「WHY@DOLL」が「ミュージック・マガジン」で高評価されていることなど。 | …

i am so disappointed.

仕事が終わってから、昨日に続き2日連続で渋谷に行ってきた。

 

昨夜、WHY@DOLLのはーちゃんが売場のCDにまた新しいPOPを書いたとツイートしていたからである。

 

それだけではなく、音楽雑誌「ミュージック・マガジン」で「WHY@DOLL」がどのように評価されているかも見てみたかった。

 

「ミュージック・マガジン」は翌日になれば仕事場近くのTSUTAYAなどにも入荷するのだが、一部のCDショップには前日に届いていて、一足先に販売されている。

 

「ミュージック・マガジン」はいろいろなジャンルの音楽を取り上げた歴史ある月刊音楽雑誌であり、かつてはかなり硬派で辛口なイメージがあった。20代のある時期までは定期購読していたが、いつからかぱったり読まなくなってしまった。一昨年の暮れあたりからは、内容によって買ったり買わなかったりしている。

 

近年はももいろクローバーZ、BABYMETAL、でんぱ組.incといったアイドルグループが表紙になることも多いが、誌面では海外の音楽を中心に、かなり専門的な記事や特集も掲載されている。

 

最新号の表紙、特集は関ジャニ∞である。

 

渋谷に着き、まずはヴィレッジヴァンガード渋谷店に行った。浴衣を着たアイドルグループのような人たちがイベントをやっていた。「WHY@DOLL」のCDには以前から付いていたやはりメンバー本人によるPOPの他に、少し大きめのものが追加されていた。ちはるん、はーちゃんそれぞれの直筆によるものである。

 

前回書かれたものは、本人たちも言っていたように、ヴィレッジヴァンガードのテイストにあえて寄せたものであったが、今回は真面目にきっちりと書かれているような印象である。

 

ちはるんはこのアルバムについて、「色んなジャンルを楽しんでもらえる1枚」であり、「2017年の名盤になることを目指している」と書いている。

 

WHY@DOLLを知りはじめた頃、私にはそのアーティスト名の読み方が分からなかった。これはもしかすると新規のファンをつける上で、ややマイナスになっている部分もあるのではないか、と少しは思っていた。このコメントPOPにおいて、ちはるんは「WHY@DOLL」に「ホワイドール」とルビを振っていた。天然でふわふわしたイメージではあるが、要点はかなりきちんと押さえているのではないか、と感じた。最後には「#ほわどる」とハッシュタグまで付いている。

 

また、はーちゃんは「大人っぽい曲からかわいらしい曲まで振り幅の大きなアルバム」で、推している曲は「Dreamin' Night」だと書かれていた。

 

「色んなジャンルを楽しんでもらえる1枚」「振り幅の大きなアルバム」ということで、さらにクオリティーがひじょうに高い。私がこのアルバムをこんなにも好きな理由は、まさにそこではないのかという気がした。

 

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それからタワーレコード渋谷店に移動し、雑誌や書籍が売られている2階に行った。やはり明日発売の「ミュージック・マガジン」9月号は、すでに売られていた。まず「アルバム・ピックアップ」の目次を見ると、「WHY@DOLL」の名前がちゃんとある。もちろんそのページを開いてみた。

 

レビューを担当しているのは、音楽評論家の宗像明将氏である。発売中の雑誌であり、文章もそれほど長くはないので、引用は自粛したいと思う。概ね好評でありながら、欲をいえばもっと刺激のある曲があるともっとよかった、という感じである。

 

前作の「Gemini」は、「ミュージック・マガジン」のライターが選ぶ年間ベスト・アルバムにおいて、「Jポップ」部門の7位にランクインしていた。

 

アイドルポップスとしては、もしかすると「Gemini」の方がそれらしいのかもしれない。私は特にアイドルポップスがとても好きというわけではなく、まったく好みではないものも結構ある。単にミーハーなポップ音楽ファンであり、その中で好きなものが最近はアイドルポップスに多いという理由で聴いているいる。そして、「WHY@DOLL」の方が「Gemini」よりもずっと好きである。これはおそらく完全に好みの問題であろう。

