部門別採算制。 | 『高槻の女性税理士 珍道中日記』

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高槻在住の女性税理士 加藤ルミ子の気ままな珍道中日記。

皆さま、こんばんは!本日はGW明けの出勤で、まだまだ身体が適応できてない感じですかね??

ハートフル♡ストロングスマイル税理士の加藤ルミ子でっす。

 

今、コンサル先のクライアントさんで大掛かりな部門別業績管理ができるよう、事前に構想を練っています。

 

組織図を見ながら、、

①社長が知りたい情報がなんなのか?

②どのような部門の設定が可能なのか?

③部門ごとに売上と直接費・間接費が分けられるのか?

④共通費はどうするのか?

⑤販売管理システムや給与システム、小口精算など、データを会計ソフトに連動することが可能なのか?

⑥社員教育をどうするのか?

⑦チェック機能を段階的にどう設定するか?

 

規模が大きいだけに、しっかりと吟味して進めていかなければならないなと思っています。

部門別採算制ができるようになれば、今度はどのように活用していくべきか?社員にどのように情報を共有していくべきか?ここでも社員教育がとても大切ですね。

 

膨大な作業を絶対にあきらめず、手を抜かず、経理担当さんと一緒に設定していかないといけないですね。

 

この部門別を構築していく前段階で、社長や経理担当者の皆さまと部門採算について勉強が必要なので、テキストをお渡ししています。

 

テキストの利益の本質を知るというテーマのなかで。。。

ドラッカーは「利益は未来費用である」と定義づけました。つまり、利益は目的ではなく“存続の条件″なのです。なぜなら、企業の目的は「永続」にあり、社会への永続的な貢献のために企業も永続することが必要だからです。利益を計上することで、未来への投資や昇給、安定的な雇用が実現できます。。。。

とありました。

利益の定義として、非常に感銘を受けました。

利益を出せば、税金で持ってかれると言われる方もまだいらっしゃるかもしれませんが、中小企業では多くて利益の30%くらい。あとの70%は会社に残ります。もちろん、借入金の元金返済部分はこの税引き後の利益が原資です。

利益をしっかりと出して、筋肉質な会社にして欲しい。

永続する会社になって欲しい。

 

一から始める部門別採算制。導入できたら、会社の体質改善の効果がどれくらい測定できるでしょう!久々にワクワクしてますラブラブ

(私の体重もなんとかしないといけません)

 

今日も長い文章をお読みいただきありがとうございました!!