--------------------------------------------------
本日の活動
---------------------------------
◆ お世話になっているO社長と打ち合わせ。
行動力が非常にある社長で、
事業環境は激しく変わっていても、
そこから素直に、自分の市場を切り出して、
対応していく力がたくましいです。
◆ 専門家の専門家なる領域について考える機会がありました。
インフラ系の専門領域、戦略系の専門領域、各機能の専門領域、
社会秩序系の専門領域、物理的・構造的専門領域、法律系の専門領域。
それぞれの専門領域によって、 問題発生時にその事象によって
求められるものとそうでないものがありますね。
◆ 読書。
--------------------------------------------------
本日のよきこと
---------------------------------
◆ いろいろなことが試せる環境を持つこと。
知識は実践で試してみてこその知識です。
知識を持っているだけでは何もできないですから、
持っていなくても、第三者から見ると同じです。
知識は自己満足のためだけに持つものではなく、
世の中に活かして初めて知識となります。
色々なことが試せる環境があるのは、
実は、かなりありがたいことなのでしょう。
感謝、感謝。
--------------------------------------------------
本日の学びは、
『 専門家とは何か』です。
---------------------------------
◆ 専門家と呼ばれる人たちがいます。
特定の領域に対して多くの知識を持って、
その知識をうまく現場に応用して使うことで、
そこに関わる問題を解消できる人たちです。
一定の領域の実務をたくさん積むことによって、
その領域に関しては、どのような事象が来てもサポートができ、
関わる人に良い影響及ぼすことができます。
◆ これが専門家の定義となりますが、
これが実現できる専門家はどれだけいるでしょうか。
専門家が専門家である理由として、
個人的には次の要素があると考えています。
▼ 誰よりも多くの知識を持っている
▼ その知識の応用の方法がわかっている
▼ 自分で対応できない場合は知り合いを紹介できる
▼ 自分の専門領域について常に磨き続けている
▼ 自分の専門領域の周辺領域についても理解がある
▼ どんなことでも、自分の専門領域で例えて話ができてしまう
▼ どんなことでも、一定の改善を図ることができる
▼ 目の前の事象がどの程度の難易度であるのかがわかる
▼ 自分の技術力が、業界内でどれぐらいかを理解している
▼ 自分の技術力の限界値を知っている
▼ 自分の専門領域において、一定の大きさの業界団体で名が知られている
他にもたくさん要素はありますが、最低限、
これらの要素を兼ね備えていることが必要でしょう。
◆ 専門家は、その専門性に磨きをかけ、
一定の水準に到達するまで、
どれぐらいの時間がかかるのか。
もちろん専門領域によってそれは異なりますが、
大体の専門家において10年位はかかるでないでしょうか。
これを長いと捉えるか、短いと捉えるか。
一生かかって、ようやく身に付けるものがあると考えると、
10年はわずかな時間に思えてきます。
一方で、短期的な成果を出そうとすると、
10年は長すぎますね。
◆ 外科の切りたがり。
そんな言葉もあったほど、専門職の人は、
その専門性を発揮したくて仕方がありません。
常に直球160キロで勝負するような感じです。
速い球が投げれるから速い球を投げる。
もちろん、大事ではあるのですが読まれてしまえば、
いつまでも抑えることができるわけではありません。
それぞれの専門家が、それぞれの専門領域で話を始めると、
ピントが合ってる間は話を聞くことができますが、
明らかにクライアントとのニーズに不一致が生じている現場などは、
同席していて、早く終わってほしいと思うことが多々あります。
◆ 専門家は、
専門家として自分の領域の知識や言語や経験が豊富にあって、
どのようなケースで相談が来た場合においても、
自分の専門領域の例え話で説明ができてしまうほどに、
自分の専門性を高めていきたいところです。
どんなケースでも何らかの答えを出す。
これが専門家の専門家たる所以でしょう。
言い換えるなら、素人ができないことをできるのが専門家ですね。
<まとめ>
◆ 専門家とは言え、すべての災害に支援ができるわけではありません。
◆ ただし、支援ができる専門家として、現地に行く場合には、自分の能力の全てを出し切ってくることが何より大事です。
◆ どのようなケースでも、自らの専門領域に例えて話ができることこそが大事です。
--------------------------------------------------
本日の造語、比喩
---------------------------------
「逓増」
何事も時間がかかるものですから、
せっかく癒した時間は常にプラス方向に持っていきたい、
そう考えてます。
そう考えると「逓増」という言葉がしっくりきます。
時間を経るごとに質が高まり続けるもの。
--------------------------------------------------
本日の問い
---------------------------------
「 本当に求められているのは何か?」
---------------------------------
Stay hungry,
Stay foolish!