食後に居間でハーゲンダッツアイスを食べた。もちろん、薄毛ちゃんの分はない。


食卓では大人のおかずを欲しがる薄毛ちゃんだが、居間で大人だけのお楽しみでお菓子を食べていても、あまり興味がないらしく適当に遊んでいることが多い。


ところが、今日はかーちゃんの側について離れない。


「かーちゃんのー」 「あー、おいしー」

「どうぞ」 「いいよー」 「あー、おいしー」


と、決して直接手を出すわけではないが、遠まわしに食べたいことを猛烈アピール。


かーちゃんは一言。


「食べづらい...」


ホントだな。かーちゃんが敵をひきつけている間にとおちゃんは完食。かーちゃん、ありがとう。


終いには、かーちゃんの胸元に手を突っ込んで、アイスは牛の乳で出来ているだけに、乳って、うまいっ!って思ったのはとおちゃんだけだね、くだらなくてすみません。