「―――おい」
「…なに?」
もし、お前が、
ナユンの生まれ変わりなら…
「――――― いちご…」
「うゆ~♪」
笑顔で、俺を見て言うコイツ。
「ナユン……っ」
「あ、れ。なんで泣いてるの?」
会いたかった……
「ナユンなんだろ…?そうだろ……?」
「…オッパ。早くわかめスープ作ってよ」
話しを逸らそうとする、コイツの肩を掴んで
歯を食いしばって、じっと見つめると
明らかに驚いたように、動揺して目をキョロキョロさせてる。
「会いた…かった…」
「オッパ…・…っ」
強く強く、抱きしめた。
いちご、うゆ
2人が好きな飲み物。
いちご牛乳が大好きだった俺達は
2人にしか分からない合言葉を作った。
誰もわからない、
なのに、コイツが知ってるのは
コイツは、ナユンだから……
「苦しい…です…」
やっと、会えた……
「イケメンな男子に生まれ変わったな……」
そう言うと、はぁ。と溜息をつくナユン。
「――――レンタルです。」
ハッキリ、でも小さく、そう呟いた。
「―――人間レンタル。
どうしても会いたい人がいるときに
一度だけ、使えるんです。
イ・ドンヘさん。地球上に存在する人。
このからだを わたしは1日だけ、貰ったんです。」
意味が分からない俺は、
ただじっと俺を見て喋るナユンを俺も見つめ返していた。
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