東京の桜→八ヶ岳南麓の桜=幸せのかたち | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(東京・井の頭池 狛江橋から弁財天を望む)

 

 東京の桜が満開だ。

 朝のウォーキングで井の頭公園にいってみると、そこは人、人、人。

 

 花見に訪れているのは日本人だけではない。白黒抹茶、甘茶コーヒー、ユズ桜、肌の色も目の色も髪の色もさまざまな人たちがあふれんばかり。

 その中でもとりわけ目立つのは中国人の花見客で、あちこちで写真を撮りながら大声で笑っている。

 おそらくSNSで「上野混雑芋子洗。井之頭公園好々。花見後吃吉祥寺口琴(中国語でハーモニカのこと)横丁推薦」なんて情報が飛び交っているのだろう。

 

 

(あ、麻雀やっている中国人がいる、と思ったら日本人だった)

 

 そういえば以前井の頭池のほとりにほどよい大きさの土地があって、住むのによさそうだなあといつも眺めていたら去年のちょうど今かごろ家が建った。

 表札を見ると「臭金瓶(いちおう仮名です)」とあるから、おそらく家主は中国共産党の幹部で政情不安に備えて逃亡先の確保兼資産保全策として便利だが目立たないこの場所に居を構えたのであろう。

 ところがそれからこっち、いつも留守なのである。さすがに桜の季節には新居を訪れているだろうとわざわざ様子を見に行ったがやはり留守のようだ。ことによると不正蓄財がバレて刑務所送りになってしまったのかもしれない。

 

(写真と記事は全く関係ありません)

 

 桜の周辺だけでなく、池にもボートの大群が繰り出していた。

 

(スワンボートがこんなに用意されていたとは驚き)

 

(ボートに乗りたがるのは何故か日本人と白人ばかり)

 

(どういうわけか皆さん桜の枝が飛び出したところに集まってくる)

 

(白人の家族2組が池上で交錯 右のボートのご主人のガタイがデカすぎる(2m以上ありそう)せいでボートが傾いている)

 

(やっぱり傾いているよ!(右のボート)まあ転覆することはあるまい)

 

 池の周辺は朝から花見の宴会がワンサカワンサ。通りかかっただけでこっちまで楽しい気分になった。

 ふと見るとインド人ぽい集団が花見をしていた。

 

 

(久しぶりに会ったのかみんなすごく楽しそう)

 

 聞けば皆さんスリランカからやってきたとのこと。観光客ではなくて留学か技能実習かで母国を離れて暮らしているのだろう。

 どれどれ、どんなものを食ってるの、と見せてもらった。バナナの葉に包まれたケースの中には旨そうなご飯がぎっしり。

 

(スリランカ風チャーハン スリランカ特産のカシューナッツは欠かせないらしい)

 

 ちょっと味見する?、と差し出されたがさすがにそれは図々しいにも程がある。わざわざ見せてくれただけでも感謝、感謝である。

 もっとも朝メシ直後だったから事なきをえたが、これが昼メシ前だったらケースの半分位は平らげたかもしれない。

 

 日本スリランカの友好親善も一段と深まり(ホントか)、楽しいひと時となった。

 来週は八ヶ岳南麓で花見ができる。まずは知る人ぞ知る、「蕪」の桜を見にいこう。

 

 

(蕪の桜並木 この時は既に散り始め2023年4月13日撮影)

 

 

(2020年4月9日撮影 この時は満開だった)

 

 どっちも見れずじまいという年もあるが、こうして桜を二度楽しめるのは二拠点居住のいいところである。