(「ネコシェフ」クッキー3種)
2024年も後半に入ったこの日八ヶ岳南麓は朝から雨。愛犬の鍼治療の関係で家内は東京に残ることになり今回も単身赴任となった。
前日東京土産を買いに吉祥寺へ。
先日地元のゴルフ会に混ぜていただいた際、自宅までクルマで送ってくださった主宰者のAさんの奥様にお礼の品をお渡ししたい。
Aさんは青春時代を吉祥寺で暮らしたことがあるとのことなので、「小ざさ」の最中をお渡しすることにした。当時貧しかったA青年(たぶんそうでしょ)、なけなしのカネは低価格高カロリーの食い物に回ってしまい、最中なんぞを食う機会はなかったに違いない。
奥様がお迎えに来るまでの間ご自宅で酒をふるまってくださったBさんご夫妻にも同じものを
お渡しすることに。
(黒あん+白あん10個入り 店頭でボーっとしていると箱入りでなく自宅用袋詰めを渡されたがまあいいか)
続いてゴルフ場のおねえさま方の歓心を買うためのお土産を物色した。前回渡した「フランセ」のクッキーをまた渡すのでは芸がない。
(フランセ「果実を楽しむサンドクッキー」デザインのかわいさと日持ちの良さが決め手)
吉祥寺アトレを物色しているとネコのデザインがかわいらしい洋菓子店があった。
その名も「ネコシェフ」(冒頭の写真)。
これはおねえさまたちの心をとろかすに違いない。
クッキーは3種類。5個入りで1000円と少々値がはるのが痛い。
いちおう3種類全部買ってみたが、お土産に渡すのはひとつでいいだろう。連中もバカではないから(失礼)数が足りなきゃそれなりに工夫するはずだ。
(まあどれも似たようなもんでしょ ネコシェフHPより)
賞味期限が長いのも土産としてはありがたい。
(今回渡しそびれても当分大丈夫)
よく見ると賞味期限のフォントが「フランセ」のそれと瓜二つ。それだけでなくデザインもどこそこ似通っている。
ひょっとして、と調べてみたらビンゴ。
「ネコシェフ」も「フランセ」も北青山にある菓子会社「シュクレイ」(寿スピリッツのグループ会社)のブランドだった。
さあ残った2つをどなたにお渡しするか。
生来性格がねじ曲がっている私は「ケチなくせにモノを差し上げるのが大好き」、「モノをあげるのが好きなくせにとことんケチ」という厄介なタイプである。
梅雨で無聊をかこちつつ、こうしてクヨクヨ悩む時間がけっこう気に入っている。