宅開発による国道1号現道の慢性的な激しい渋滞をバイパスし、また建設が進められる栗東湖南ICを経由して名神高速と一体的に広域ネットワークが構築されるよう計画されました。

続いて、大阪府、和歌山県方面のバイパスをご紹介します。

 

36.名阪国道

名阪国道は、全長73.3kmの両側4車線、完全立体交差の国道25号バイパスで、亀山市の亀山インター から伊賀市などを経由し、奈良県天理市の天理インターへ至る高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、西名阪道と共に「E25」割り振られています。福住インターから 天理東インター間にΩカーブと呼ばれる急カーブがあり、最高速度は一部区で70 km/h、他区間60 km/h(雨天等の悪天候時は50 km/h)に制限されています。また、通常の高速道路よりもインターチェンジ間の距離が短く、数も多いです。交通量が多く、トラックを中心とした交通事故が多発していることが知られていて、全国の自動車専用道路10 kmあたり事故発生件数では全国ワーストとなっています。Ωカーブとは福住インターから天理東インターにかけて続く、急カーブ・急勾配の連続区間を指す通称であり、名称は地図や上空写真を見ると形状がギリシャ文字のΩに似ていることに由来します。名阪国道の中で最も死亡事故が多発する場所であり、特に下り車線では下り坂の為事故が多くなっています。カーブ外側のガードコンクリートブロックには、速度超過が原因と思われる接触し削り取られた跡が多数存在しています。通行する際は十分に気を付けて運転して下さい。

先に和歌山県方面へのバイパスをご紹介しますので、大阪府方面は下へスクロールし、スキップして下さい。

 

37.京奈和自動車道

京奈和自動車道は、京都府京都市を起点とし、奈良県を北から西に抜けて和歌山県和歌山市に至る延長約120kmの高規格道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、「E24」が割り振られています。京奈和自動車道は、以下の8つの道路で構成されています:

  • 京奈北道路(京滋バイパス - 城陽JCT・IC 間)
  • 京奈道路(城陽JCT・IC - 木津IC間)
  • 大和北道路(木津IC - 郡山下ツ道JCT間)
  • 大和御所道路(郡山下ツ道JCT - 五條北IC間)
  • 五條道路(五條北IC - 奈良県・和歌山県境間)
  • 橋本道路(奈良県・和歌山県境 - 高野口IC間)
  • 紀北東道路(高野口IC - 紀の川IC間)
  • 紀北西道路(紀の川IC - 和歌山JCT間)
名阪国道の天理インターで降りた後、一般道(県道192号)を横田町交差点まで走行します。そして、横田町交差点で左折し、国道24号を進みます。そして、郡山南インターから京奈和自動車道(大和御所道路)に乗ります。大和御所道路は、橿原北インターで終わってしまう為、接続する橿原バイパスを走行します。橿原バイパスは、大和御所道路の終点、橿原北インターから再び京奈和自動車道が再開する橿原高田ジャンクション間を4km程走行します。そして、再び京奈和自動車道を橿原高田ジャンクションから無料区間の終点である岩出根来インターまで57km程走行します。京奈和自動車道は、完全立体交差ですが、暫定二車線です。

京奈和自動車道の岩出根来インターから和歌山市内へは一般道を15km程走行すると到着します。

続いて、大阪府、奈良市内方面のバイパスをご紹介します。

 

38.奈良バイパス

奈良バイパスは、京都府木津川市市坂から奈良県大和郡山市伊豆七条町間を結ぶ両側4車線の国道24号バイパスです。奈良バイパスは、ほとんどが平面交差です。大阪府方面へは名阪国道の天理インターで名阪国道を降りた後、奈良バイパスの横田町交差点まで一般道(県道192号)を3km走行します。そして、大阪府方面へは横田町交差点を和歌山県方面とは逆方向に右折した後、奈良バイパスを二条大路南1丁目交差点まで7.4km走行し、二条大路南1丁目交差点で左折します。奈良市内へは名阪国道の天理インターから国道169号を8km程走行して下さい。

39.阪奈道路

阪奈道路は、大阪府と奈良県の間にある生駒山地を越えて結ぶ道路です。1958年12月25日に日本道路公団が管理する有料道路として開通し、1981年12月25日に無料開放されました。無料開放後は、信号や商業施設が若干設けられていますが、両側4車線で流れは速いです。高規格道路ではあるものの、高速自動車国道に比べると全体的に勾配がきつく、アップダウンも多く、カーブも多くなっています。その理由として、生駒山地をトンネルが1本もなく、生駒山地を縫う様に走るからです。開通当初は大阪府側は現在の西行(下り線)は存在せず、東行(上り線)にあたる部分のみが、対面通行になっていました。その後、大阪側の急勾配に対応して大阪万博博覧会事業として1970年3月8日に大東市の竜間以西の区間に現在の西行き(下り線)が増設され、東行(上り線)と分離されました。その為、現在、大阪側は西行と東行で入口と出口が800m程離れています。また、西行(下り線)では名阪国道の福住インターから 天理東インター間と同様に四輪自動車のスピード出しすぎによる玉突き、カーブを曲がりきれずに側壁・分離帯・ガードレールに激突などの事故が多発しています。奈良県側では直線区間が続く部分があり、下り勾配に差し掛かると速度超過になりやすいです。

阪奈道路西行の終点、中垣内交差点から大阪駅まで府道8号と国道1号で14kmです。

大阪府吹田市、箕面市方面へは、大阪駅方面と同じく、府道8号と国道1号を13km程走行し、新御堂筋の南森町ランプで新御堂筋をご利用下さい。

40.新御堂筋(国道423号)

新御堂筋は、大阪府の北部を南北に貫く幹線道路(国道423号)、地域高規格道路であり、北摂区の大動脈です。全国屈指の交通量を誇る道路であり、西日本では首位です。大阪府中央部を通りますが、両側4車線以上で、ほとんどの区間が立体交差ですが、日中は渋滞が慢性化しています。また、終点では、箕面有料道路に接続しており、有料道路へ進むと新名神高速箕面とどろみICに接続しています。

 
以上が東京→西日本無料バイパスの全容でしたが、いかがだったでしょうか?逆ルートの西日本から東京方面へも連続バイパスをご利用できます。連続バイパスのメリットとしては、無料で移動が出来る以外に乗り降りが自由なので、途中、観光地へ立ち寄ったり、沿道の商業施設や飲食店等に寄る事が出来ます。また、バイパスには定期的に道の駅が点在していますが、深夜はお手洗いのみ利用可なのでご注意下さい。バイパスには、オービスが設置されていたり、覆面が走行している場合があるので、十分に注意して走行して下さい。しかし、制限速度を超過していても、周りの車と同程度のスピードで走行していれば問題ないです。
 
連続バイパスの起点である、小田原箱根道路の箱根口インターへのアクセスは、東京方面からは、第三京浜の玉川インター→横浜新道→国道1号(藤沢バイパス)→新湘南バイパス→国道134号→西湘バイパスが最安値です。料金は、1390円です。
 

 


東京から西日本をタダで行く!無料の高速道路

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