「モーニング娘。’20《オフショット》ゲネプロ無人カメラ#後編」について。 | …

i am so disappointed.

自室のノートパソコンで作業をしている間にも手元にはiPhoneを置いているのだが、その両方にYouTubeからお知らせが着信していた。「OMAKE CHANNEL が モーニング娘。’20《オフショット》ゲネプロ無人カメラ 後編 をアップロードしました」ということである。

 
これの前編というのが最高であり、以前にこのブログにも感想のようなものを書いたぐらいなのだが、いよいよその続きが観られるということで、これはとても楽しみなのであった。
 
早速、再生してみるのだが、まずは「OMAKE CHANNEL」の黄色を背景にしたロゴのような映像に続き、「モーニング娘。’20コンサートツアー春~MOMM~ゲネプロ会場に無人カメラをセットしました 後編」というタイトルが流れる。「ゲネプロ」には「通し稽古」とルビが振られていて、音楽は「LOVEペディア」のイントロのようなものである。このツアーは新型コロナウィルス感染拡大防止のため、開催されていないのだが、初日の公演が開催される予定だった前日、会場でゲネプロは行われた。設置された無人カメラにいろいろなメンバーがアピールのようなことをするという企画である。
 
前回は岡村ほまれ、山崎愛生、北川莉央、野中美希、譜久村聖、生田衣梨奈、羽賀朱音、横山玲奈が登場していた。まず、画面の下から登場したのは、サブリーダーで10期メンバーの石田亜佑美である。仙台育ちのダンスマシーンの異名でも知られるダンスが上手く、ラップパートや煽りでも真価を発揮するメンバーである。道重さゆみチルドレンでもあり、最近では自宅を訪問する企画にも登場していた。少し前に出演した関西のテレビ番組の企画では、後輩の小田さくらから友達が少ないといわれていた。2人しかいないと言われていたが、本人がパッと思いついたのは1人だけらしい。すかさずやはり後輩の横山玲奈がその1人の話もあまり聞いたことがない、などとも言っていた。現在のモーニング娘。’20における石田亜佑美の存在というのは中間管理職的なものであり、ややキツくなりかねない部分もあるような気もするのだが、このように後輩がわりとカジュアルにつっこめる感じがとても良いと思うし、まず大前提としてそのパフォーマンスであったり精神性がリスペクトされているからこそ成立しているのではないかという気がする。
 
この動画でもストイックにストレッチをやるのに対し、編集では早送りという的確なツッコミが入っているようにも思える。衣装を着た状態で岡村ほまれが登場する。前編ではまだ衣装を着ていなく、同期メンバーの山崎愛生と一緒に登場していた。山崎愛生はジャイアントパンダが好きすぎて、「パンダさん」と「さん」付けで自分自身が呼んでいるのみならず、他人にもそれ以外は認めないというスタンスである。それで、やはり同期メンバーだがお姉さん的なところもある北川莉央とのプロレス的な絡みも生じるのだが、それもまたとても楽しいものである。そして、ジャイアントパンダが好きで「パンダさん」と呼んでいるのみならず、自分自身の愛称まで「パンダさん」なのである。人間なのにパンダさんなんて、元かぐや姫の山田パンダ以来ではないかとも思うのだが、どうせほとんど分からないのだし、分かったところで広げようもなく、そもそも私自身がよく分かってはいないので、それはまあ良いのではないだろうか。
 
それで、この動画の前編でも山崎愛生は「パンダさんです」と自己紹介をするのだが、これに対し、岡村ほまれは「いや、人間やろ」と、ド正論なだけではなく、それを言っちゃあおしまい的なツッコミを入れる。しかも、その後でとても嬉しそうなのである。微笑ましいな、と思って見ていた。しかし、この後編で衣装を着た姿というのは、アイドルとしての正統的な美少女でありながらかなりの伸びしろを感じさせるというもので、希望でしかないのであった。それに比べると、モーニング娘。のメンバーとして9年目となる石田亜佑美には貫禄を感じるのだが、それでも前髪をこれから切るとか、切ってきたとかカメラにアピールする姿が尊くも思えてくる。まったくの余談だが、石田亜佑美はモーニング娘。に加入する以前には、Dorothy Little Happyのバックダンサーなども務めていた。と、ごく一部のニッチな読者にのみ少しは刺さるかもしれない情報も、なんとなく入れてみるのであった。
 
