息子、大阪へ | 清々と

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46歳のおばさんの日常日記です

昨日7/6のこと。


大学生の息子は大阪へ行った。

目的は、ミュージカル鑑賞。

推しが出演するミュージカルに行こうと、東京でチケットを取ろうとしたが取れず、思い切って大阪まで行くことを決めた。


ところが、昨日はどうしても休めない大学の授業があったらしい。

本当は安く高速バスを使って行きたいところを、授業が終わって急いで東京駅に向かって新幹線に乗る方法しかないと。

それでもかなりギリギリ。


でも、新幹線なら学割でいくらか安くなるしということで、前日に学校の最寄り駅のみどりの窓口で新幹線のチケットを購入してきていた。


その新幹線に乗り遅れたらもうミュージカルの開演時間には間に合わないから、息子も必死。

学校から東京駅までの道のりを何度も何度もシュミレーションして、これなら多分行ける!と自信を持って家を出ていったのに…。



なんと停電による新幹線運転見合わせ…ゲロー


仕事の昼休みに何気なくスマホを見ながらお昼を食べていたら、そんなニュースが目についてしまった。


すぐに息子にLINEすると、息子はちょうど東京駅に向かっている電車内だったようだけど新幹線運転見合わせのことは知らなかったらしい。


息子も慌ててニュースを見て、絶望していた。


「え、これもう俺新幹線乗れない?」


その時点で時刻は13時過ぎ。

予定の新幹線に乗れなければミュージカルには間に合わない。

でも予定の新幹線が動くかも分からない状態で東京駅に向かっても、多分駅も大混雑してるんじゃないかな…。


私は息子にある提案をした。


「飛行機で行く?可哀想だから飛行機代出してあげるよ。」


新幹線がだめかもしれないと思った時点で、私は飛行機のチケットを検索していた。


当日の搭乗だからチケット代は決して安くはない。

でも、あれだけ楽しみにしていていろいろシュミレーションまでして行くつもりでいたのに、こんなことで行けなくなるなんて可哀想過ぎる。


息子は値段を見て、高すぎるし申し訳ないからいいと言ったけど、


「いいから!」


と急かして飛行機のチケットを買わせた。


家族で飛行機に乗ったことは何度もあるけど、1人でチケットを買って1人で空港まで行って1人でチェックインするのなんて初めてだから、ちゃんとできるのか不安で不安で、いつもは休憩が終わるとスマホはロッカーに入れてしまうけどこの時だけはポケットに忍ばせていた。


その後、息子から無事に飛行機に乗って伊丹空港に着いたとLINEが来た。

ああ、よかった悲しい


伊丹空港から会場までもスムーズに行けて、ミュージカルにも無事間に合ったようだ。


息子から何度も何度も「ありがとう」「本当にありがとう」とお礼を言われた。

ちゃんとありがとうが言える大人になっていてよかった笑い泣き


夜は、私があらかじめじゃらんnetから予約してあげていたホテルに一泊。

このホテル予約も、じゃらんnetで使えるリクルートポイントがたくさん貯まっていたのでとても安くなった。


こんな思いをしてまで行ったミュージカルは結局どうだったのかな。

土産話が楽しみだな音譜