(この人が総理になったせい(?)で株は乱高下)
なんだかなあと思わせた今回の自民党総裁選。
候補者乱立の中有力とされたのが石破茂さん、小泉進次郎さん、高市早苗さんの3人だったが、この方たちいずれも帯に短く襷に長いから票が割れるのもむべなるかなだ。
石破さん 性格、おツムはそこそこだが顔が悪すぎる
小泉さん 性格はよく顔もいいがおツムが弱い
高市さん 顔は好き好き、おツムはいいが性格が悪い
(注:あくまで世間で言われている一般論で私の意見ではありません)
第1回投票で高市さんがトップになったのは意外だが、自民党党員110万人のうち女性党員は
3割ちょっとだから「進次郎じゃダメだよ。顔はいいけどさ」という男性党員の意向が大きく反映されたのだろう(同上)。
決選投票では高市さんが議員票を101票上乗せ(72→173)したのに対し石破さんが143票上乗せ(46→189)して逆転したが、これはそれほど意外ではない。高市さんにはアンチ票が多かった(はず)。
まずはハト派宏池会の流れをくむ旧岸田派(派閥解散時46人)。
彼らには、
「彼女が総理になったらホントに靖国神社公式参拝しちゃいそう」
という不安があったことだろう。
対中関係重視の旧二階派(同38人)所属議員も同様だ。
さらに女性国会議員だ。
現在自民党には衆参合わせて45人の女性議員がいらっしゃるが、この方たちはおしなべて石破さんに投票したはず。
「なんであのヒトが日本初の女性宰相になるのよ!絶対認めないわよ」
「お化粧直しが長いのよ。あのヒトのせいで議事堂の洗面台は大混雑よ」
というそのお気持ち、よ~く分かります。
「まあこっちの方がマシでしょ」
と消去法で選ばれた石破総理。石破さんの総裁選勝利が決まった翌日、日経平均は一時2000円を超える大暴落となった。
以来日経平均は乱高下を繰り返し、私の塩漬け株(泣)東京エレクトロン(8035)も大波に洗われる日々。
こんな荒れ相場なら「上がったら迷わず売る、下がったらすぐ買う」のスイングトレードを繰り返した方が効率的じゃないの、とここ数日の値動きでシミュレーションしてみた。
(前提)
9月17日に東京エレクトロン株を227万4800円で買う。
以降寄り付きの株価が前日より上がった時は売り、下がった時は買い戻す。
売買値はその日の高値と安値の中間値で取引したものとする。
東京エレクトロンの株式売買結果
大幅な乱高下にもかかわらず利益はわずか13万円。
ここから証券会社の手数料や所得税を支払うわけだから、リスクと比較して手残りは大したものではない。
株はやはり難しい。
石破総理の所信表明演説はパッとしないものだった。
党内の大波に洗われて日々丸く小さくなる石破さん。まるで私の東京エレクトロン株を見るようだ。
こりゃあまた休日明けに日経平均が暴落するんだろうなとハラハラしていると、意外なことに日経平均先物は1000円以上の値上がりとなっている。
株ってホントに難しい。