リーダーのNao☆はこの曲について、地元古町の商店街を活性化しようという曲で、グランプリも受賞したと説明する。
軽快な打ち込みのビートにのせたポップな曲であり、メロディーはどこか切なさや懐かしさを呼び起こす。
夢を追いかけて地元を出たが、残した親愛なる者に対して、いつかまたあの場所で会える日を信じているというメッセージを込めた歌詞が、新潟ローカルから全国区になっていくNegiccoとファンとの関係に重ね合わせることもでき、古くからの地元のファンにとってはより深い意味を持ちうる曲なのではないだろうか。
このいつかまた会える日を信じているあの場所とは、「星のふる町」であり、これは新潟の古町ともかかっている。それに願いごとを唱える流れ星をも重ねた、素晴らしい内容である。
東京在住で、Negiccoの音楽を聴きはじめてからまだ2ヶ月あまりの私には、この曲の本来の魅力など、数パーセントしか理解できないのであろう。たとえそうだとしても、じつにいい曲だと思える。
「Falling Stars」のシングルが徳間プロモーションから発売されたのは、2006年1月25日だということである。
Nao☆がグランプリを受賞したと言っているのは、古町音楽祭のことであろう。昨年で第11回目を迎えたこの音楽祭において、Negiccoは初代グランプリ受賞アーティストとなっている。
やはり古町が舞台になっている「君といる街」には「あぁ 街は音楽祭の 賑やかな人の波の中」という歌詞が出てくるが、これもおそらく古町音楽祭のことなのであろう。
まったくの余談だが、「Falling Stars」の約1年後にリリースされたモーニング娘。「笑顔YESヌード」で「あなたと見てたわ 流れ星 ゆっくりな流れ星」というパートを歌っていたのは、同じく新潟県出身の久住小春であった。
たとえばいまから3ヶ月前ならば、「古町どんどん」という単語を聞いたとしても、なんだか勢いがあって楽しそうだなという印象は持ったとしても、それ以上の関心はなかっただろう。
しかし、いまやそれはあの伝説のイベントとでもいうような意味をともなって、私に認識されるのである
「古町どんどん」は新潟の古町で毎年春と秋の2回開催される、大きなお祭りのようである。Negiccoはずっと以前からこのお祭りでライブをやっていて、その様子を記録した動画も多数残っている。そして、それは人気が全国区になった現在でも続いているようだ。
先月、私はNegiccoを育んだ新潟の街を肌で感じたいと思い、イベントやコンサートがあるわけでもないのに、新潟に出かけた。その収穫はとても大きいものであった。それが中野サンプラザのコンサート前週、4月19日のことであった。
その後、やはりいつか新潟でNegiccoが観たいという思いが強くなってきた。そこでは東京で観るのとはまた違ったNegiccoの姿、そして、ファンとの関係性が感じられるのではないか。
基本的に本来ならば仕事を休める日程ではないのだが、今回、奇跡的にいろいろな調整がきいてしまった。まだ100%確定ではないのだが、おそらくかなりの確率で、私は当日に新潟行きの新幹線に乗っていることであろう。
「すべての感情や行動はある目的を達成するために生み出される」というのは、アドラーの目的論だが、それを今回ほど身をもって感じたことがあっただろうか。
前回はかなり短い時間の間で行きたいところもいろいろあったため、あまりゆっくりと街を散策するという感じでもなかった。今回は主に新潟駅から古町までの間、特に古町をよりディープに探索してみたい。
また、前回は雨の平日だったのだが、今回は大きなお祭りの真っ最中である。その雰囲気もかなり違うのであろう。そして、翌日も少しは時間がとれそうなので、お祭りの日曜日から日常の月曜日までを体験することもできそうである。
「古町どんどん」のパンフレットをダウンロードしてみた。Negiccoのライブは最終日の16時15分からで、「どんどんのお祭りのフィナーレを飾るスペシャルライブ」という扱いになっているようである。
この他にも多数のライブやいちごフェスティバルなるもの、着ぐるみショーやパトカー、白バイの展示などが行われるようだ。
また、新潟県民の方々のブログによく出てくるキングコングというお店のことが気になるので、ここにもぜひ行ってみたい。Negiccoのかなり昔のTシャツが展示されているが、販売はしていないらしい。住所を調べると、「新潟地下街西堀ローサ」となっていた。新潟に地下街があることすら知らなかった。
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