ご無沙汰しております。

旅に出ていたわけではありませんが、久しくブログ書いていませんでした。ですが、ここにきてルネサスエレクトロニクス社から面白い、新しい開発の流れが見えるような開発環境が整備されてきたので、書いてみようかなと思います。

 

ルネサス社はCS+ と e2studioという2つの開発環境を用意していますが、その両方にCOMデバックという機能が追加されました。

 

CS+ for CCに追加されたCOMポートデバック機能

 

e2studioに追加されたCOMポートデバック機能。

 

従来、ルネサス社の開発環境はデバックに専用のハードウエアを必要としていました。

(下記例では実際に動作させるためにはE2やE2liteが選択する必要があった)

 

 

この新しいCOMポートデバック機能はパソコンのUSB端子をケーブルでマイコン基板につなげればプログラムのダウンロード、実行、ステップ実行、ブレーク操作などが行えるというもので、専用のハードウエアを必要としません。また、自前の2つの開発環境だけでなく、ArduinoIDEでも開発が出来るようになっています。

 

ルネサス社の今までの流れからいえば、画期的なことだと思います。

 

COMポートデバックに対応したマイコンボード