今日は金曜日なんで、休みにしてボートトレーラーの10回目のユーザー車検をします。
1週間ほど前に、軽自動車検査協会に車検の予約を入れて、先週からトレーラーの整備をしてました。
ボートを積んだままでは車検は受けられないんで、カーポートに必殺技でボートをぶら下げて、整備をしてました。
予約は午後ということにしたんで、朝は車検の時には必ずやるハブの分解掃除。
2年に一度やる必要はないんで、左右交互にやってましたんで、4年に一度になります。
今年は左側の順番。
ベアリングプロテクターを外して、グリスの確認。
ゲロゲロ。。。
この色はかなりヤバイ状態。
部品を外します。
洗い油をコンプレッサーで吹き付けながら、部品の清掃。
手前側のベアリングは、異物が入ったのか傷がついてました。
これは交換決定です。
ベアリングは前後に2個入っていて、奥側にも傷がついているけど、問題ないかと思ったけど、両方交換です。
右が使用済みで、左が新品。
右の上下に線のような傷がわかりますかね?
これがベアリングで、これを受けるレースというセットになってまして、面倒ですがレースも取り替えます。
古いのはマイナスドライバーを金槌で打ち込んで外し。
新しいのは、30センチほどの単管パイプで打ち込みます。
前後交換完了。
サビが気になるんで、ベルトサンダーでサビを落とし。
さびチェンジで黒錆に。。
これに奥側のベアリングをセットしますが、たっぷりのグリスを塗り塗りして、オイルシールで塞ぎます。
それをシャフトに差し込んで、グリスガンでグリスをガンガン入れます。
タイヤを装着して、ベアリングを入れてナットで止まるんですけど。
ナットをどのくらい締め付けたらいいかというと、タイヤが手で回るか回らないくらいのキツめ。
締めたら新品の割りピンを刺して、ベアリングプロテクターを叩いてセットし、グリスアップして終了。
もちろん、はみ出したグリスは拭き取ります。
今回は、ベアリングの異常を発見できて良かったですが、実はこの左側は4年前もベアリング交換してます。
ソレックスのトレーラーのハブは、私的には設計ミスと言うか不良品だと思います。
かなりな頻度でベアリング交換してますから・・・。
でも、4年ほど前に友人の別のメーカーのベアリング破損という、最悪の事態も目にしてます。
土曜日の夕方に、「トレーラーのハブが壊れて、走行不能なんだけど原因はなんだろう?」という電話が男鹿から来たんですが、聞くとどうやらベアリング破損による故障のようで、見にいきますか?と話したけど、保険で運んでもらうとの事で、「これからビールを飲むけど、本当にいいんだな。」と確認してビールを飲んだら、「保険では15km以内の整備工場しか運んでくれないらしい。」とまた電話があり、3時間走って迎えに来てもらってから、また男鹿に向かい夜中の12時過ぎにベアリングの交換して、牽引しながら家に送ってもらった経験があります。
このときには、私のスキルと予備のベアリングを持っていたのが、そのトレーラーに合っていて、たまたま応急処置ができましたが、通常はクレーン付きの4t車で持ち帰るしかない状態でした。
このベアリングは、業者でもオーバーホールまでしてチェックしてくれないんで、ホント怖い話です。
話は戻して、アスクルシャフトがサビサビだったんで、サンダーでサビを落としてさびチェンジを塗ったんですが、黒くなって目立つ。
数年前に購入していて使っていない、亜鉛メッキ補修用の塗料を発見。
これで塗ってみました。
いい感じに修復。
大体の整備も終了して、役場から仮ナンバーを借りてきました。
実は車検が切れたんです。
軽自動車整備協会へ出発!
到着すると、意外に混んでいない。。。。
混んでいないと、検査が厳しくなるんだよなー。。。
でも、検査は問題なしでした。
・・・が、点検簿で何度もやり直し。
トレーラーの整備項目は、軽自動車と違って独自に作成して提出して、前回までは問題なく通ってましたが、今回の検査官は厳しいこと厳しいこと。。
独自のではなく、車屋の点検簿をトレーラーに合わせて次回からチェックしてくださいと言われました。
金曜日の午後の車検は本来は混んでて、結構色々とスルーされるんだけど、今回は運が悪かったな。。。。