先日、マキタの純正18Vバッテリーの修理をしたんですが、その際に純正ではない互換の18Vバッテリーも調べてたんです。
調べた理由は、同じく充電不可の状態だったから。
その際に、互換バッテリーの充電不可の理由がわかりました。
リチウム電池の接点のスポット溶接部分が外れてました。
他の電池も、4個のスポット溶接のうち2個が外れてたのが3個ほど、状態はあまりよろしく無い。
過去にも汎用のバッテリーは同じようなことがあり、ハンダを試みたことあるんですが、熱の問題なのか材質の問題なのか、接合は出来ませんでした。
こういう不具合が起きるんで、純正バッテリーに切り替えたんですが、スポット溶接が気になってしょうがない。
・・・と、いつものように散財王はあまり考えることなく、安物のスポット溶接機を購入しました。
これを選んだ理由は、レビューの数が多いという無難な選択。
ニッケルメッキシートなるものが、付属品として同梱されてたので、小さく切って練習。
溶接の強さは1~11段階。
最適な強さは9段階でした。
9段階で張り合わせたニッケルメッキシートは、手で思いっきり引っ張っても大丈夫な強度。
写真は溶接の瞬間を、動画撮影にて捉えたもの。
画角が悪く、他の説明用に画像は使えませんでした・・・。
さて本番。
ん????
外れた部分を、パワーを11段階の最高にしても溶接できません。
明らかにパワーが足りない感じ。
汎用のバッテリーに使われている接点のシートは厚さが0.2mmぐらい。
Amazonサイトで確認すると。購入したスポット溶接機は、0.1~0.15mmのものでした。
ああ・・・やってしまった。
しょうがないんで、付属のニッケルメッキシート(0.1mm)を短く切って、電池にスポット溶接し、それを元のシートにスポット溶接しました。(溶接は最大の11段階)
写真では見えにくいと思います。
まぁ、考えてみれば、最初に付いていたシートを全部外して溶接すれば良かったんですが、とりあえずこの状態で通電は問題ないはず。
・・・でしたが、テスターで調べると電圧が変で、再度調べたらスポット溶接したシートが浮いてました。
一度溶接した同じ点を2回繰り返すと、なんとか溶接できました。
電圧は安定。
充電できなかった状態から、充電可能に。
しかし、数分後に見にいったら充電完了状態。
エラーはおきてませんが・・・。
少し充電ができただけ。
やってしまいましたねー。
多分外れていたリチウム電池は計測はしていて、大丈夫と思ってましたが・・。
充電式扇風機にセットしてみて、動作は問題ありませんでした。
しかし・・・。
不安の残るまま使用できないんで、電池を外して電圧を計測。
外れていた電池ではなく、別のがダメになってました。(外す際に電池に穴を開けてしまったようです。)
散財が散財を呼ぶ悪循環になりそうで、ここでこの事は忘れなければなりません!
・・・・。









