「鬼滅の刃」について。 | …

i am so disapointed.

モーニング娘。’20の13期メンバー、横山玲奈が「はまりすぎた」というタイトルのブログ記事をアップしたのだが、何に「はまりすぎた」のかというと、「週刊少年ジャンプ」に連載されている漫画でテレビアニメ化もされた「鬼滅の刃」である。これは世間一般的にも大人気で、書店でも入手困難なコミックがネットで高騰あいていたり、末広町のハロー!プロジェクトオフィシャルショップのすぐ隣にあるローソンでも、コラボレーションについてののぼりが立てられているような状態である。

 

それにしても横山玲奈のブログに掲載されている自撮り画像が、たとえばハロー!プロジェクトオフィシャルショップなどで販売されている公式グッズに使われたそれよりも、何億倍も美しいと思えるのは私だけだろうか。

 

最近、意識野のほぼ8割強が横山玲奈に関連することで占められているのだが、たとえアニメにはほとんど興味が無かったとしても、Huluで「鬼滅の刃」を視聴するわけである。最初は世界観的になかなか入り込めないなとか、泣けたとかいう感想を散見するがどこに泣ける要素があるのかよく分からないとか、もしかすると自分の趣味や趣向にはやや合わないタイプの作品なのではないかとかいろいろ思ったが、そのうち面白くなってきて、特にコミカル要素が増えてきたり、猪の覆面のようなものを身に着けた登場人物が出てきてからはとても楽しめるようになった。

 

あの常にビビっていて、基本的に女の子が大好きなキャラクターもとても良い。あと、この人にいつもついているスズメも丸っこくてとてもかわいい。

 

鬼というのは得体が知れず、邪悪だが強いものであり、日常生活における何者かの暗喩のようでもある。それらから大切にしている誰かや何かを守るためには強くなって勝たなければならないと、そのような置き換えを行ったりしながら、熱い想いで観たりもしている。

 

ややグロテスクにも思われるシーンもあるが、こういうのを横山玲奈などが熱心に観ているという事実には良さしか感じない。

 

羽賀朱音から薦められて観ていたという「ひぐらしのなく頃に」と代わる代わる観ていて、こちらもとても面白かったのだが、まずは「鬼滅の刃」の方を先に観終わることを目標に、こっちだけ観はじめた。

 

富岡義勇というキャラクターがよく分からず、私が観てる回ではまだ登場していないのかと思いきや、第1回の時点ですでに登場しているという。

 

それはそうとして、山里亮太だとかイケメン俳優とか「鬼滅の刃」のキャラクターだとか、男性に対して好きだという気持ちを表明することは、女性アイドルとしてはマイナスではないかという意見もあるかもしれない。女性アイドルを疑似恋愛の対象として考えた場合、もしかするとそのような側面はあるのだろう。

 

しかし、これを美しい青春の象徴としてのハイクオリティーな芸術として考えた場合、このように好きなタイプの異性や同性に対して熱を上げ、高いテンションで語らずをえないようなところも含めてたまらなく良いとしか思えず、むしろこういうのがもっと欲しいとしか思えないのである。

 

「はまりすぎた」というブログ記事においては、「鬼滅の刃」に登場する「柱」と呼ばれるキャラクターに対する思いがテンション高めに表現されていて、たまらないものがある。ここで何を言っているかが多少なりとも分かるだけでも「鬼滅の刃」を観はじめた甲斐があったというものだが、もしもまったく分からなかったとしても、このようにものすごく可愛くて美しいアイドルが自分が好きなものについて熱く語っている姿は好ましい上に微笑ましく、生きていてよかったな、世の中いろいろとクソなことも多いけれども、それでも世界は素晴らしいな、と思わせてくれるのである。

 

日曜の深夜にフジテレビの「Love music」という番組でハロー!プロジェクトの特集のようなものをやっていたらしく、私も観たり観なかったりしていたのだが、後ろから2列目の向かって左から2番目の横山玲奈がとても良かった。自分が可愛いと投票するメンバーはというような問いかけに、かなりの大人数の中から3人だけが挙手していて、そのうちの2人が生田衣梨奈と横山玲奈だったのはとても良かった。最近、横山玲奈のことばかり書いているような気もするのだが、私にとってモーニング娘。’20における1推しは断然、佐藤優樹であり、2推しは生田衣梨奈である。3推し気味の横山玲奈が素晴らしすぎるため、最近はそのことなかり書いているような気がするし、意識野のほぼ8割強を現在も占めている。その瞬間における意識野の占有度が推し順を決めるわけでは、必ずしもない。