本日は終戦の日。
娘はちゃんと覚えていました。

子どもによって戦争がどんな存在かは、
違うのではないかと思います。


以前レビューした
では高校生の主人公は

「戦争について、知らなければ」と

能動的に動けますが

最近拝読した

 

 

の最後の中編の主人公は

「何故明るい未来が楽しみな自分たちが辛く暗い歴史を知らなければいけないのか」という

子どもならではの疑問を抱いており

なるほどなと思いました

(とはいえ中学受験終わった小学生でそれはどうなんだーというツッコミはしてしまいました。

が、社会激弱の夫の幼少期を考えると男子はこんなものかもとも思いました真顔

最後はちゃんと、彼に結論出ておりますよ。)




戦争の話というと。

こちらは言葉ナビ下巻に紹介があった昭和の児童文学

 

 

娘は小学校の4年生の担任のおすすめで

読んでました。

担任の先生はこれを読んで先生を志したそうです。

中盤までは子どもたちの交流なんですが

最後戦地へ赴くんですよね〜。泣ける展開。


今はもう教科書に載らなくなったらしい

石うすの歌も壺井栄さん著だったことを知りました。


  

 


90年代出た論文何かで教科書に適さない題材
(壺井さんが勉強論者で、
子どもは勉強するべきだ。
という持論の勢いで最後の「歌」を
書いてしまっている。
不自然な点もあるし勢いで書いた未完の作
だということらしく。
詳しく調べてみて下さい)
と出ておりました。
そのせいかはわかりませんが、現在はないようです。

今でもはっきり覚えている話ですがお蔵入りになり
なかなかのお値段の児童書でしか出会えません。
図書館で探そかな。

私には戦争の絵本は怖くて開けられない絵本もあり
(眠れなくなるほどの衝撃でした)
戦争の本というといつも身構えていました。
でも、
マイルドになりすぎてはいけないです。
タイトルも覚えてないですが、
絶版されてないか心配になりました


原爆ドームに誰でも行けるわけじゃない。

戦死者への祈りと共に。

戦争の哀しみを伝える声、実録、写真集、文学。
そして平和を守り続ける努力。

途絶えないこと祈るばかりです