看護学校の頃、全寮制で、普通は、門限20時だったので、
ライブに行く時は、外出許可願いを舎監さんに提出して、外出してた。
だから、ライブの日はわたしにとって、特別だった。

看護学校の頃、音楽とか、漫画とかで、好みが同じな友達が一人いた。
彼女はいつも、授業中でも、机の下で、文庫本読んでる大人な感じの
友人だった。

私達は二人ともその頃、RCサクセションが大好きで、ライブに行ってた。
いつもは、物静かな友人が、ライブの時は、
「キヨシロー!!キヨシロー!!」って
大声で隣で叫んでるのが、驚きだった。

ドイツに留学したいからと、東京でドイツ語を勉強するために
東京で就職してしまった。
そのお別れの時はかなり、淋しかった。
同じものが好きな人が遠くに行ってしまったから…
ライブに一緒に行って、叫べなくなったから…


今、彼女は東京の大きい病院で師長さんしてる。
自由が大好きだった彼女がねって…

あれから、30年経ちゃった…

キヨシローは最期まで、ライブしてた。
たくさんの人に勇気くれてた。
素敵な人生だ。


キヨシローにナマステ…


あの頃、一番好きだった歌…