http://benesse.jp/berd/center/open/berd/backnunber/2008_16/fea_kyoto_01.html
(なつき)
幼児期の教育・保育に関する現状と課題、改革の方向について、無藤の考えが書かれたものである。こ こでは、幼児教育・保育の現状の課題として大きく、「幼稚園・保育所の並列」、「家庭の費用負担額の高さ」が挙げられている。政策として、認定子供園の充実、社会の幼児教育・保育への関心を高めること、小学校との連携の促進、母親へのサポート、幼児教育・保育の無償化などが考えられている。(あかね)http://benesse.jp/berd/center/open/berd/backnumber/2008_16/fea_mutou_01.html
和也さんは写真を撮ることで現地の人々とコミュニケーションをとり親しくなっていった。彼が撮った写真も多く載せられている
なつき
レイチェルと甥の幼いロジャーは自然を探検することを楽しんでいた。それは、昼間晴れた日の探検だけではなく、夜の世界に飛び込んだり、嵐の日でも出掛けていった。夜だから、雨の日だからこそ、感じることができるものが自然の中には多くある。そんな世界を感じる感性である「センス・オブ・ワンダー」をいつまでも保ち続けてほしいという想いが伝わってくる本である。(あかね)
なつき
本章には、幼児教育・保育に対するOECDの行動が主に書かれている。OECDは就学前の保育・教育に熱いまなざしを注ぎ、幼児教育・保育についての調査をしたのである。ここの章では、世界においての保育に関する動きに対して、日本での保育のやり方について指摘し、これからの日本での保育のあり方についても述べられている。また、世界の保育について、OECDだけではなく、ユネスコやEUなどにおいても重要視されているのだ。そして、重要視されているだけではなく、改善のために多くのことが考えられている。(あかね)
質の良い保育を目指すためには、政府がどのような政策をとり幼稚園・保育所がどのような保育サービスを提供していけばよいかが著されている。
なつき
「ずっと長いあいだ、私たちの社会は“貧困”というオバケから逃げ回っていた。」
人々は長いあいだ、この“貧困”という問題と向き合うことを避けてきた。その結果“貧困”の問題はどんどんと大きくなってきている。世の中にはいま、過労死しそうなくらい猛烈に働かざるを得ない人たちと、働けない、働いても食べていけない人たちが増えているのだ。これを「仕方ない」と思うのではいけない。今こそ、“貧困”に立ち向かえる社会を作る時ではないだろうか。私たちの社会は、私たちの手で、生きやすくしていくべきだ。(しゅん)
「子どもの貧困」とは決してごく一部の特殊なケースに限られた現象ではなく、すべての人の身近にある問題なのである。「貧困」と一言で表されるが、その言葉には、時代背景、周りの環境、学力格差、健康問題など様々な事柄が内包されている。その一つ一つから分析していくと、「貧困」は世代間で連鎖していくことが分かった。データによって現状や問題点を認識し、政府の政策を吟味することを通して、「今、子どもたちにとって何が必要で、何をすべきなのか」を提言している。(しゅん)