一気に読み終えてしまったニコ





ハンガンの『菜食主義』


いつぶりだろう。
こんなに一気に読んだのって


恥ずかしながら
わたしは読書家ではなく
たまーに
気が向いた時に
本を買って読むくらい、、。

そんなわたしが
久々夢中に読んでしまった。


『続きが読みたいから
家事をサッサと片付けなきゃ!』
ってくらい
熱くなってしまったにやり


そんな菜食主義、
ちょっとだけ紹介しますね。


ある日突然
菜食主義者となってしまった
女性ヨンヘを取り巻く3人
の視点からなる物語。

3人とは
ヨンヘの夫
ヨンヘの姉
そして
その姉の夫。

こう書くと、、
ふーん、だからどうした
って思うけれど

ヨンヘの菜食主義が
徐々に
狂気に満ちていき
それに伴い
取り巻く三人も
三様に変化して行く、、

いや。
いやいや。

厳密に言うと
変化していく
というよりも
三人の内面にある
解放してしまった、、
って感じかなぁうーん

わたしはそう解釈したけれど
人それぞれ
感じ方が違っていい作品かな。


描写が結構
エログロな面もあったり
この作品の根底に
韓国社会の暗部が見え隠れしたり、、
なので
好き嫌い分かれると思うので
おススメはしないけれど
わたしはハマってしまいました。


それに
こういった作品を
女性が書いてるって
ちょっと凄いよなぁ
って驚きもあり
しかも
わたしより若いのに、、
って
いい意味で
衝撃受けてしまって
余計
熱くなったのかもしれません。


ヨンヘが
なぜ菜食主義になったのか
そのキッカケとなった夢は
何を意味するのか、、
はたまた
それすらも意味があるのかないのか
読者が
どう感じ
どう捉えるか
いろいろ違っていいんだと思う
映画のようで
わたしは
きっとハマってしまったのでしょう。