「八ケ岳クラフト市2021」へ | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 

 八ヶ岳自然文化園で三日間にわたって開催される「八ヶ岳クラフト市2021」に行ってきた。

 毎年会場で販売されるという旨いリンゴを買うのと、綺羅星のごとく勢ぞろいするというキッチンカーでシシカバブとかキーマカレーとかを食っちゃおう、というのが目的で、申し訳ないのだがクラフトそのものには関心はない。

 

 10:30に自然文化園に到着したところ、平日にもかかわらず第一駐車場は既に満杯。この分だと土日は相当混雑するだろう。

 

 

(クルマがぎっしり)

 

 さっそく会場に入ってみた。ドッグランやパターゴルフの周辺にブースが100近く並んでいる様は中々壮観である。

 

(正面に蓼科山(標高2530m)が見える(木に隠れて見えてないって)右の山は北横岳(標高2480m)か)

 

(パターゴルフ場から西ブロックを望む)

 

 ところがどこを探してもリンゴの販売所がない。そればかりかキッチンカーも全く見当たらない。

 どうやら食い物関係の出店は明日(土曜日)かららしい(泣)。

 

 やむなくブースを冷やかして歩くことに。

 練り込みの陶器を扱っている店があって思わず手が伸びたが、値札を見た途端我が手は魔法のようにシュルシュルと引っ込んだ。

 

(「練り込み」は1300年前から続く伝統技法とのこと)

 

(練り込みのマグカップお値段1万円なり 軽くて使いやすそうだがちょっと高すぎる)

 

 なんだか身体が熱い。

 リンゴもシシカバブも練り込みも手に入らなかったものだから、衝動買いの業火が私の体内でくすぶり始めたのである。

 

 こうなるともういけない。とにかく何かを買わないことには魂の平安は得られない。

 あてもなくブースをウロウロしていると、カレー皿によさそうな美濃焼の皿が目にとまった。形がそら豆状というか腎臓型というか、ちょっといびつになっていて面白い味わいである。

 

(八ヶ岳で美濃焼を買わなくてもよいのだが)

 

 昭和の時代にお医者さんが使っていた汚物入れの真鍮皿に似ていなくもないが、この際そんなことはどうでもよい。さっそく4枚お買い上げ。衝動買いもこれはこれで大変なのである。

 

 リンゴとメシは蓼科自由農園原村店で調達することにして会場を後にした。

 手にはずっしりと陶器が4枚。

 事情を知らない方には私は芸術を愛してやまない老人に見えたことだろう。ふふん(←鼻息)。