OSJトレイルランニングシリーズの第1戦。以前から気になっていた大会でしたが場所が遠いことから参加することはないだろうと思っていました。
1月31日に地元で開催される勝田マラソンに出場予定でしたので、それに向けてトレーニングを積んでいました。ところがその日が出張と重なり参加できないことに。
モチベーションを保つために同じ頃に開催される大会を探していたら、まだエントリーを締め切っていない大会が一つだけありました。それが「奄美ジャングルトレイル」。
そのとき自分の鼓動が一瞬早くなったのを感じました。そして調べるとLCCを使えば片道1万円以内。月曜日だけ休めば充分に参加可能。宿泊代もビジネスホテル程度。と条件が揃いました。
そして、家族に報告するよりも早くエントリー。
飛行機の予約をしようと調べるとLCCのバニラエアだと受付時間に間に合いそうにないためJALの早割で予約。これがよかったです。なんとバニラエアは当日欠航となりました。
13日(土曜日)から二泊三日の日程ですが、前日の12日は東京出張に。そのまま東京に宿泊し、スーツ類はゆうパックで自宅に送り羽田空港へ。
フライトは予定通りしかもクラスJにしたためゆったりとくつろいで奄美へ。
奄美空港に着くと島内の交通の要らしい島バスに乗って名瀬市内へ。天気は曇りのち雨。
ホテルにチェックインを済ませると受付会場へ。受付と簡単なコース説明を聞くと、腹ごしらえのためホテル近くの鶏料理の店「てっちゃん」へ。入口はハブの模型がそびえています。
お目当ての「鶏飯」と黒糖焼酎を頼みました。普段はレース前は飲みませんが、奄美の魅力に負けてしまいました。奄美の鶏飯は細切りの鶏肉、錦糸卵、しいたけ、海苔などをご飯に乗せ、鶏スープをかけて食べるお茶漬けタイプの郷土料理。あっさりしていますがスープの出汁に鶏の旨味が凝縮され、なかなかいけます。ご飯もおかわりの分まであるのでレース前の食事に最適です。
レース当日は、地元のコンビニ「123マート」で買ったおにぎりと味噌汁、バナナを食べバス乗り場となる名瀬小学校前へ。1時間ほどでスタートとなる宇検村につきました。
宇検村長のあいさつもあり、人口は1800人程度の村らしい。
スタート前の写真撮影で前から2番目に立つとそのままスタートラインに立ち2列目からスタート。
スタート直後は約5キロロードの登り。下りでは何人かをパスするが登りでは抜き返される。なので同じ人を抜いたり抜かれたり。10キロ地点の通過が1時間弱。
その後約14キロ地点のエイドステーションは水だけなのでそのまま前進。
20キロ地点は1時間56分。キロ6分のペースを保ちます。
約26キロ地点の第一関門では蒸しパンのようなものとタンカンという柑橘類を補給しリスタート。
30キロ地点は2時間58分程度なんとかキロ6を保つが、ここの区間は登りが続きペースが落ちてきているのが体感できました。35キロ地点がちょうど3時間半だったのでキロ6のペースはここまででした。
気持ちを切り替え、金作原という大型広葉樹が多い場所なので一番ジャングルらしいところでした。写真を何枚かとりながら走り、なんとか進みます。
第二関門でもタンカンをいただきました。とてもおいしくお土産に買っていきたかったのですが現在島外に持ち出し禁止らしく断念。
ラスト5キロぐらいになるとやっとトレイルに入りました。なんとここまでは林道かロード。もちろんアップ&ダウンはありましたがトレイルらしいところは初めてです。もう脚もパンパンなのでトレイルを楽しむことができませんが、ペースを上げると濡れた岩場で足を滑らせステーン石の上に肘をつきヒヤっとしましたが擦り傷だけですみました。
その後50キロ地点を過ぎると、やがて視界が開けやっと海を見ることができ、階段を下り、ゴールとなる名瀬小学校へ。