道重さゆみ在籍時のモーニング娘。のシングル曲ベスト10 | …

i am so disapointed.

1989年7月13日、私は渋谷ロフトのWAVEで岡村靖幸「靖幸」のCDを買っていたと思われるのだが、山口県では道重さゆみが誕生していた。アイドルといえば「花の82年組」のうち、中森明菜と石川秀美は7月13日生まれである。また、2013年に大ヒットしたテレビドラマ「あまちゃん」に主演し、アイドルを演じていた女優ののんも7月13日生まれである。また、1985年のこの日には歴史的なチャリティーライブイベント「ライヴ・エイド」がイギリスとアメリカで開催されている。

 

それはそうとして、今回は道重さゆみが在籍していた頃のモーニング娘。のシングル曲の中から特に良いと思える曲を10曲選び、カウントダウンしていきたいと思う。例によって個人的な趣味や嗜好、思い出補正などはやはり影響している。

 

10. ピョコピョコ ウルトラ (2012)

 

高橋愛が卒業し、10期メンバー4名が加入してから最初のシングルであり、人数が増え平均年齢が下がったことによる陽気なわちゃわちゃ感的なものが反映したとても楽しい曲である。シンセサウンドとスカのリズムが印象的で、ビデオではメンバー全員がひよこをイメージした黄色い衣装を着て踊っていた。

 

 

9. SEXY BOY~そよ風に寄り添って~(2006)

 

シンセポップ的なサウンドと合いの手のように入る「セクシー 上上(うえうえ)」というフレーズがひじょうに印象的で中毒性が高い。ミュージックビデオの一番最後で道重さゆみだけが頭上でピースサインをつくる、うさちゃんピースのポーズをしている。

 

 

8. 恋愛ハンター (2012)

 

7代目リーダーであった新垣里沙、8期メンバーの光井愛佳が参加した最後のシングルとなった。EDMを取り入れたサウンドは、センターに抜擢された新垣里沙のなめらかなボーカルと絶妙にマッチしているように思える。ハンターをイメージしたという、足を大きく広げる振り付けも印象的である。

 

 

7. シャバダバ ドゥ~ (2014)

 

道重さゆみが参加した最後のシングルに収録されたトリプルA面のうちの1曲で、ソロ曲となっている。EDMを取り入れた当時のグループの路線とはかなり違った、キュートでポップな楽曲となっている。つんく♂による歌詞には、それまでの道重さゆみの軌跡や心境のようなものが盛り込まれてもいる。

 

 

6. リゾナント ブルー (2008)

 

都会に生きる女性の孤独をテーマにしているようにも思える、とてもカッコいいダンスポップ。ソロパートのほとんどが高橋愛、田中れいな、久住小春に割り振られ、道重さゆみは吐息と叫び担当のような扱いになっている。この頃から、「つんく♂さん、私に歌割りをください」などの自虐ネタに拍車がかかり、バラエティー進出のきっかけにもなった。

 

 

5. One・Two・Three (2012)

 

道重さゆみがリーダーに就任して最初のシングルであり、EDMの導入がいよいよ本格化していく。ボーカルのメインは田中れいなと鞘師里保であり、ミュージックビデオを見るとビジュアル面ではひじょうに華があるにもかかわらず、後列で健気に踊っていることが多い道重さゆみの姿に良いものを感じる。

 

 

4. 笑顔YESヌード (2007)

 

ディスコファンク的な楽曲がカッコよく、ソロパートが細かく入れ替わりがちなことによって、メンバーそれぞれのボーカルが楽しめるところもとても良い。新垣里沙のボーカルの良さが特に生かされているようにも思える。イントロで「Hey DJ」と言っている人については誰も知らない、と道重さゆみがラジオで言っていた。

 

 

3. What Is Love? (2014)

 

モーニング娘。のグループ名に西暦の下2ケタが付くようになってから、最初にリリースされたシングルに収録されたうちの1曲。寝起きどっきり直後にパジャマ姿でキレッキレで踊っていた姿が思い出される。ライブの定番曲にもなった、とても勢いがある曲。

 

 

2. 時空を超え 宇宙を超え (2014)

 

道重さゆみが秋のコンサートツアーをもっての卒業を発表した頃のシングルということもあり、感傷的な気分にもつつまれながら聴いていた記憶がある。ストリングスと電子音との組み合わせが絶妙で、とても美しい楽曲になっている。

 

 

1. わがまま 気のまま 愛のジョーク (2013)

 

EDMを取り入れるようになってからの曲の中でも、ライブで特に盛り上がる曲。「愛されたい 愛されたい」のところや、「愛された~い」と強めに歌い上げられるところがハイライトでもある。メンバー同士が相手の頬を張る振り付けは、イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」にヒントを得たものらしい。