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本日の活動 

 

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◆ 大学時代の同期と会食。

 

10年ぶりくらいに会う同期も含んでの、

大学生の同期との会食。

現況報告と過去の話。

そこから学べることは非常に多い。

 

◆ オンライン学習を1本。

 

◆ 読書。

 

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本日のよきこと 

 

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◆ 濃密な時間を過ごすと、

その仲間とはどれだけ時間が経過しても、

そのときに感覚が戻ってきて、

同じテンションで話せるものです。

 

その感覚を呼び起こしてくれる人は、

この世にはこの仲間たちしかいない。

 

めちゃくちゃ貴重な仲間だし、

めちゃくちゃ貴重な時間だし、

この時間がものすごく心地よい。

 

今後もそれは作り得るし、

濃密な時間を過ごすことを

継続していきたいと強く思った次第。

 

久しぶりに同じ時間を過ごせたことに感謝。

 

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本日の学びは、 

 

 『で、ドラえもんを観た』です。 

 

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◆ 昨日、書いたのは、

 

【04785】ドラえもんに会ってみた

 

です。

 

自分のやりたいことを瞬時に叶えてくれる機械。

それはドラえもんそのものであると。

 

そして、ドラえもんがそこに居るときに、

のび太くんたちは何をどう考え、どう行動しているのか。

 

◆ なので、本日は、ドラえもんの劇場版を、

Amazonプライムで視聴したわけです。

 

あれだけ書いたら、

見ないわけにはいかなですから。(苦笑)

 

で、どうだったのか。

 

◆ 世間一般にドラえもん好きが見ている視点とは、

大きく違っていると思いますが、

やはり、ものすごく考えさせられました。

 

自分が注目していたのは、

のび太くんが「今の問題を解決するための便利な道具ないの?」と「問い」をデザインする、

それを瞬時に叶える道具をセレクトして出すドラえもん(=ChatGPT GPTsのセレクトと言ったところでしょうか)、

 

そして、、

 

▼どのような成果を出すか、

▼そこにどんな感情が生じるか、

▼その行間に何が見えるか、

 

です。

 

◆ さすがのび太くんは、

「問い」のデザインセンスがよいですね。

 

根っからのめんどくさがりな設定がそうさせるのか、

面白がる性格も非常に良い。

 

で、

 

そこでドラえもん(=AI)が出した秘密の道具は、

のび太くんが純粋に使い始める。

素直に。

 

それは自分の不都合をクリアするためのものなので、

早く使いたい気持ちもあるからでしょう。

 

それを使ってみたら、、、どんな問題が出るか、

どんなデメリットがあるか、、、

とは考えません。

 

まず、試してみるわけです。

(最初はこの姿勢が大事ですね)

 

で、

 

あるとき魔が刺して違った使い方を始め、

大きな失敗になって終わる。

 

そこで学ぶ。

 

◆ 今回は劇場版のため、

単純なオチがついて終わる各回のショートストーリーとは、

若干の違いがありました。

 

今回観たのは、

自分たちがドラえもんと共に、

地球に侵略してくる機械集団と戦う、

というもの。

 

道具を上手く活用して、

地球侵略を阻止していたのですが、

その力も尽きくる。

 

しかし、最後は、愛情、友情等を大事にするが故に、

当初、敵だった相手も重要な役割を果たし、

地球侵略を阻止できたとなりました。

 

◆ AI(=ドラえもん)と人の在り方の考察。

 

AIがあるが故に生まれる世界がある。

 

創造者が便利になるであろうことを想像し、

社会の「不」を取り除き、

 

本来のあるべきハッピーを実現するために

創意工夫し、創造した世界。

 

最初はその恩恵を十分に享受するわけです。

 

◆ その時点で、

そこに欠けているものは何か?

