2020年改訂版歴代で好きな曲ベスト100(90位-81位)。 | …

i am so disappointed.

90. Don't Believe The Hype/Public Enemy (1988)

 

1988年のアルバム「パブリック・エナミーⅡ」の収録曲で、シングル・カットもされた。とにかくサウンドがそれまでにあったものとは違い、まったく新しいのだが、ラップもひじょうに力強い。ヒップホップのグループではあるが、ロック的なカタルシスやニュー・ウェイブ的な先駆性をも感じさせた。そのメッセージ性は色褪せるどころか、より必要とされ、今年はデフ・ジャム・レコーディングスに戻って、ニュー・アルバムもリリースされた。

 

 

89. Never Too Much/Luther Vandross (1981)

 

1980年代初頭にクリスタルな恋人たちに好まれていた音楽といえばAORとブラック・コンテンポラリーだったようなのだが、これもその流れで消費されていたのではないかという気がする。サウンドがカッコよくて、歌がうまい。という、あまりにもな感想である。

 

 

88. Oh Bondage, Up Yours!/X-Ray Spex (1977)

 

ポリー・スタイリンのボーカルに勢いと熱量があってとても良いパンクロックで、サックスも最高。サックスは最高。

 

 

87. Let's Stay Together/Al Green (1971)

 

偉大なR&Bシンガー、アル・グリーンが1972年に全米シングル・チャートで1位を記録したラヴ・バラード。80年代にはティナ・ターナーにカバーされ、90年代には映画「パルプ・フィクション」で使われた。とても良い曲。

 

 

86. 乳母車と棺桶/ニューエスト・モデル (1990)

 

ニューエスト・モデルの素晴らしいアルバム「クロスブリード・パーク」からの先行シングル。パンク・ロックが精神としてもしっかりベースにありながら、様々な音楽スタイルを取り入れたとてもカッコいい曲である。

 

 

85. 待つ男/エレファントカシマシ (1988)

 

1988年の大傑作アルバム「エレファントカシマシⅡ」の最後に収録された曲。宮本浩次のボーカルに込められた熱量がすさまじく、バブル景気に浮かれる当時の日本において、かなりの異彩を放っていた。ゆえに、一部で評価はひじょうに高かったものの、セールスは芳しくないソニー時代であった。

 

 

84. やさしさ/RCサクセション (1976)

 

アルバム「シングル・マン」収録曲で、その先行シングル「スローバラード」のB面でもあった。「誰もやさしくなんかない だからせめて汚いまねはやめようじゃないか」という皮肉が効いているところも最高なのだが、強弱が効果的に使われた曲の構成もおもしろい。

 

 

83. 瞳はダイアモンド/松田聖子 (1983)

 

「映画色の街」を舞台にした失恋ソングなのだが、可愛く見られがちなタイプの女性が強くあろうとするところも含め、きわめてバブル景気の少し前ぐらいの気分が味わえる楽曲となっている。高度消費社会の象徴としての都会への憧れがシティ・ポップ的な文化だったのかもしれないが、この曲はそれをより大衆的にトレースしているようである。呉田軽穂こと松任谷由実が作曲をしている。

 

 

82. Private Eyes/Daryl Hall & John Oates (1981)

 

結局、一番好きなのはホール&オーツなのではないだろうかと思うことが、年に3~7回ぐらいはあるのだが、大抵の場合はあまり健全なことではない。マイケル・ジャクソン「スリラー」と第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンが全米ヒット・チャートを席巻する前のイノセンス、これはオールディーズのファンがビートルズに対していだく感情ともどこか似ているのだろうか。しかし、けして健全ではない。いまでもずっと好きだけれども。

 

 

81. Malibu/Hole (1998)

 

ホール自体はまあまあ好きなのだが、それほどめちゃくちゃ好きだというわけでもない。しかし、この曲にはかなりグッときた。70年代のFMでかかっていそうというか、おそらくフリートウッド・マックとかなのだが、60年代のアメリカのキッズならば潜在意識に染みついているのだろうな、という気がする。