50. AUTOMATIC FOR THE PEOPLE/R.E.M.
R.E.M.が1992年にリリースしたアルバムである。前作の「アウト・オブ・タイム」がポップな作品だったのに対し、この作品は全体的にアコースティックで内省的な印象が強く、演奏や歌はより深みを増したように思える。アルバム・チャートではアメリカで2位、イギリスで1位のヒットを記録した。カート・コバーンが死の直前に聴いていたアルバムだともいわれている。
![]() | AUTOMATIC FOR THE PEOPLE 657円 Amazon |
49. IT'S A SHAME ABOUT RAY/THE LEMONHEADS
レモンヘッズが1992年にリリースしたアルバムである。アメリカのオルタナティヴ・ロックがトレンドとなっていた時期の作品だが、当時、流行していたグランジロックとは異なり、こちらはよりオーセンティックなロックに近い内容であった。収録時間が約30分と、CD時代にしてはひじょうに短いのだが、収録曲はいずれもクオリティーが高かった。ジュリアナ・ハットフィールドがベースとバッキングボーカルで参加している。後にサイモン&ガーファンクル「ミセス・ロビンソン」のカバーが追加収録された。
![]() | It’s a Shame About Ray (New Version) 1,062円 Amazon |
48. PSYCHOCANDY/THE JESUS AND MARY CHAIN
ジーザス&メリー・チェインが1985年にリリースしたデビュー・アルバムである。サーフ・ロックやガールズ・ポップスを思わせるキャッチーなメロディーとノイジーなギター・サウンドとが特徴で、当時、音楽雑誌などでひじょうに話題になっていた。この頃はボビー・ギレスピーもメンバーだったが、後にプライマルスクリームでの活動に専念するために脱退した。ライブ会場で暴動が起こることでも知られていた印象がある。
![]() | Psychocandy 695円 Amazon |
47. DEFINITELY MAYBE/OASIS
オアシスが1994年にリリースしたデビュー・アルバムである。中心メンバーであるリアムとノエルのギャラガー兄弟によるメディアでの立ち振る舞いと、楽曲の良さが当初からイギリスの音楽メディアでは話題になっていたが、クラブ・カルチャーについての情報を中心に伝えていたライフスタイル雑誌までもがオアシスを取り上げるようになった。これによりブリットポップのムーヴメントは勢いを増していったが、日本でも人気が高まるのは早く、このアルバムがリリースされた翌月に渋谷のクラブクアトロで行われた初来日公演では、「リヴ・フォーエヴァー」の合唱が起こっていた。
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46. IS THIS IT/THE STROKES
ザ・ストロークスが2001年にリリースしたデビュー・アルバムである。当時はインディー・ロックにひじょうに勢いがなく、もう新しいロックには聴くべきものなくなってしまったのかと思っていた頃にリリースされたのが、このアルバムであった。ガレージ・ロックを基本としながら、ニューヨーク・パンク的なクールネスもあり、これは純粋にカッコいいと大きな興奮をおぼえたものである。この後、ザ・ホワイト・ストライプス、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ、ヤー・ヤー・ヤーズらのブレイクもあり、ロックはふたたび活力を取り戻したように思えた。
![]() | Is This It 903円 Amazon |
45. MARQUEE MOON/TELEVISION
テレヴィジョンが1977年にリリースしたデビュー・アルバムである。ニューヨーク・パンクの名盤としてタイトルとアートワークはずっと知っていたのだが、聴いたことはなく、1980年代の後半に名盤が次々と廉価でCD化されていた頃に町田のCDショップで買った。想像していたパンク・ロックのイメージとはまったく異なり、とてもカッコいいギター・サウンドと個性的なボーカルに衝撃を受けた。
![]() | Marquee Moon (Dig) 637円 Amazon |
44. WHATEVER PEOPLE SAY I AM, THAT'S WHAT I'M NOT/ARCTIC MONKEYS
アークティック・モンキーズが2006年にリリースしたデビュー・アルバムである。インターネットに公開されたデモ音源が話題になってレーベルと契約するという新世代らしいデビューを果たしたバンドだが、デビュー・シングルが全英シングル・チャートで初登場1位となり、これは只事ではないという雰囲気になっていった。次のシングルも連続して1位を記録し、満を持してリリースされたこのアルバムも難なく1位のみならず、当時のイギリスのアルバム最速売り上げの記録を更新したのだという。これが派手なギミックがあるわけでもない、シンプルなインディー・ロックだという点にも新しさを感じたが、その内容はザ・ジャムやザ・スミスといったイギリスの伝説的なバンドを継承するかのような、じつに優れたものであった。
![]() | Whatever People Say I Am Thats What I Am Not 1,258円 Amazon |
43. WHY@DOLL/WHY@DOLL
札幌出身のガールズポップユニット、WHY@DOLL(ホワイドール)が2017年にリリースしたアルバムである。ディスコ、ファンク、シティ・ポップ、モータウン、カントリーなど、ポップ・ミュージック史における様々なジャンルからの影響を取り入れながら、最新型のポップスとして、その原初的な楽しさをも含めてアップデートした素晴らしいアルバムである。
![]() | WHY@DOLL 2,817円 Amazon |
42. THIS YEAR'S MODEL/ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズが1978年にリリースしたアルバムである。ジ・アトラクションズが参加した最初のアルバムであり、そのパンク/ニュー・ウェイヴ的な勢いのある演奏と、エルヴィス・コステロのウィットにとんだ個性的なボーカルの魅力とが最大限に発揮されたアルバムである。
![]() | This Year’s Model (Dig) (Spkg) 798円 Amazon |
41. WORLD'S END/lyrical school
日本のアイドルラップグループ、lyrical schoolが2018年にリリースしたアルバムである。minan、hime、hinako、yuu、risanoの5人組になってからはじめてのアルバムで、タイトルがあらわすように世界の終わりをコンセプトとしているようである。楽曲のクオリティーがひじょうに高く、メンバーのラップもそれぞれに個性的で楽しいのだが、曲順が時系列になっていたり、歌詞やトラックに様々な引用が見られたりと、情報量の多さもきわめて現在的である。新宿のマルイメン屋上でこのグループとチェキを撮影するため、コーネリアス「ムーン・ウォーク」ぶりに音楽が入ったカセットテープを買ったのは良い思い出である。
![]() | WORLD’S END 2,208円 Amazon |