続いて、無人カメラの前に登場したメンバーは、森戸知沙希である。ちぃちゃんである。元々、カントリー・ガールズのメンバーで、モーニング娘。との兼任メンバーになり、カントリー・ガールズが活動を休止したので、専属メンバーになった。客観的に見て、いまどきのアイドルとしては最もキャッチーなのではないだろうか。個人的にはグループ内でのバランス的にギャル的なキャラクターを期待し、その資質もあるように思えるのだが、どうもそれほど単純ではなく、そこがとてもおもしろい。栃木県出身というのも、なんだかとても良い。「エラくない?一人で来た」と言った後、蝶々などの形をしたバカでかいアクセサリーをカメラに見せて、いまどきのアイドルっぽいアピールをしたところで、一瞬で去っていった。
 
前髪を切りに行って、切ってきた石田亜佑美のところに同期メンバーの天才まーちゃんこと、佐藤優樹がやってくる。佐藤優樹のどこがどう天才かということを的確に表現するだけの語彙力を私は持ち合わせていないのだが、とにかくハロー!プロジェクト、いや、日本のエンターテインメント界、というか現在の日本という国における至宝なのではないだろうかと、わりと本気で思っている。その真骨頂はパフォーマンスなので、このような動画ではアピールできない。それでも、カメラの位置がおかしいと勝手に変える。ちょっとしたことなのだが、これを実際にやるところが良い。信念を感じる。「これで亜佑美、もう一回前髪のこと言えばいいんだよ」と言って去っていく姿はとてもカッコいい。背が低い石田亜佑美はカメラがちょっと高すぎるのではないか、しかし、それは自分自身の背が低いだけかもしれない、というような様子をあらわしていた。いろいろあったとは思うのだが、根本的にはそれに対しての行動であろう。カッコいい。こういう人でありたい。また、佐藤優樹に教えられた。「幸せは天ぷらそばみたいに運ばれてくるから」の頃から、ずっとそうである。
 
次は歌姫、小田さくら。やはり、なにかの歌を少し歌ってからやって来る。礼儀正しい。そして、美しい。生写真の撮影を終え、髪型は初めてのハーフアップにするらしい。誰か他のメンバーを呼ぶのだが、誰も来なそうなので「帰らせていただきます」と、最高の笑顔。これまで見てきた小田さくらのすべての映像や画像、握手会で会ったのも含めて、一番に可愛いと思えた。
 
そして、衣装に着替えた佐藤優樹が森戸知沙希に連れられて、やって来る。このカメラの位置を自分が直したとアピールする佐藤優樹に、森戸知沙希は「お強い」とコメントしたかと思うと、間髪入れずに「蝶々」と、バカでかいアクセサリーをアピール。すごい。そして、「髪型、いい感じじゃない」などと、普通にちゃんと先輩っぽくなっている佐藤優樹。あの、まーちゃんがである。いやー、モーニング娘。というのは、本当にいろいろな楽しみ方ができる最高のコンテンツだな、と感じる。すると、スタッフのような人に佐藤優樹が呼ばれたらしく、「すいません」と言って、カメラから離れる。森戸知沙希は「怖いです」と呟いたかち思うと、カメラに向かって「ハイ!」、なんだかただならぬポテンシャルを感じずにはいられないのである。
 
そして、誰かを呼び寄せているかと思いきや次に画面に映ったのはよこやん、そう、横山玲奈である。前編でかなりフィーチャーされていたし、サムネールにも写っていたので、後編ではもう無いだろうと思っていただけにこれはうれしい。横山玲奈の姿を見るだけで、私は心が明るくなるタイプの人間なのだが、今回もまったくその通りであった。しかも、この森戸知沙希とのコンビ、いわゆるよこちぃはとても良いと思うのだ。「使ってね、サムネにしよう」と、森戸知沙希。しかし、横山玲奈は前編に収録された部分で、羽賀朱音と一緒にサムネ狙いのポーズをガッツリ取っているし、実際にそれがサムネになっていた。ところが、今度はこれも後編のサムネになるのである。つまり、前編、後編、共に横山玲奈がサムネに写っている。しかも、今回はアラートを見てすぐに動画を再生したため、この時点ではサムネをまだ見ていない。あと、同じサムネに石田亜佑美が物申す的なポーズで小さく写っているのも、なんだかとても良かった。
 
エンディングでは前回、横山玲奈と一緒の時に撮影されたであろう、羽賀朱音のシーラカンスやミジンコといった、アイドルとしてはかなり攻めた内容の顔マネがフィーチャーされている。ちなみに前編のエンディングでは同じコンビで横山玲奈が変顔をやっていたのだが、ファンには見せられないレベルだったらしく、肝心のところで音声だけになっていた。
 
パフォーマンスや楽曲が魅力のモーニング娘。’20だが、各メンバーのキャラクターもとても魅力的だということがコンパクトに分かる、素晴らしい動画であった。