八ヶ岳南麓・清里に風が吹き始めた? | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(新装なった清里「MILK POT」)

 

 この日「清里アーリーバードゴルフコース」へ向かう途中、清里駅前を通過してオッたまげた。

 清里の廃墟の象徴「MILK POT」がきれいになっているではないか。どうやらスイーツ店として7月にリニューアルオープンしたようだ。

 

 

(かつての薄汚い佇まい)

 

 ひょっとして清里に再び風が吹き始めたのだろうか。

 そう思って街を眺めてみると、人どおりはあいかわらず皆無だが心なしか街全体が小ざっぱりしてきたようだ。

 

 ゴルフを終えて(スコア略)昼メシである。ちなみに清里アーリーバードにはレストランもお風呂もないが、その代わり料金が安い(この日は4600円だった)。

 

 ゴルフ友のAさんによるとゴルフ場にほど近いレストラン「最高地点」の手打ちそばが旨いというので向かったところ、待っているお客さんが何組かあって蕎麦は最後の方で売り切れとのこと。残念。

 

(最後尾のお客さんは「もう売り切れです」という案内係を兼ねていた 暖簾がずれているのは「蕎麦おわりました」のサインなのだろうか)

 

 ならば国道141号線沿いで傑出した存在である「レストラン141」でメンチカツカレーでも、と思ったがあいにくこの日は定休日。

 

  すっかりカレー腹となった私はまだ行かれたことがないというAさんを誘って「カントリーキッチンロビン」へ向かったが、弱り目に祟り目、こちらも定休日であった。

 

 こうなると近傍での選択肢は極めて限られてくる。すなわち、

・イチゲンさんの観光客相手の「岩」のカレー

・不思議ちゃん系インドカレー「ホーリーマウンテン

 

・旨いが値もはる「OLD AGE」のスパイシーチキンカレー

といったところ。

「岩」は論外としても、不思議ちゃん系インドカレーは日本人向けにローカライズされたインド・ネパールカレーとは断然別物だし、4600円で4時間楽しんだ(=時間あたり1150円)後にわずか30分ほどの快楽のために2000円近いカレーを食う(=同4000円)のはなんだか釈然としないものがある。

 

 そうだ、思いついたのがビートたけしのカレー店「北野印度会社」である。MILK POTが再オープンした今、ビートたけしの店も復活してたりして。 

 

 ところが世の中そう簡単に風が吹くものではないらしい。件の店は依然として廃墟のままだった。

 

(「TVタックル」で「もうオレは無関係なんだから看板外せ、って何度も言ってんだけどそのまんまなんだよな~」とたけしが憤慨していた)

 

(よく見ると「北」の一部が脱落して「ヒ野印度会社」になっていた。これでたけしもひと安心)

 

 結局カレーはあきらめて、Aさんのリクエストで我がホームタウンの韓国レストラン「どんぐり」へ。好物「激辛冷麺」を食って溜飲を下げたのであった。

 

(添えられているキュウリは我が家で大量に採れたのを始末に困って持ち込んだもの)