八ヶ岳南麓の我が家にインターネット接続用回線としてNTT東日本の「フレッツ光ライトファミリータイプ」をひいたのが2018年3月のこと。
当時この界隈のCATV会社が提供するインターネットサービス(OizNet)はインド人もびっくり、最大速度わずか4Mbpsで月額3,456円というシロモノだったので、検討するまでもなくフレッツにした。
フレッツをこの3年余り使ってみてどうなのか。
「ライトファミリータイプ」は通信量が少ない時は安く、多い時でも上限が設定されている「二段階定額制料金」がウリなのだが、結果的に我が家では料金は常に上限に張りついて毎月6,380円請求されている。これにISPの接続料(BBexcite 550円)が乗るから、毎月の支払は6,930円である。
「フレッツ光ライトファミリータイプ」の料金
(二段階定額料金になっていて月によって利用のバラつきがある別荘族にはピッタリの料金体系
通信速度は最大100Mbps)
調べてみると我が家の場合は「Amazonプライムビデオ」だけで通信量が18.6GBに達していた。フレッツ上限の1200MB(=1.2GB)の15倍以上である。通信カラオケもバカにしたものではなく、1曲あたり20MB程度の通信量になるようだ。
(一度も見たことがないNetflixとの間でも何らかのやりとりが行われている模様)
(Amazonプライムビデオは「高画質」で見ると1作品2~5GB程度の通信量になるらしい)
もうひとつ問題なのが最近レスポンスがやや遅くなってきたことである。
フレッツ光ライトの最大通信速度は100Mbps。この速度が出ていればほとんど支障はないはずだが、実際のところこの数値は技術上の理論値(通信会社は「ベストエフォート」と呼んでいる)で、「通信ネットワークの利用者がたった一人の場合(←こんなことは北朝鮮でもなければありえない)これに近い数値が出るかも」ということに過ぎない。
八ヶ岳南麓も次第に移住者が増え、またテレワークなどの通信需要も増えてきているのだろう、最近はプライムビデオの映像が途中でモタモタしたりするようになった。
そうこうしているところにCATV会社がTV用引き込み回線を同軸ケーブルから光に替えさせてくれ、と言ってきた。光化に伴いインターネット接続サービスも格段に高速になったという。
聞いてみると通信速度最大300Mbpsで月額3,850円定額とのこと。
(回線が今後混み合うことを考えると「光300」にしておくのが正しい選択)
遠方からわざわざ我が家までケーブルをひいてくれたNTT東日本には申し訳ないが、背に腹は代えられない。
さっそく切り替え手続きをとることにした。