(清里アーリーバードゴルフクラブ 眼前には普段見かける山容と違う八ヶ岳)
ゴルフ友(正確には「今日からゴルフ友)のAさんと「清里アーリーバードゴルフクラブ」へ行ってきた。
スタートは08:26、本日の第二組。
まずは受付でカネを払う。
受付のおばさんに5400円払おうとすると、「あ、ほにゃららで500円引きね」ということでなぜか4900円に。なんだか釈然としないがどうやらゴルフ友(正確には「今のところゴルフレッスン友」)のBさん(=「アーリーバード友の会」会員)が何やら陰で工作してくれたような気配である。
平日ともあって練習グリーンやスタートを待つパーティにはご夫婦が多い。
「おはようございます。初めてですが、ここは安いですね」
「4800円ですからね、しょっちゅう来てます」
「4900円じゃなくて・・・」
「4800円です」
「お二人だと9600円・・・」
「いえ、二人で4800円です」
う~む。なんだかいろいろな割引があるようだ。
それはともかく、いよいよ二人はスタートホールへ。
(第一組のご夫婦にお願いして記念すべき再デビューの瞬間をパチリ)
10年ぶりのティーショットは見事にチョロ(汗)。
「うわ~ うわ~ うわ~(←絶叫が八ヶ岳山麓にこだました)」
「・・・『マリガン』ってご存じですか」
「あ、多重人格の」
「それはビリーミリガン。マリガンはスタートホールの第一打だけ打ち直しOK、というルールです。それでいきましょう」
Aさんのお気遣いでなんとかラウンドが始まった。
フェアウェイの所々に雑草が生えていたりするものの、想像以上に美しいコースである。
(二人仲良くフェアウェイという貴重な瞬間 雑草があるがフェアウェイですから)
(10mのパーパットにトライ グリーンもきれいに整備されている)
このゴルフ場が「野辺山高原CC」として開業したのはバブル末期の1992年。当時の会員権は折からのゴルフブームに乗って最高1000万円ほどしたらしい。
その後経営母体が代わって2001年に「清里アーリーバード」と名称を変え、その際コース運営会社と預託金管理会社とに分離されたそうだが、後者は昨年破産したという。
(古色蒼然としたカートの給油機
「赤アポロ」というのは出光興産が1975年に販売を開始したレギュラーガソリンで1993年に「ゼアス」に改称された。つまりこの給油機はコース開業以来30年間にわたってゴルフ場の栄枯盛衰を見守ってきたことになる)
スコアはともかく、さわやかな秋の天気が心地よい。
これで4900円なら安いものだ。
カートでおにぎりをパクつきながらスルーでラウンドすると、ホールアウトは12:20。はるか昔、「家を出て家に戻るまでに12時間以内なら近いゴルフ場」と言われていたのが隔世の感がある。
(丘陵コースだが打ち下ろしホールが多くて意外と楽ちん)
Aさんは何年ぶりかのラウンドにもかかわらず102。かなりお上手である。
一方の私は、というと目標の「ハーフでエージシュート」はクリアできたものの、まあ「言わぬが花」だろう。パートナーにも恵まれてまずは幸先良い再スタートとなった。
帰りは「コスモス」で初物のリンゴを買った。
おばさんに会うのは1年ぶりだが、お元気そうな様子で何より。
リンゴを買い、キャベツをお土産にもらって家路についた。
家を出てから家に戻るまで5時間ちょっと。今夜はよく眠れそうだ。
(試食した結果「シナノスイート」を買うことに なんだかロストボールの詰め合わせに見える 本日のロストは3個)