リア・ディ...まで聞いた時に、続く言葉として「ゾン!」と連想する人間と、「レイラー!」と連想する人間とにです。
当然、お自転車をこよなく愛するあっしは、咄嗟にかの有名なセーラー服姿の写真の細部まで思い浮かべられるほどのリア・ディゾン派です。
奴の代表曲も空で歌えます。
また、おそらくはまだきっと踊れます。
2番まで。
ただ、かなりの少数派だとは思いますが、レイラーの方を思い浮かべてしまった方も、中にはいるかもしれません。
このサイクリングジャンキーめ!
で、まぁレイラーの方の話な訳ですが、あっしはこのリアディレイラー調整が大好きです。
変速がスパッと決まるように調整出来ると気持ちが良いですよね。
逆に上手く変速が決まらずにガコンとなると、なんかちょっとイラっときます。
最悪なのは、整備不良でチャラチャラいいなが走っている時です。
なにあの強烈なストレス。
思わずウィリーから自転車の後輪側に着地して、そのままの勢いで右足をフレームに当てて、巴投げで自転車を投げ飛ばしたくなります。
時々街中で、チャラチャラいわせながら走っている方を見かけたりする事もありますが、ちょっとアーレンキーとドライバーを持って、そこに正座しろと言いたくなります。
ただ、自転車メンテあるあるネタですが、誰もが一度はディレイラー調整が決まらず、調整すればする程に酷くなる泥沼を経験したことがあるのではないかと思います。
あの絶望感はマジでトラウマです。
ここまで滅茶苦茶にしてしまって、自転車屋に持っていくのも恥ずかしいし。
かと言って、このままだと1速と4速と5速と8速に入らないし。
ドとレとミとファとソとラとシの音が出ないし。
正にパキャマラド状態。
「そうだ、廃車にしよう」と、まるで京都にでも行くかの如き決意さえしかねないパオパオパ。
所持しているモンキーレンチの中で最もデカイ奴を右手に、今正に目の前のレイラーに渾身の一撃を加えようとしている、そこの貴方。
ちょっと待て。
お兄さんと一緒に、1からリアディレイラー調整をやり直してみようよ!
大丈夫、必ず出来るから!
では次回、猿でも出来るリアディレイラー調整、を刮目して待て!