 

そう、

 

単なる快楽のみなわけですね。

「ええじゃないか」ならそれでいい。

 

しかし、そうではないことに、

薄々気が付いてはいるんですよね。

特に、しずかちゃんあたりが。

 

しかし、

 

それでも「ええじゃないか」と

のび太くんは、浸り続けるわけです。

 

AIを駆使して楽になるのは良いことであると。

これって楽しいじゃないかと。

 

◆ それによって生み出された世界で、

何をするのか。

 

そこに何もないなら、

さらに、その楽な世界が堕落を呼ぶだけなら、

不便な世界、非効率的な世界にある「努力し、プロセスを楽しむ」世界観に

戻れる強さが欲しい。

 

便利さよりも、プロセスを楽しめる人間性を選択する、

人間的な人間ですね。

 

もちろん、便利がある世界観でさらにハッピーを追求する

プロセスを楽しめるのがよりよい世界観です。

 

◆ 「ええじゃないか」の世界観の拘束から逃れるのは、

敵襲があったとき、、、となります。

 

今回なら、機械軍団が地球侵略を開始する(=AIが人間が不都合に感じる方向に動き出す)、

その事実を知った瞬間です。

 

そうなってから、

ドラえもんの秘密の道具(=AI)のうち、

使えるものを使い切って何とかしようとします。

 

ときには、

その問題を引き起こした道具(=AI)を使用不能にして、

従来の世界と新しい世界のインターフェイスを断つわけです。

 

◆ しかしながら、

 

一旦動き出した新しい世界は、

そこで自己増殖、自己進化の仕組みを得て、

断たれたインターフェイスを復活できてしまいます。

 

すでに、負のシンギュラリティ。

 

◆ と、ここまででさらに考察。

 

シンギュラリティとは、

人間の認知速度より

機械の進化速度が速くなり、

認知が追いつかなくなることですね。

 

この状態を、

事前設計の中で検討していない、

強制終了の手段を事前設計していない、

 

つまり、仮説構築ができていないわけです。

 

なにせ、「はやく試してみたい」「はやく使いたい」「はやく快楽を得たい」と

欲望が波状攻撃をしかけているので負けやすいわけです。

 

◆ もちろん、これら仮説構築ができないから、

「シンギュラリティ」と称されるわけですが、

 

しずかちゃんの気づきの時点で、

または、人間たちが教養を持つことで、

同じ気づきを早期に得て、

 

将来の可能性と、

人間たちのハッピーと、

想定しうるリスクを、

 

快楽(=利便性の追求)の誘惑に負けずに、

議論したいわけです。

 

その結果、時期尚早なら、

技術的進化より、人間本来の文化的営みを

選択したいもの。

 

◆ 世のすべては、

簡単に二元論で選択するものではありません。

 

むしろ止揚の中で進化することこそが、

「考える葦」です。

 

◆ AIとの共存における人間の精神の在り方。

 

これらを現時点で箇条書きしておきます。

1年後、3年後、5年後に見返すことが楽しみです。

 

▼ 技術力は身につけよう(道具は使いこなそう)

▼ 使いこなした先の世界観を仮説しよう

▼ そもそもなぜ使うのかを事前設計しよう

▼ リスクに関わる「問い」を立て、その対処法を考えよう

▼ 不便、非効率の中にある人間的ハッピーを発掘しておこう

▼ 我々は人間性を有する生身の人間であることが、系としての存在意義である

 

一言でまとめるなら、

 

「系として考え、選択し、持続可能な環境を営もう」

 

ですね。

 

人間として、人間性と向き合える、貴重な機会がここにあります。

 

<まとめ> 

 

◆ で、ドラえもんを観た。

 

◆ AIとの共存における留意点を考えた。

 

◆ そこに人間性と向き合える良い機会がある。

 

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本日の造語、比喩

 

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「接触頻度をあげよう」

 

よく会う人とは意見が合います。

それは細かい価値観をお互いに理解しているから。

 

もし、同じ感性の人がそこに存在したら、

大胆にキャリアを転換するのも一つの手ですね。

 

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本日の問い

 

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「他に学んだことは?」

 

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Stay hungry, 

Stay foolish!