燃油価格高騰にも麻痺しはじめつつある感もありますが、給油機に表示される金額を見るたびにため息が出てしまいますね。

首都圏では移動手段の代替として公共交通機関を利用する人が増え、駅が混む分、道路は空いてる状態。

しかし、便利な公共交通機関のない地方では、依然として車に頼らざるを得ない生活を強いられています。せめてもの対策でエコランを実践している人もだいぶ増えてきました。

ところが!本人は一生懸命低燃費走行をしているつもりでも、トータルで考えると燃費が悪化しているような車もたくさん見受けられます。


「低燃費走行」とは、燃料をなるべく使わない工夫をして走ってやらなければならないわけですが、加速を緩やかにしたり、定速走行を心がけることが基本となります。とはいえ、一般道ではそれを鵜呑みにしていたら実際の低燃費には繋がりません。

視点を変えると、「低燃費走行」は「いかに止まらずに進むか」に掛かっているのです。言うまでもなく0km/hからの加速が一番燃料を食うわけですから、極力静止は避けたいところです。


しかし、都市部や市街地の多くの信号は制限速度で走ると1~2箇所ごとの交差点で止められるようにできています。加速を緩やかにするドライバーが増えると、制限速度に到達するにも時間が掛かり、確実に信号に引っ掛かるようなタイミングとなってしまいます。

信号に引っ掛かるということは、有無を言わさず0km/hになるわけですから、燃費極悪の0km/h発進を余儀なくされるのです。

つまり、ただヤミクモに加速を鈍らせても信号に引っ掛かっていたのではさらに燃費が悪化する、というわけです。間違ったエコランをされてる方に誰か教えてあげて欲しい。


自動車税、取得税、揮発油税、などなど、高い税金を払って走りにくい道路と無駄に多い信号を用意され、その流れの悪い道路と信号によって、さらに燃費を悪化させられ高いガソリン代を払わされる・・。悪循環極まりないですね。
千葉県柏市柏1丁目付近の市道で、27歳男性が運転する車が、酒に酔って路肩を歩いていた48歳陸自防衛技官に接触しそうになり「危ない運転をするな」などと因縁をつけ、車を降りた運転手を殴り倒した上に蹴り込んだ、という事件が起きた。

暴力は当然許されないもので、ましてや取り乱す程酒に酔って道を歩くことは人としてどうかとは思う。実際現場を見ていたわけではないので、事の真相は明らかではないが、この防衛技官の気持ちも解らないわけではない。


最近の話というわけではないが、やたら歩行者を軽視しているドライバーが多すぎると常々思う。

日本の道路には制限速度が遅すぎるんじゃないか、っていう幹線道路も多いが、住宅街などの生活道路では制限速度が速すぎるんじゃないか?っていう箇所も多くある。歩道と車道が分離されておらず、歩道という歩道もなく路肩から人一人分くらいのスペースに白線を引くだけ、といった市道はかなり多く存在する。そんな道でもかなりのスピードで通行する車が後を絶たない。

悪質なのは歩行者がいてもスピードを落とさず、年寄りがいようが子供がいようがお構いなしにスレスレを通過する車がいる。事故を起こさなければいいというものではない。歩行者に脅威を与えるような運転は、運が悪ければ取り返しのつかない事故に発展しやすいということを忘れてはならない。

年寄りが一瞬でもよろけたら。子供が発作的に横断を始めたら。見えない路地から自転車が飛び出して来たら。事故を起こしてしまう人達はこれらのような「まさか」に反応出来ずに人をひいてしまうのだ。起こした事故はどんなに償っても取り戻せないということを考えれば、狭い路地でスピードを出す事など決してするべきではないはずだ。


具体的には、中央車線のないような狭い道で飛び出しに対応できるのは、20km/h以下の速度と考えたほうがいい。ギリギリで飛び出されたら20km/hでも止まりきれない。歩道のないような道ではどんなに急いでいても30km/h以上は出すべきではないだろう。

歩行者も自転車も見えず、見通しが良さそうで、飛び出されても止まれそうな気がしている時が一番危ない。事故はそんな「気がする」時に起きているということを知っておきたい。加害者には「そこにいる人」が本当に見えていない時だってあるのだ。


