先日の記事で話題にしたポータブル電源(MPS3000)で、気になったこと。
購入時の価格は37万円ほどらしいが、現在は40万円ほどのメイホーMSP3000。
パネル表示では、1000Wの負荷で40分ほどとなってたけど、このモバイル電源のバッテリー容量は1920Wh。
おかしいとメーカーのHPをみたら1000Wで1.6時間となってました。
バッテリー容量が1920Wなら、ロス分を入れても40分ということはないよな。。
少し気になって、自作のポータブル電源でデウォルト掃除機を動かしてみた。
パネル表示は?
1.2kwとなっているんで1200Wかと思ったけど、もう一つの表示に注目。
11.5v-110Aとなってます。
W(ワット)計算すると、11.5V×110A=1265Wとなりますから、1.2kwの表示は
切り捨てした状態で、1265Wが正解かと思います。
ここで掃除機の性能表を見てみます。
掃除機の消費電力は1100Wとなっている。
1100Wなのに1265Wを使用している?
なんですが、インバーターのロス分を含めたら1265Wは正解ですね。
レノジーのバッテリーモニターは、やっぱり優秀だ。。
そう考えるとメイホーのMSP3000は、本当に40万円の価値があるのか?
私の自作品と比べてみました。
こんな感じになります。
自作の価格の算出。
これ以外には、ケーブルとかサーキットブレーカーとか、もろもろ入れても14万ぐらいで作成できる。
3000Wの出力だから?
調べてみたら、恐ろしいことに気がついた。
自分が作成したポータブル電源は、2000Wの出力ができないことを。。。
理由は搭載しているバッテリーが100Aだから。
100Aバッテリーというのは、12Vで100Aの容量を持ったものという認識しかなかったんだけど、使用しているバッテリーの仕様書を調べてみると。
「最大連続放電電流:100A」となってます。
12Vで100Aなので1200Wが最大。
レノジーに限らず、他のバッテリーを調べてみたけどそういうことみたい。
ああ・・・認識不足。
よって、正式な比較表は。
本来の性能を発揮するためには、同じ100Aバッテリーをもう1個搭載しないとならないというわけ。
いやー、知識の無さが露呈しました。(笑)
そういえば、前に1400WのIHコンロを使った記事書きました。
1400Wの出力に満足みたいな書き込みしてますけど、検証してみたら1400Wの出力なんてできてませんでした。。やっぱり。。(動作は問題ないみたい)
さて、話は戻って3000Wの出力のポータブル電源を作るには、100Aのバッテリーを3個搭載すればいい。。。となるわけで。
問題点1=もはやポータブルと名乗れない。
問題点2=充電に時間がかかりすぎる。
3000Wの出力が必要か?
仕事であれば、エンジン式でいいわけで。。。。
私の場合も1200Wで事足ります。
・・・と。知らないということは恐ろしい。。。