(八ヶ岳芝生広場で遊ぶそら)
いつの間にか愛犬そらも9歳になった。
9歳というのは人間の年齢になぞらえると柴犬だと58歳、シェパードだと68歳に相当するというから、両者の血が入っていると思われるそらは推定64歳、ボチボチ前期高齢者ということになる。
寄る年波のせいか、そらは筋力が衰えてきているようで、私のベッドに飛び乗る時は少し助走をつけてエイヤ、という感じ。
またクルマの後部座席から降りる時も以前は勢いよくピョンと飛び降りていたのが最近はちょっとためらう仕草を見せるようになった。
3歳の頃から四六時中そらを苦しめているカイカイのせいで、老化が実年齢より進んでいることもありえるだろう。
そんなそらのカイカイだが、ここにきて少~し収まったように思える。
身体中をガシガシかきむしる頻度もやや減ったようだし、あまり興味を示さなくなっていたボール遊びをここのところせがむようになったのも体調がいい証拠だろう。
そらの症状は何故緩和されたのだろうか。
ひとつは老化によって基礎代謝が減り、それに伴ってアレルギー症状(抗体反応)もやや沈静化したこと。人間の場合高齢になるにつれて花粉症のアレルギー症状が軽くなることが知られているが、おそらく動物でも同じようなことが起きるのだろう。
もうひとつが食べ物である。
犬トモのAさんのお勧めでドッグフードを替えてみたのがかれこれ2か月ほど前のこと。
はっきりした因果関係は不明だが新しいフードが体質に合っているのかもしれない。
(帝塚山ハウンドカム「ホリスティッククッキング」国産馬肉のみ使用 これに「バランスアルファ」をちゃちゃっと振りかけて食べさせる)
(500グラム入りの小袋が二つ そらの場合小袋一つで2日分)
フードも「バランスアルファ」も人間サマの食い物より高い位(泣)。でもそのおかげでそらの苦しみが少しでも減るのなら安いものだ。
土に還るその日まで、せめてカイカイからは解放してあげたい。
(長生きしてくれよ~)