1.ハードウエアエンジニアの方はすぐわかると思いますが、マイコンハードウエアの設計時、どのポートが入力に使えるのか、出力に使えるのか、内部プルアップ機能はあるのか、出力はCOMSなのかオープンドレインなのか、、従来はハードウエアマニュアルを熟読して図面を引く必要がありました。

 

 しかし、CS+では本を読まなくても絵を見れば設定できること、出来ないことがポート毎に瞬時に分かります。つまり、CS+を使うとハードウエアの設計も早くできます。機能が無いポートを、あると勘違いして図面を引き、泣きながらアートワークを直す無駄も減ると思われます。

 

 下例ではP35が入力しか設定できないのがビジュアルで即座に分かります。

 

 2.ハードウエアに関係する部分を極力自動化したため、パソコンソフトしか経験がない人も組み込みマイコンのプログラムを書くことが可能になった。

 

 組み込みソフト、ハードウエアエンジニアはひと昔前は3K(きつい 給料が低い 高齢独身男ばかりの牢獄)? と言われる時代があったかもしれませんが、最近は

 

>今、カネで奪い合いに ITエンジニアは若手でも2000万超なる「人気職種」

「年功的賃金の本体では採用が難しいので、別会社をつくって、年収2000万~3000万円で若いAIエンジニアや半導体技術者を採用している大手企業もあります」

 

とプレジデント社さんも書いています。

https://president.jp/articles/-/24865

 

何年か務めるとポルシェでも買えそうな勢いです、本当?

 

ですので、圧倒的に人が足りません。ハードウエアが多少分からなくても制御系の組み込みプログラムが書ける人は「金の卵」(古ッ!)状態かも知れません。世界的なエンジニア不足に会社側も敷居を低くして、参入者を増やす必要がありました。