ちなみに例え20km/hであろうと、歩いている時にスレスレを通り過ぎられるとほとんどの人が恐怖を感じると思う。この感覚は運転時と多きなギャップがあるのだが、十分な徐行をしているつもりでも、生身の歩行者には相当なスピードに感じる。10km/hでも人を1m以上跳ね飛ばす威力があるということもお忘れなく。打ち所が悪ければ簡単に死んでしまうのだ。

恐らく上記の事件も同様で、27歳男性は細心の注意を払ってやりすごしたつもりでいるのかもしれないし、防衛技官にはそのスピードでも恐怖と感じたのかもしれない。ドライバーは大げさなくらいスピードを落とすべきだし、防衛技官は酔いを覚ましてから歩き出すべきだったと言えよう。


横断歩道に人がいても止まらない義務違反ドライバーだらけの日本。そろそろ先進国並みの歩行者優先社会に成長して欲しいものである。

連休前からETCの危険性を訴えるメディア報道をちらちら見かける。


ETCは2008年初頭の時点で開始から7年が経過し、利用者も7割をようやく上回った状態。この手のブログをお読みになられる方にとっては「なにを今さら・・?」とお思いになられるかと思うが、普及してきたと実感できるようになったのはここ数年の話。


しかもここ数年で利用し始めた人達の多くが、滅多に高速道路を使わない層で、不慣れな人達と使い慣れた人達が入り乱れるためトラブルが多発している模様。利用の仕方にはっきりとした違いがあることが起因しているのではなかろうか。


滅多に高速道を利用しないユーザーは、バーの開閉のタイミングや距離感への不安や、機械任せのシステムに疑念を抱きながら慎重に進む傾向があり、速度は概ね規定通りの20km/h強な場合が多い。ルールとして決められているのだから、本来このような動作が基本とされなければいけない。


一方、毎日、毎週のように使う慣れたユーザーは、勝手知ったりで平均的に40~60km/hで通過して行く。



・・・。玉突きが起きるわけである・・。



そしてゴールデンウィークなどの連休ともなると、こうした不慣れなユーザーが群れをなして高速道に流入するので、様々なトラブルが予測されるため注意を促している、ということらしい。慣れないユーザーは徐行のタイミングが早く、バーの上昇のタイミングが合わず急ブレーキを踏む事も多い。さらにカード未挿入などの人為的ミスで完全停車する場合があるので注意が必要だ。



しかしこの問題にはユーザーのマナー以前に大きな原因がある。


それは受領システムの設置場所。ハイテク機器を扱いながら、まるでローテクな頭で考え出したような設置方法を行っている。


車載器をエンドユーザーに買わせる仕組みを取ったため、普及が遅れることを予測し、旧来の料金所に現金払いブースと併用してゲートを設置した。


そもそもETCは例え100km/hで走っていても間違いなく受領できるようなシステム。海外では多くの場合本線上に設置してあり、まさにノンストップ・ノンブレーキで受領が可能だ。


後発でありながら、何故日本はそのような仕組みをとらなかったのか?取りそびれを心配するローテク族のご老人達が一言を発したに違いない。その結果、停止を前提として設計された狭い料金所の通過を余儀なくされ、停止するかしないかわからない車両の後ろを走らなければいけなくなり、しかも不正・不備を感知するや超短距離でバーを降ろすという極めて危険な設備の利用をユーザーに強いる事になる。



キョウビ、ハイテク国家日本で料金の取り溢しなんてありえない。不備があれば後日請求を申し立てれば良いことで、不正があるなら1件あたり30万円以下の罰金という破格の利益アップに繋がるチャンスとなるわけです。日本にはNシステムというご立派な監視システムがあり、もっと賢く上手に使えば現状のような駄作を全国的に広める必要はなかったはず。前例を応用すれば良かっただけのことにどれだけ無駄な費用を垂れ流してきたことか・・。


ちなみに現行システムでも不正(未納)通行者は年間数十万単位(恐らく多くは常習犯)で発生しているらしい。いかにハイテクを上手に使えていないかが計り知れる。幼稚な昇降バーなんか付けるからナメられてしまうのだ。「不正通行罰金30万円」という看板があれば十分だ。



そもそも料金なんか取らずに一般国道化してしまえば無駄な投資もいらず、問題にすらならないこと。何度も言うが道路で儲けようとするのは今すぐにでも止めて欲しい。