(2023年は大豊作)
梅雨の合間を縫ってサンショウを収穫することにした。
7年前に植えたサンショウの苗木たちは住人が馬齢を重ねていく間にいつの間にかジャングルの様相を呈している。
(ヘビとかいそうな感じでちょっと怖い)
新開発の「サンショウの実格納器」をひっさげサンショウの森へとふみいった。
(ミニトマトの容器にひもを通して首からぶら下げるという仕組み いささか小さくてブルーベリー摘みには不適だろう)
このジャングルにはいったいどの位の実があるのだろう。
クラスター状のサンショウの実は一房に約30粒ほどついている。ぱっと見1本の雌木に100房ほど実っているから、我が家のサンショウは30×100×4本=12000粒、という勘定になる。
作業すること30分、ウンザリこいてきたので収穫はおしまい。
東京に戻る直前にもう一度収穫することにして約2000粒の実を収穫した。
(数えてみると2023粒だった(ウソです))
さっそくちりめん山椒作りにとりかかった。
まずは葉や柄を取り除いていく。
粒にくっついている細い柄はそのまんま。それでも2000粒のサンショウをきれいにするには30分程度かかってしまう。
続いて水にさらす。
ピリっとした風味を楽しむなら1時間、そこそこなら2時間程度水にさらすのがよいと言われているが、今回水にさらしている間にちりめんじゃこを「ひまわり市場」に買いに行き(前もって買っとけ、っての)、上物がなかったので「オギノ」へ、なんてやっているうちになんだかんだで3時間ほど経過、いささか風味が抜けてしまったのが悔やまれる。
さらした山椒(ここからは植物の「サンショウ」ではなく食材の「山椒」)を塩ゆでにして準備完了。
そのうちおよそ半分をちりめんじゃこと一緒に酒で煮て、「ちりめん山椒2023」の出来上がり~。
(めんつゆをホンの少し加えて味つけした)
毎年楽しみにしてくれている八ヶ岳南麓のちりめん山椒フェチに配って第一回ちりめん山椒作りは無事終了した。
東京のお土産は(こっちの方がガサが多くて重労働)この週末に再度サンショウを収穫して東京でこさえる予定である。
人形は顔が命、ちりめん山椒はじゃこが命。
小ぶりで品のいいちりめんじゃこはさすがに東京の方が手に入りやすいのである。