日曜日についての好きな10曲を挙げていきたい。例のブログのネタに困った時にやるパターンのやつである。いつもとは趣向を変え、今回はちゃんと好きな順位を付けて、10位からカウントダウンしていくやり方でいきたい。例によってあくまで現時点の好きな10曲であり、かつ順番なので、数分後にやるとまた変わっている可能性は大いにある。またしてもなかなか忙しい日々が続いていて、日曜日はいつものことながらゆっくりしてはいられないのだが、せめて気分だけでも真夏の日曜日の気分を味わいたいという、わりと切実な心の叫び的なものが顕在化したのかもしれないが、とりあえずやってみたい。
10. EASY/The Commodores
まずはじめからタイトルに「日曜日」が入っていないのだが、ライオネル・リッチーが「日曜の朝のように気楽」な心境について歌っているので、とりあえず「日曜日についての曲」ということにしたい。1977年に全米チャート最高4位のヒットを記録したこの曲は、いかにも大衆受けしそうな甘いメロディーを持っていて、退屈だとも捉えがちなのだが、私は普通に良い曲なので好きである。あと、実はこれは失恋ソングであり、恋人と別れた状態のことを「日曜の朝のように気楽」と表現しているところに、たまらない良さを感じたのであった。1992年にアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド、フェイス・ノー・モアがカバーし、全英チャート最高3位の大ヒットを記録しているが、ジャケットにはサイのような動物が交尾をしているような写真が使われていた。
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コモドアーズ
926円
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9. Saturday night to Sunday morning/Shiggy Jr.
日本のポップ・バンド、Shiggy Jr.が2013年にリリースした1stミニアルバム「Shiggy Jr. is not a child」に収録されていた曲である。このバンドの大きな魅力の1つである池田智子のキュートなボーカルはこの頃から素晴らしいのだが、低予算で撮影されたと思われるミュージックビデオではパジャマを着てはしゃぎまくる姿を見ることができる。
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Shiggy Jr. is not a child.
1,458円
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8. 日曜日のサマー・トレイン/RYUTist
夏の日曜日にこそ聴くにふさわしい極上のサマー・ポップである。RYUTistは新潟を拠点に活動するアイドルグループだが、その音楽性の高さからポップス好きからも一目おかれているようなところがある。この曲は2016年にリリースされた2ndアルバム「日本海夕日ライン」の収録曲で、シティ・ポップとアイドルポップとのブレンド具合が絶妙で最高である。
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日本海夕日ライン
2,760円
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7. EVERYDAY IS LIKE SUNDAY/MORRISSEY
モリッシーがザ・スミス解散後、2枚目のシングルとしてリリースしたのがこの曲である。実際の日曜日のことを歌っているわけではなく、「毎日が日曜日のようだ」という内容である。毎日が退屈すぎて、ハルマゲドンでの起こってくれればいいのに、というような歌詞もある。これが全英チャート最高9位と、そこそこヒットして、いまでもモリッシーの代表曲の1つと見なされている。このような冷笑的な自己憐憫に当時の私はリアリティーを感じていたのだが、そのジョークはもう面白くない。
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Viva Hate: 2012 Remaster
706円
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6. SUNDAY BLOODY SUNDAY/U2
U2の音楽をはじめて聴いたのは、1983年のアルバム「闘(WAR)」の頃で、エッジによる鋭いギター・サウンドと、ボーノのなにかに急かされているかのような切迫感のボーカルが印象的であった。歌詞に反戦のメッセージが込められていることは、後から知った。この曲における「日曜日」はのどかな休日などではなく、北アイルランド市民がイギリス陸軍によって銃撃された1972年の「血の日曜日事件」のことを指している。
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War
825円
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5. SUNDAY GIRL/BLONDIE
1970年代終りから1980年代のはじめにかけてヒット曲を量産したニュー・ウェイヴ・バンド、ブロンディの1979年の全英No.1ヒットであり、このバンドの魅力が最も分かりやすくパッケージされた最高のポップ・アルバム「恋の平行線」にも収録されている。ニュー・ウェイヴ的なクールネスを保ちながらもメジャーなヒットを連発したこのバンドの存在は、1990年代のブリットポップシーンにも大きな影響をあたえたといわれている。ブリットポップ映画「トレインスポッティング」のサウンドトラックでは、スリーパーがブロンディの「銀河のアトミック」をカバーしていた。
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PARALLEL LINES
502円
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4. SUNDAY SUNDAY/BLUR
ブリットポップブームの始まりをイギリスの大衆レベルにおいて印象づけたアルバムといえば、1994年のオアシス「オアシス」とブラー「パークライフ」である。これらのアルバムはいずれも全英チャート1位を記録しているが、実はその前の年にリリースされ、チャートでは15位までしか上がらなかったブラーの「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」がひじょうに重要である。ニルヴァーナ「ネヴァーマインド」の大ヒットをきっかけとしたグランジブームの最中、そのイギリス性に徹底的にこだわったコンセプトは実にユニークであり、多くのバンドやリスナーを刺激したはずである。この曲はアルバムのB面1曲目に収録され、また、3枚目のシングルとしてもリリースされた。ビデオでは翌年の「パークライフ」にも繋がる、バンドメンバーのポップスター的なポテンシャルを引き出すことにも成功している。
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Modern Life Is Rubbish
489円
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3. PLEASANT SUNNY SUNDAY/THE MONKEES
モンキーズのレコードは親戚の家にあったのと、1980年代にちょっとしたリバイバルがあったので、なんとなく知っているつもりでいたのだが、この曲は1967年に全米3位の大ヒットを記録していたにもかかわらず、かなり後になってから知った。数々のヒット曲を生み出したジェリー・ゴフィン&キャロル・キングによって書かれたこの曲は、当時、彼らが住んでいたニュージャージー州の街から着想を得たのだという。
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Pisces aquarius capricorn and Jones ltd.
4,075円
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2. LAZY SUNDAY/THE SMALL FACES
イギリスのロック・バンド、スモール・フェイセスによる1968年のヒット曲で、全英2位のヒットを記録している。典型的なイギリスのミュージック・ホールスタイルのリズムとコックニー訛りは、ブラー「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」にも大きな影響をあたえたと思われる。スモール・フェイセスの最高傑作とされ、全英1位を記録したアルバム「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク」にも収録されている。
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Ogdens’ Nut Gone Flake
1,545円
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1. SUNDAY MORNING/THE VELVET UNDERGROUND
ポップ・ミュージック史において最も重要なアルバムの1枚とされながらも、リリース当時はさっぱり売れなかったし、正当に評価されてもいなかったというヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー・アルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」は1967年3月にリリースされたが、その1曲目に収録され、前年にシングルとしてもリリースされていたのが「日曜の朝」である。私はこのアルバムを19歳の頃にはじめて手に入れ、聴いたのだが、それまでロック史の本などではひじょうに前衛的なアルバムであるというようなことが書かれていたため、覚悟して聴きはじめたのだが、1曲目の時点でめちゃくちゃ聴きやすくて良い曲じゃないかと思ったのであった。その前衛的な部分というのは後々出てくるのだが、1曲目としてはつかみとしてひじょうに強力ではないかと思うのだ。この曲は、当初はニコをリード・ボーカルと想定して書かれたようだが、レコーディングの段階でルー・リードがリード・ボーカルを取り、ニコはバック・ボーカルを歌うことになったようだ。
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Velvet Underground & Nico
575円
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