 

このレヴューにおいて、真っ先に取り上げられているのが「Hello Hello Hello」だったので驚いた。

 

じつは私も「WHY@DOLL」のティザー映像を最初に視聴した時に、最も印象に残ったのはこの曲であった。しかし、WHY@DOLLがはじめて挑戦したというカントリー調の曲はアルバムの中において、あくまでもアクセントという感じだろうし、しかもちはるんのソロ曲ということで、けして大きく取り上げられるようなものではないのだろうと思っていた。

 

しかも、私はちはるんのボーカルが大好きであり、このヒーリング効果が絶大な曲については、ただ単に個人的な好みで気に入っている部分が大きいのではないかと感じていた。

 

しかし、やはりこの曲を大きくピックアップする方もいたのである。

 

次に、「アルバム・レヴュー」のページを開いてみた。こちらは「歌謡曲/Jポップ」のジャンルを、やはり音楽評論家の原田和典氏である。得点はなんと10点満点であった。発売中の雑誌であり、さらに短い文章のため、やはり引用は自粛するが、一言でいうと大絶賛である。

 

そして、WHY@DOLLの2人がヴィレッジヴァンガード渋谷本店のPOPに書いていたような部分が、やはり高く評価されているようであった。

 

電車の中で数えたのだが、「ミュージック・マガジン」の最新号の「アルバム・レヴュー」においては、156枚のアルバムが採点、評価されているのだが、10点満点がついているのは、その中でたったの2枚である。そのうちの1枚が、「WHY@DOLL」なのだ。

 

ちはるんがPOPに書いていたように、「2017年の名盤になること」も夢ではないのかもしれない。

 

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さらにこの号では、WHY@DOLLのインタヴュー記事もカラー2ページで掲載されている。WHY@DOLLのことが本格的に気になりはじめてからまだ2週間も経っていないので、これまで紙媒体でこのような記事を読んだ記憶がなかった。

 

WHY@DOLLはやはり、アイドルに興味がない音楽好きの人からハマったと言われがちなユニットだったようである。

 

そして、はーちゃんがモデル志望だったことや、ちはるんがモーニング娘。が好きでアイドルに憧れていたという、おそらくファンにとっては基礎知識的なものであろうことも、この記事ではじめて知った。

 

ちはるんは1993年1月21日生れということだから、10歳の誕生日の2日前に、道重さゆみがモーニング娘。の「LOVEオーディション2002」に合格したことになる。

 

あと、ちはるんが今年の生誕ライブでギターの弾き語りをした、つまりギターが弾けることも初めて知った。

 

「ミュージック・マガジン」の評価が今日、音楽ファンに対してどれだけの影響力を持っているのかは定かではないが、いずれにしてもこのような音楽専門誌において高い評価を得たのはひじょうに喜ばしいことである。

 

音楽的なクオリティーは高く評価されるのだが、そこ止まりでいまひとつ突き抜けてポピュラーになるまでには至らない、ということがよくあるような気がする。

 

かつてフリッパーズ・ギターという生意気な若手ポップ・ユニットが「ムーンライダーズにはなりたくない」と言って、鈴木慶一から「なれるものならなってみろ」というようなことを言われていたような気がする。

 

いまやジャンルとして成熟し、多様化したアイドルポップスの分野においても、そのようなことは起こりうるであろう。

 

WHY@DOLLの音楽的なクオリティーが今後さらに高く評価されたとしても、このユニットの魅力はそれにはとどまらない。

 

パフォーマンスも素晴らしいし、キャラクターも最高である。これはもっと知られる機会さえ増えればかなり跳ねるのではないかと、そのような気しかしない。

 

だから、もっと知ってもらえる機会が増えることを切に願う。

 

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