令和元年版歴代で好きな曲ベスト100(40位〜31位) | …

i am so disappointed.

40. DO YOU REALLY WANT TO HURT ME/CULTURE CLUB

 

カルチャー・クラブが1982年にリリースしたシングルで、イギリスをはじめ多くの国々のヒットチャートで1位に輝いた。アメリカでも翌年に全米チャートで最高2位を記録し、同時期にヒットしたデュラン・デュラン「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」と共に、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンを本格化させるきっかけとなった。フロントパーソンであるボーイ・ジョージのユニセクシュアルな容姿とソウルフルなボーカルが話題となり、日本のメディアでもよく取り上げられていた。邦題は「君は完璧さ」である。

 

 

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39. A TOWN CALLED MALICE/THE JAM

 

ポール・ウェラーが率いる3人組バンド、ザ・ジャムが1982年にリリースしたシングルで、全英シングル・チャートで1位を記録した。モッズ・リバイバルとかパンク/ニュー・ウェイヴといったサブジャンルにカテゴライズされがちなザ・ジャムだが、この頃にはより多彩な音楽性へのアプローチが見られ、サッチャー政権下のイギリス社会のリアリティーを描写しながら、モータウン的なリズムを取り入れたキャッチーなさもあるこの曲も、その典型例かもしれない。このアルバムを最後にポール・ウェラーは人気絶頂にもかかわらず、ザ・ジャムを解散し、ザ・スタイル・カウンシルによって新たな音楽の冒険を試みることになる。邦題は「悪意という名の街」である。

 

 

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38. NOTHING CAN STOP US/SAINT ETIENNE

 

セイント・エティエンヌが1991年にリリースしたシングルで、ボーカリストのサラ・クラックネルが参加した最初の楽曲でもある。クラブ・ミュージックとクラシック・ポップをかけ合わせたような最高のポップスで、どこか懐かしさも感じるのだが確実に新しい。当時、フジテレビで金曜の深夜に放送されていた「beat UK」でほんの数分だけ流れたミュージックビデオを観て、翌日には六本木ウェイヴでシングルCDを買っていた。この曲を収録したデビュー・アルバム「フォックスベース・アルファ」も素晴らしい。

 

 

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37. MY EVER CHANGING MOODS/THE STYLE COUNCIL

 

ザ・スタイル・カウンシルが1984年にリリースしたシングルで、全英シングル・チャートで最高5位を記録した。日本ではおしゃれな音楽として、ザ・ジャム時代よりも人気があったザ・スタイル・カウンシルだが、アメリカでもこれがポール・ウェラーにとって唯一のトップ40ヒットである。ツール・ド・フランスをイメージしたミュージッククリップも、カッコいいとしか言いようがなかった。NHK-FM「リクエストコーナー」からエアチェックしたこの曲がとても気に入り、カセットテープを繰り返し聴いていた17歳の春、ついにこの曲が収録されているはずのアルバム「カフェ・ブリュ」を買ったのだが、シングルとは異なるピアノ弾き語りのような地味なバージョンであった。いわゆる「渋谷系」への影響も多大だと思われる。

 

 

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36. DO YOU BELIEVE IN LOVE/HUEY LEWIS AND THE NEWS

 

ヒューイ・ルイズ&ザ・ニュースによる初のヒット・シングルで、1982年に全米シングル・チャートで最高7位を記録した。この曲を収録したアルバム「ベイエリアの風」を当時、札幌のタワーレコードで買っていたし、普通に好きだったのだが、数年前、とある有名Negiccoファンの方がDJのプレイリストに入れていると知り、久しぶりに聴いてみたところ、めちゃくちゃ良い曲じゃないかと思ったのであった。ピュア・ポップとしての快感に満ち溢れた楽曲である。

 

 

 

35. MOTORCYCLE EMPTINESS/MANIC STREET PREACHERS

 

マニック・ストリート・プリーチャーズが1991年にリリースしたデビュー・アルバム「ジェネレーション・テロリスト」からのシングル・カットで、邦題は「享楽都市の孤独」である。じつは当初、このバンドのことを形骸化したパンク・ロックをやっているギミックだらけのハイプだと認識していて、ろくにちゃんと聴いていなかったのだが、この曲によって見方が完全に変わった。ロマンチシズムと文学性に卓越したものがあり、日本で撮影されたミュージックビデオもかなりハマっている。ブリットポップブームにおける主要バンドの1つでもあったが、ブーム終焉後も国民的人気バンドとして、ひじょうに根強い支持を得ることになる。

 

 

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34. ただいまの魔法/Kaede

 

新潟を拠点として活動するアイドルグループ、NegiccoのKaedeが2018年にリリースしたソロシングルである。本人がファンであることを公言しているTRICERATOPSの和田唄による作詞・作曲・編曲であり、ロックとアイドルポップスとの相思相愛的な幸福感に満ちあふれている。「きっと永遠はおとぎ話ではなくて 愛を知った時 心に宿るのでしょう」と、ひじょうに深い内容が歌われてもいる。この曲とミュージックビデオが好きすぎて、撮影された場所である相模湖まで出かけたのは、平成最後の夏の終わりの良い思い出である。

 

 

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33. 君は天然色/大滝詠一

 

大滝詠一が1981年にリリースした日本のポップ史に残る名盤「A LONG VACATION」のリードトラックにして、シングル・カット曲である。はっぴいえんども大滝詠一の過去の作品もまったく知らなかった中学3年の頃、この曲がよくラジオから流れていた。それまでに知っていた日本のポップスとは少し違っていて、それでもこれは間違いなく好きだと思えた。翌年、高校の入学祝いに買ってもらったシステムコンポではじめて再生したのもこの曲で、スピーカーからイントロが流れた瞬間に、新しい青春がはじまる音を聴いた気がした。

 

 

32. 夏休みのBABY/lyrical school

 

日本のアイドルラップグループ、lyrical schoolが2017年の夏にリリースしたシングルである。メンバーがminan、hime、hinako、yuu、risanoの現体制になってから、はじめてのリリースでもある。新しい夏アンセムとしての強度はかなりのもので、ライブやDJイベントにおける「夏最高!」には、否が応でも気分が上がるというものである。夏とはつまり「SPICYでチョイ甘い EVERYDAY YES! WOW WOW WOW」というようなものなのだということが、よく分かる曲である。

 

 

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31. 絶対彼女/大森靖子

 

大森靖子が2013年にリリースしたアルバム「絶対少女」の、リードトラックである。道重さゆみのラジオ番組「今夜もうさちゃんピース」で、このアーティストの存在を知ったのだが、公式サイトを見てみるとおそるべき熱量で道重さゆみの魅力について書き綴っていて、これは作品をちゃんと聴いてみなければいけないと思ったのがきっかけであった。優れた歌詞とメロディー、オルタナティヴ・ロックがポピュラー化して以降の日本のポップスとして素晴らしく、大きな衝撃を受けたのを覚えている。数ヶ月後、大森靖子はメジャーデビューし、NHK総合テレビジョンの音楽番組に出演するのだが、そこでわずか数ヶ月後にグループを卒業し、芸能活動を無期限休止することが決まっていた道重さゆみと共演し、号泣していた姿が印象的である。数年後、道重さゆみが芸能活動を再開すると楽曲提供やフェスでの共演を経て、ついにはデュエットでこの曲の再録バージョンまでリリースしてしまった。「絶対女の子絶対女の子がいいな」と、女の子性とでもいうべきものを全肯定するこの曲が持つメッセージは、道重さゆみの「よし、今日もかわいいぞ!」とも共通するものであろう。

 

 

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