（八ヶ岳芝生広場にて 本日も貸し切り状態）
そらと「八ヶ岳芝生広場」に出かけた。
ここは元々「丘の公園清里ゴルフコース」の一部（八ヶ岳コース）だったのが３年ほど前に公園として開放され、無料で犬と遊べる八ヶ岳南麓随一の犬の楽園となった。ちなみにかつての犬の楽園「フィオーレ小淵沢」跡地はワイナリーとなることが決まっている。
（あの巨大カブトムシは今どこでどうしているのだろう 2018年5月撮影）
誰もいないことをいいことにリードを外してボール遊びをした。
小さいころからボール遊びが大好きだったそらは今でも大喜びだが、それでも10歳ともなるとあちこちに身体の不具合が出るのは人間サマと変わらない。
以前は放ったボールをちゃんと目で追っていたのだが今は見失うことも多くなった。耳もめっきり遠くなったようでボールが落ちた音に気がつかないでウロウロすることもしばしば。長いこと苦しんできたアレルギーのせいでそらの身体の衰えは普通の犬より早いのかもしれない。
それでもいっしょうけんめいボールを追うそらを見ているといじらしくて不覚にも涙がこぼれそうになった。来年も再来年もこうして遊べるといいのだが。
（老いの一徹かボールに対する執着は強くなっている）
ひとしきり遊んだ後は飼い主サマのゴルフの練習にそらがつきあう番だ。
ゴルフコースに併設された練習場にはコイン式の球出し機があって値段は30球300円。朝から晩までいつでも勝手に楽しめるので実にお気楽である。
（前方の木立までちょうど200ヤード 私の打球は手前で失速する）
３時頃にいくとここもだいたい無人である。
そらを打席のすぐそばで待たせて球を打つ。30球ならせいぜい15分程度だからそらもおとなしく待っている。
（誰もいないからといって球を拾ったりしてはいけません）
それほど暑さが厳しくない日の午後はこうして過ごす。ゴルフを再開してつくづくよかったと思う瞬間だ。
練習を終え、清里牧場通りから小海線を越えて高原大橋へ、そして我が家までお腹を減らしたそらを乗せてひとっ走り。DJ SASAの「夏ソンちゅ」が入道雲にこだまするかのようだ。
Stop the season in the sun
夏よ逃げないでくれ
もう少しこのままでいたいのさ～
いつまでもこんな日が続きますように。
