薄毛ちゃんがティッシュを箱から出してはちぎり、ちぎっては投げていた。


ここは、一発ガツンと叱るべき場面だ。


しかし、あまりにも楽しそうにしているので、とおちゃんはほほえましく見てしまった。


すると、かーちゃんがすかさず見とがめて、薄毛ちゃんに「ダメッ!」とまずはきつい一発をお見舞いした。


今回も俺の出番はなかったなと、ちょっとほっとしたとおちゃんを知ってか知らずでか、かーちゃんは薄毛ちゃんの手を押さえながら根気強く諭している。


「ダメ!もったいないんだよ!!」


そうそう、遊ぶのはいいけど、ティッシュはやめてください。チラシならいくらでもちぎっていいよ。ティッシュはよくないね。


そして、かーちゃんが次に言い放った言葉がイカしてた。


エコだよっ!


薄毛ちゃん、ぽかーん(笑)


とおちゃんは笑いをこらえるのに必死。見ると、言った本人のかーちゃんも目が笑ってる。というか、笑いながら言ってただろ?!


エコを教えるにはまだ早かったみたいだ。