2021年もあとわずか。例年なら「旨いものオブ・ザ・イヤー」選考の時期であるが、外出制限の余波を受けて今年は候補が少ないので断念することに(泣)。
そこで、これまでブログで紹介した中央線沿線の旨い店をまとめて掲載することにした。題して「中央線千鳥足双六」。
(この地図をスクリーンショットでコピー、拡大印刷してお使いください)
なお、お店のマークは以下を表わしている。
A:値段が安くて旨い B:値は張るが旨い C:安い分味はまあまあ
① スタート東京駅 割烹「まえ田」B
東京駅八重洲口界隈には意外なほどひっそりとした佇まいの店がある。
「まえ田」もフラっと覗いてみたくなるような、そんな店のひとつである。
(胡麻サバ 「旨いものオブ・ザ・イヤー2020」第2位 2020.11撮影)
② 神田駅 焼き鳥「中むら」AA (1回休み)
新橋とならぶサラリーマンの天国神田。それこそ無数の良店がある中で自信を持ってお勧めできるの
が「中むら」だ。ブログ友Yさん開拓のこの店は中々予約がとれないのが玉に瑕。
(名物(たぶん)ジャンボつくね 「うまいものオブ・ザ・イヤー2019東京編」グランプリ 2019.10撮影)
(ポテサラのオブジェ(380円 2019.4当時) 揚げだしナス達磨落とし仕立て(470円 同左))
③ 御茶ノ水駅 「焼肉ランドマルタケ」A (1回休み)
一度肉トモの九州氏を連れていったところ、本人がすっかり気に入ったのはいいのだが、ことあるごと
に「マルタケに行きましょう」とシツコい。
「この前も行ったじゃん」
「何度でもいいじゃないですか」
「・・・。あのさあ、別にオレと行かなくてもいいんだからさ、勝手にどんどん行けば」
「どんどん行ってます」
「・・・・」
(旨いことは旨いがそれほどまでに執着するかなあ 2017.8撮影)
④ 水道橋駅 ホルモン焼「でん」AA (1回休み)
水道橋駅南側の名店は午後5時開店。開店と同時にほぼ席は埋まってしまうという人気店である。
店の隅っこに小さなテーブル席があるがそれ以外は予約不可なのが難点だ。
(「レバーの網」と「テッポー」がお勧め 2018.12撮影)
⑤ 飯田橋駅 「酒ト壽」A (ちょっと遠いので2回休み)
飯田橋駅近辺にはサラリーマン4人組や学生君の集団向けの店が蝟集していて、これ、という店が
少ない。かつてはお好み焼きの名店などもあったのだが、近年の駅前再開発で名店はどんどん消えて
いった(お好み焼きの名店と同名の店がちょっと離れたところにあるが不味いったらありゃしない)。
そんなわけで紹介するのが飯田橋駅から10分ほどの神楽坂の魚居酒屋「酒ト壽(さけとことぶき)」である。
神楽坂の狭い路地を入ったところの古民家をそのまま居酒屋にしている。私の記憶が正しければ
30年ほど前はこの隣の玄関先でおばちゃんがおでん屋をやってたはず。
(定番「カニのコールスロー」これ旨いです 2019.3撮影)
(1階は20席ほどのカウンター席 2階の座敷は風情はあるが足が疲れる)
ここからちょっと行ったところに怪しげな店「マンヂウカフェ麦マル2」があったのだが、残念なことに
閉店になったようだ。
(店内をウロウロしていた猫ちゃんは元気だろうか)
(この稿続く)