船外機のオイル漏れの件です。

 

木曜日に部品が手に入り、クランクシャフトのオイルシールを外そうと悪戦苦闘。

 

裏技でオイルシールにネジを差し込むと、簡単に外せるという情報でやってみたもののうまくいかず。

 

金曜日の夜に工具を購入してきました。

 

 

ストレートのシールプーラーシャフトタイプ。

 

Amazonでも販売してますが、ストレートの店より300円ぐらい高いかな。

 

 

もともと、シール外しは持ってましたが、シャフトが付いている状態で外せず、このストレートの工具はかなり期待できます。

 

 

 

土曜日の本日朝6時より作業開始。

 

差し込んで、テコの要領で簡単に外せると思ったら、全然取れてくれない。

 

 

フチのゴム部分が千切れる感じ。

 

でも、少しづつ上がってくる。

 

何箇所も千切れることお構い無しにやったら、ようやく外れてくれました。

 

 

どうせ使うわけではないから、外れてくれて感謝。

 

ストレートさんにも感謝。

 

クランクシャフトの出ている部分のサビが気になり、耐水ペーパーにオイルを付けて磨き、新しいオイルシールを打ち込みました。

 

 

これで、オイル漏れはしないはず。

 

 

ガスケット類はもちろん新品に交換し。

 

 

クランクシャフトに差し込むドライブシャフトの連結部分には、テフロングリスを塗ります。

 

 

昔、インペラの交換をするため、ロアケースを外そうとしたけど、ドライブシャフトが固着して全然動かなくて、1週間ぐらいかけて外した事があり、ここは普通のグリスでは熱で流れるんで、テフロングリスを使うということを知りました。

 

そんなで、オイルを入れてロアケースを組み込み、シフト関係・電気関係を仮組みして組み立て終了。

 

 

今日は孫の野球の交流大会があり、急いで試運転。

 

 

セルモーターが回らないハプニングがありましたが、リレー部分をショートさせてセル回して始動。

 

大量でないものの水に、ほんの少しオイルが混ざってます。

 

作業時にしっかり洗浄しなかったためかは、野球の試合観戦後に確認することに・・・。

 

夕方に自宅に戻り、ロアケースを外してドライブシャフトハウジング内をパーツクリーナーで綺麗にして、また始動させてから確認。

 

手前は排気部分で、奥に見えるのはドライブシャフト周り。

 

 

水滴は付いてますが、オイルは全く確認できません。

 

修理前は、漏れたオイルがつたわってました。

 

 

これで修理完了か?

 

セルモーターが回らないため、配線関係の見直しをしないといけないが、それよりも・・・。

 

 

ロアケースのギアオイルを抜いてみました。

 

僅かに水の混入があるのか、白濁が確認できました。

 

もしかしたら、インペラ近くのオイルシールからもオイル漏れがあるのかも?

 

 

今回の修理ですが、今シーズンもう一度浮かびたいというのもありましたが、オイル漏れの原因をハッキリさせたかったんです。

 

ひとつの目的は達成できました。

 

そして、もう一度浮かびたいというのは諦めます。

 

実は新品の船外機を注文し、支払いも終わって発送を止めてもらってました。

 

発送を止めてる理由は、注文しても入荷まで時間がかかるみたいという情報から、業者に入荷予定を調べてもらったら、1台だけ在庫あるみたいで「商品を押さえますか?」と言われて、もう成り行きで注文したものの、修理部品も入ってくるし修理をして満足してから、船外機の入れ替えを考えていたんです。

 

明日も野球の観戦があるし、これ以上この船外機に手を加え無いことにします。(廃棄の予定でしたし)

 

そういうわけで、新品の船外機の入れ替え作業も自分でやるんで、暖かく見守ってください。