出産当日の嬉しい日になるはずの話ですが、重たい話になります
入院中の子供達
長男くんは小学校+学童の前後は父さん(旦那)が仕事を調整してくれました
二男くんは出産日の前日から実家へ。
出産日の当日
長男君を登校班におくりだし、その後産院へ
硬膜外麻酔と点滴の準備をして
出産の時を今か今かと待っていました。
お腹も蹴るし、モニター上も元気な赤ちゃん👶
もうすぐだねーなんて話しかけたりして待っていたら、
お腹に激痛が。
あまりに痛過ぎてナースコール。
息も出来ないほどの激痛が。
苦しくて苦しくて。
緊急で分娩室へ。
そこに先生方や助産師さん、看護師さんがたくさん来てくれて、
あまりに痛みが強すぎて、呼吸もできず、
モニター上の胎児心拍がひろえなくなりました。
拾えたとしても50前後の徐脈。
エコーにて「常位胎盤早期剥離」との診断で
即帝王切開。
あまりの痛みと呼吸が出来ない苦しさで
「苦しい。苦しい。」と叫ぶ私
「赤ちゃんに酸素を送れるのはママだけだから、呼吸に頑張って集中して」とスタッフさん達。
麻酔がしっかりかかって帝王切開開始後も苦しく、でも急いで三男くんを出さないと行けないので、かなりお腹を押されました。
それがあまりに痛かったので、うめいたり、動いてしまい、あちこち抑えつけられました。
お腹が痛くなってから25分程度、診断がついてから10分程度だったでしょうか。
我が家の三男くんが生まれました。
出生時のアプガースコアは1点。
挿管され小児医療で有名な病院のNICUへ搬送されていきました。
私も産科的DICを起こして、2000ccを超えたので、大量輸血となりました。
産科の先生からの状況説明は
常位胎盤早期剥離が程度が小さいものを入れても100人1人の割合で起こること。
今回はかなり大きな常位胎盤早期剥離であったこと。
出血は2000ml超え
原因は不明。
展開が短時間で急激に進んだこと。
症状が胎児心拍の低下→外出血→その他色々な症状がでる中で、病院にいてモニターがついていたので、胎児の心拍の低下の段階で気付くことができて、分娩室の隣に手術室があるから即座に帝王切開が出来る状況であったことで2人とも亡くならずに済んだこと。(家で発症していたら亡くなってたらしい)
すぐ小児科が対応できて、搬送先が小児医療で有名な病院に搬送できたこと(いつもNICUが満床で受け入れてもらえたことがすごいことらしい)
母体が産科的DICを起こして大量出血して大量輸血をしたこと。
こんな内容で説明がありました。
色々な奇跡が重なっていて、改めて私も三男くんも生きていられてよかったなって話を聞いてて思いました。
ありがたいです。
お産って本当に本当に色々ありますね。