エレキギターの演奏に必要な物とは、アンプやシールド、音を広げるためのエフェクター、立って弾くためのストラップ、そして弦を弾くためのピック。これだけそろえれば、もう十二分にギターを弾くことができる。

 今回はその中でもピックをピックアップ?して話を進めてみる。

 手弾きとピック弾きの違いは、弦を弾くアタック力に違いが生まれることにある。はっきりいって、ピックで弾くよりも、生身のつめでギターを弾いた方が意外と弾けたりもする。しかしピックで弾くと、その音の粒立ちが明確になり、、「エレキ弾いてるぜ!」っていう感じの優越感に浸ることができる。ジェフベックのようにほとんどピックを使用しないギタリストもいるが、98%以上のエレキギタリストはピックを使用するだろう。コード弾きも楽になるしね。

 で、そのピックにも形状や材質、重量など色々あって、最初のころは結構迷った記憶がある。最初は大き目のティアドロップタイプのピックで、硬さは確かミディアムだった気がする。しかし如何せん、速弾きが楽しくなってきたころから、ミディアムでは弦の硬さに負けていて、非常に弾きづらかった。そこで、硬さをヘビーに変えたのだが、今度はピックが硬すぎて、弦が柔らかく感じてしまった。また、大きいピックはコード弾きには適しているが、単音を弾くとなると、これまた弾きづらく、より小さなピックを求めることになった。

 最終的にはコード弾きは根性で乗り切り、ギターソロ重視のピックになった。硬さはヘビーで、かなり小さめのティアドロップタイプ。私の地元のY○MA○Aにしか売っていない、結構なレアピックだ。また時間があるとき、画像をアップしたいと思う。

 また私はそこから、ギターの先端を自分の適した形状・長さに変えるため、ヤスリで削る。そして、ドライバーでピックの中央と、その少し下に穴を開ける。これはコード弾きのときは上の穴を中心に浅く持ち、ソロのときには下の穴を中心に深く持つためのものだが、正直、その使い分けはあまりできていないように思える…。それより、穴が2つもあるので、指にフィットし、ピックが落ちるどころか、汗をかいてもズレることはほとんどない。あとはそうだなあ、既製品を使うよりも、自分オリジナルのピックを使いたかったことも大きい。

 とにかく、今のピックに私は納得していて、この細工をしたピックを予備に4枚所持している。今みたいな音楽を続けている以上、ピックの変化はまずないだろう。

 まだマイピックを見つけていない人がいれば、ピックなんて1枚100円で買えるので、複数買って色々使ってみて、自分なりに加工することをお勧めする。もし自分で作ったピックが使いづらくても、愛着がわけば、なんだかんだいってそれが将来お世話になるピックになる可能性は大いにあるからだ。

 現代人にとって、生命線ともいえる場所といえば、コンビニと病院だ。この2つの場所が身近にもしなければ、どのくらい苦労するだろうか?

 楽器を演奏する人にとって、楽器屋がそれにあたると思う。

 楽器屋には当然のことながら、ある程度の部品がそろっている。仮に楽器屋ではなく、通販で備品を購入しようとしても、突然それが欲しくても、頼んで届くまでに最低2日はかかるので時間性に欠ける。価格面では勝りそうなので、やはりまるでコンビニのようだ。

 また、楽器は使えば使うほど、痛んだり、壊れたりするので、部品の修理・交換しなければならない。近くに楽器屋があれば、かなり安心だろう。かなり強引だが、楽器にとっての楽器屋は、病院ともいいとれる。


 実際問題、私の近くに楽器屋がないので、正直かなりツラい。いや車で15分弱で行ける範囲の大型ショッピングセンターに島○楽器があるのだが、仕事の都合上、土日祭日にしか行けない。しかし客が多すぎて、混雑が半端ではない! 行って帰ってくるのに数時間はかかるだろうか。実用性にかなり乏しいのだ。


 わがままをいうようだが、車で15~30分くらいで行けて、個人店でもチェーン店でもいいので一色備品がそろっている楽器屋が欲しい。本当に便利な便利な通販にお世話になりっぱなしで、自身の目で吟味ができないよお…。

 たとえば自宅で楽器を練習する場合、よほどの金持ちでない限り、防音設備が完備されていない部屋しかないので、かなり小さな音で練習しなければならない。そういった環境ではないにもかかわらず、大音量で練習する勇者もいるだろうが、確かに自身は最高に気持ちいいが、周りからすればたまったものではない。私自身も勇者を志していたころは、管理人に退去を促されたことも、隣のヤンキーに殺されかけたこともあった。

 私の場合、楽器はエレキギターなので、アンプを通さなければ大した音量は出ない。アンプでガンガン歪ませて弾くよりも、小さな音で練習した方が良いという話はよく耳するし、実際間違いではないので、安心だ…。

 しかし、私の個人的意見として、家で小さな音で練習しても、大音量が必須となるスタジオやライブでは、全然の別物で、特に激しいロックやメタルのギタリストにとってはかなりの違いを感じるんじゃないかなあ。

 まずは、ギターを弾く力に違いができる。家では小さな音で練習するので、できる限り音色が分かりやすいよう、強め、もしくは普通のピッキングを心がける。一方、スタジオでは他パートに負けないくらいの音量でギターを弾くのだが、ただ弦に触れただけで大音量がほとばしってしまうため、ホントに軽く触れる程度でピッキングすることになる。

 大問題がミュートである。家で弾く場合、ミュートしなくても、倍音がほとんど出ないので、非常にスムーズに奏でられる。だがスタジオでは、神経を研ぎ澄まして細部にまで気を配ってミュートをしないと、ギターを弾くことすらできなくなり、スーパー5流のギタリストが出来上がってしまう。私も勇者からこうなってしまった…。


 まあかなり偉そうなことをいってしまって痛いが、何年も自宅以外では練習せずにいる敏腕ギタリストたちも一度は個人練習でもいいので、スタジオに足を運んではどうだろうか?弾けている曲も弾けないかもしれない(まあ個人差はかなりあると思うが…)。そこで躓いて、一皮向けてはいかがだろうか(何か自分自身にいっているようで痛すぎる…)。