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本日の活動 

 

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◆ 地域の役員幹部の会合。

 

よくある話が飛び交います。

過去の歴史、やり方がどうだとか、こうだとか、

新しいやり方がどうだとか、こうだとか。

 

◆ 考える雛型を整理。

 

即断即決即実行を支えるツールの整備。

以前に見たことがありましたが、

その時は何のことか理解できずスルー。

今になったようやくその必要性がわかりました。

 

◆ オンラインの学びを3種。

 

◆ 読書。

 

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本日のよきこと 

 

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◆ 日々、トレーニング。

 

つくづく、そう思います。

これを愚直に継続する。

 

継続の中に自分が知的興奮をおぼえる

学び、気付き、発見、驚き、思いつき、ひらめき、

があります。

 

今日も継続の中にそれらが沢山ありました。

ありがたいことです。

 

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本日の学びは、 

 

 『適材適所の本質』です。 

 

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◆ 適材適所。

 

適材とは、

その場に求められる能力をそなえた人物。

 

適所とは、

その場に求められる能力をそなえた人物を

その能力が発揮できるように配置すること。

 

ですね。

 

要するに、その現場で活躍できる人を配置するということ。

 

◆ これは、年齢が適しているという論点ではありません。

 

アイデア出しの現場であれば、

必ずしもその業界の社会人である必要はなく、

 

つまり、

 

その業界経験が長くて、

酸いも甘いも嚙み分けた人でなくて、

 

大学生や、もっと言うなら、小学生の方が

適していることもあるわけです。

 

他にも、最初にサービスに触れた時に何を感じるか?

を研究しようと思うなら、

業界人は避けた方が良いですね。

 

そのサービスに初めて触れる人で、

▼まだ問題を抱えていない人

▼将来、問題を抱えそうな人

▼問題をすでに抱えていてサービスを探している人

▼問題をすでに抱えていて他のサービスに不満な人

▼問題をすでに抱えている人を顧客としている価値提供側でサービスを外注したい人

などが適材になるわけです。

 

◆ 適所を考える場合に注意したいのは、

その場所にある文化を把握することです。

 

相手が機械であれば、

その時点の構成を把握するだけでも良いかもしれません。

 

しかし、

だいたいの場合において、

相手は「人」でしょう。

 

そう、感情を持つ「人」であり、

曖昧さが大好きな「人」であり、

変わることが嫌いな「人」です。

 

自分が過去の側の立場だった場合、

他者が新しいことをやり始めるときに、

何を思うかです。

 

これは「斟酌」ではなく、

当然のこととして把握する必要があることであり、

自分の中の「バイアス」に気づくことでもあります。

 

▼歴史、経緯

▼実施済みのトライアンドエラー

▼やりたいこと

▼やってはいけないこと

▼人間関係

 

◆ と、このような構造になっているので、

特に代替わりの場合、かなりの注意が必要なわけですね。

 

ただ単に、先人に感謝する、、、

だけでは済まないわけです。

 

そもそも、

日常からその場を正しく理解するように、

全方位的に把握するように努めることが大事ですし、

過去、現在、未来の時制における内外の環境も大事です。

 

代替わりの過渡期は当然のこと、

代替わりが見えていなくても、

ここを押さえているかどうかが、

 

リーダーシップが効くか効かないかの

分水嶺です。

 

ここを外すと、

どんな優れた人材でも、

リーダーシップが機能することはありません。

 

◆ 言い方を変えるなら、

 

適材適所とは、

現在時点の時制における「能力×タスク」の最適な組み合わせ、

ではなく、

 

そもそも、

その場の理解をしようとする意思が強く、

つまり、その場が好きか、好奇心が強く、探究したい気持ちが強い人で、

かつ、その前提での行動が常態である人が、

 

日々、諸々の環境を積み上げて構築していることなのでしょう。

 

◆ さらに言い換えるなら、

 

前者は、表面的な問題対処型、

後者は、本質的な文化形成型、

 

うさぎとかめで例えるなら、

前者は、勝つことしか考えないうさぎ、

後者は、そこに行くことに意味を見出すかめ、

 

昨今のワードで言うなら、

前者は、AI、

後者は、人間、

 

というところでしょう。

 

◆ 話を収束させると、

 

「適材適所」とは、

 

その言葉をいつ使うのか、

その言葉を使ったときに何を意図しているのか、

その言葉で語られる環境をどうしたいのか、

 

が大事になるということ

 

現在の状況を表現するために使うようであれば、

その意図として成果を出したい意図なら、

端的に言って「時すでに遅し、、、」。

 

今さら「能力×タスク」のベストマッチをしたところで遅いですし、

そんな文化で絶対的に優れた成果は出ないでしょう。

せいぜい相対的に優れた成果レベル。

 

そうではなく、

常日毎から、

その場を積極的に把握し、

積極的に深めていく、

その常態こそが、

適材適所の本質。

 

そこに現在時点のハードな能力はあまり関係しません。

その人そのもの過去から未来まで考慮した、

ソフト能力こそが大事。

 

で、その上にリーダーシップを発揮する。

これが本質。

 

<まとめ> 

 

◆ どうも現在時点の現象に引っ張られている。

 

◆ そもそも論から考えると見えてくるものがある。

 

◆ 「適材適所」も同じ。

 

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本日の造語、比喩

 

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「人間だもの」

 

会合等で話をすると感じます。

機能を果たすことと、

それを駆動する人間。

 

人間だもの。

いろいろ、ありますよ。

 

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本日の問い

 

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「10年前は?10年後は?」

 

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Stay hungry, 

Stay foolish!