最初は手探りで、20年ほど前に作って使っていたレース用の4WDのシャーシを使って、ドリフト用のタイヤとホイールとボディと、とっくに寿命で使えないバッテリーを新調して、恐る恐る家から一番近いWARUサーキットに行ってみました。
 

 

 


自分としては迷惑のかからないように気をつけて走らせてみましたが、20年以上のブランクはとんでもなく大きかった、という以外言いようはありませんでした。それでもお店の番頭さんや常連さんがすごく親切で、最近のマシンやメーカー、バッテリーなどいろんなことを教えてもらいました。
ラジコンのドリフトはそもそも、タイルカーペットやカーペットなどの床の上をポリ系プラスチックのタイヤで走るので、普通の車に例えると、ザラメのアイスバーンを新品のスタッドレスで走る感じ....くらいですかねぇ?真っ直ぐに走らせるのはとても難しいのです。
実車でドリフト競技というのがあって、数百馬力にチューンされた競技専用の車で専用のサーキットでドリフト走行をするのですが、それのラジコン版です。これはとっても面白そう。
どうせやるなら中途半端にはやらない、というのが性格なので(笑)、この日からいきなりどっぷりとラジコンに浸かり、週に一回はショップに通って部品を調達して毎晩マシンを製作して、土曜の夜にはWARUサーキットに通う日々が始まりました....。
 
ラジコンの構造はシャーシとボディに分かれています。
最初の頃に作ったボディです(撮影はWARUサーキットにて)。
 
 

 
 
 
 
 


ボディは薄いポリカ押出成形で、全て裏側から自分で好きな色を使って塗装をします。動力が12Vバッテリーなので、ライトはLEDを加工して付けています。
結構リアルですよね。
 
ドリフト用に最初に作ったシャーシです。WARUのメンバーさんに相談して日本のトップメーカーのヨコモのYD-2plusという製品にしました。その当時はまだ4WDでドリフトをしている人も多かったと記憶しています。それに対してこれは後輪駆動の2WDで、動き方が実車に近いということで、今では主流になっています(と思ってます)。
リチウムポリマーのバッテリーを動力源として、アンプを経由してモーターで後輪を駆動し、前輪の舵角はサーボで動かしますが、操作はプロポという無線操縦機を使って右手で舵角、左人差し指でアクセルとブレーキを操作します。目も感覚も衰えつつある前期高齢者には結構厳しいものがあります(大笑)
 


ラジコン漬けの日々は続く....