おはようございます。ロボでございます。
昨日は小学校AEDを使った救命講習を受けてきました。
実は6年前にも講習受けてたんだけど、その時は赤ちゃん~幼児向けでした。
※乳児→幼児は内容が違うので必要な人はこちらをどうぞ
今回は成人向けの講習です。
先生は消防署の隊員の方。
時間ギリギリで到着したけどほとんど人がいなくて、
あれ???
受付しようとすると、名前を名乗る前に
「ロボさんですね?」
「はい。 え、なんで分かるんですか?」
なーんと、希望者がロボを含めて3人だったのです
しかもロボ以外の人はおじいちゃん1人、おばあちゃん1人。
おーとっと。どちらかというと救護される側なのでは?
と失礼ながら思ってしまったわ
にしてもこんなに少ないなんて驚き
ロボ的にはAEDなんて、
いつ突然使う場面が訪れるかわからないから1年に1回くらい触っとこ。
という感覚で申し込んだんだんだけど。
小さい子がいたり、仕事してるとなかなか来れないのかな?
ロボが受けたからには少しでも拡散すべく(自分の覚書にも)
ブログに残しますよ。
倒れてる人を発見したら
①声かけて意識確認。胸の動きを見て呼吸の確認
・意識がある人は返事をする。目的のある動きをする。
なければ
②助けを呼ぶ
誰もいなければ自分で119通報
③救急車を呼んでもらう。AEDを持ってきてもらう
②③の時には胸骨圧迫開始
早さはもしもし亀さんとかアンパンマンマーチのテンポ
胸の真ん中を、
重ねた両手で、
強く、早く、絶え間なく
肘をまっすぐに伸ばし、
手の付け根部分を当て、
少なくとも5cm胸が沈む強さで。
※人口呼吸はしなくてもそんなに変わらないらしいです。
それより胸骨圧迫を止めないことのほうが重要みたい。
AEDが届いたら
①電源を入れる
・胸骨圧迫をしてる人とは別の人がする。
・準備中もずっと圧迫してる。
②ガイダンスにそって電源パッドを貼る
・粘着が強いのでパッド同士がつかないように1つずつ貼る
・心臓を2枚のパッドで挟むように貼る
(小児だと胸と背中で挟む場合もあるそうな)
・濡れてる場合、汗をかいてる場合は拭いてから貼る
・湿布等邪魔なものは剥がして薬剤を拭いて貼る
・ペースメーカーがある場合は避けて反対の対角線に貼る
・ネックレス等があれば首の後などによける
③AEDから電気ショックを与える指示が出たらボタンを押す
・だれも傷病者に触れないように声掛けする
④胸骨圧迫再開
という流れでした。
あとは繰り返し。
知らなかったけど、
AEDって止まった心臓を動かすものではないみたいですね。
逆に止まっていたらショックを与えないらしいです。
だからAEDがショックは必要ないって判断しても心臓が動いてるってことではないので、
胸骨圧迫は救急車が来るまで止めちゃだめみたい。
じゃあAEDは何の為?
突然心肺停止するのって痙攣によるものが多くて、
そのピクピクをショックで止めるだけみたい。
痙攣が止まれば心臓が動き出す人もいれば、動かない人もいる。
どっちにしても、
本人が話しだしたり、普段の呼吸が戻らない限りは胸骨圧迫を続けることが重要らしいです。
ーおまけー
質問タイムがあったので、喉に物が詰まって息ができてない時は?
と聞いてみました。
①咳をさせる
②胸骨圧迫の時のちょうど反対側辺りの背中を叩く
③みぞおち当たりを胃を押し上げるように後ろから持ち上げるように押す
と言われましたが、③番目は妊婦や子供には危険みたい。
①②で何とかするのが一般的みたいですね。
ちなみに掃除機で吸うのは迷信らしい。
余計に奥に押し込むからやめてくださいとのこと。
と話している中、
最初4,5人いた消防隊員の人は緊急連絡で1人残して出動していかれました
最後の締めで、
やり方を知ってるだけでなく、
実際に倒れている人を見つけた時にすぐに声を掛けることができるかどうか。
それが一番大事だとおっしゃっていました。
いざという場面に遭遇したくないけど、その時に動ける人になりたいな。