（小淵沢駅ホームから望む甲斐駒ヶ岳）
３度目の緊急事態宣言が発出されるのに伴い、宣言が解除になるまで八ヶ岳南麓に滞在することにした。ところが元々ＧＷ前に東京に戻るつもりだったので健康保険証やらキャッシュカードやら本来手元に置いておくべきものが全て東京に置きっぱなしなものだから、郵便物の回収も兼ねて単身東京に日帰りすることにした。
さて東京への交通手段をどうするか。
安さでいえば高速バスだがなんとなく密な感じがして落ち着かない。結局中央本線で戻ることにして、小淵沢９：２４発「特急あずさ１４号」に乗ることにした。
あずさ１４号は東京駅着、しかも時間も早いから、
「緊急事態宣言前に商談を済ませちゃおう」なんていうビジネスのお客さんも大勢乗っていそうな感じで少々キナ臭いが、１１時台に阿佐ヶ谷に着けるのはなんと言っても魅力なのである。
（小淵沢駅前広場からの八ヶ岳 ここら辺からは赤岳は見えない）
（２０１７年に改築された駅舎）
小淵沢駅は北杜市唯一の特急停車駅であるとともに、小諸方面に向かう小海線の始発駅でもある。ホームに２両編成の列車が停まっていた。
（１０：０７発小諸行）
（ホームから愛車フォレスターが見えた 事故った部分は逆側なのが救い）
ホームで待つこと１０分。やがてあずさ１４号が厳かに到着した。
９：２４ちょうどの（ちょうどか？）あずさ１４号で
私は私は保険証取りに行きます～
「あずさ２号」は残念ながら２０１９年３月のダイヤ改正で消滅してしまった。
ホームで待つお客さんは一人、二人。
存外空いているかも、と乗車してみてオッたまげた。車内は無人である。
（前方には誰もいない）
（後方を振り返ってもホレこのとおり）
う～む。
皆さんここまで外出を控えているとは。なんだか頭が下がる思いである。
立川で中央線快速に乗り換え、目論見どおり阿佐ヶ谷到着は１１：２０。昼休みが始まる前の昼メシに絶好の時間帯である。
さっそくインドカレー「Bhandari バンダリ」へ。
八ヶ岳南麓の生活に何の不満もないが、唯一あげつらうとすれば旨いインドカレーが食えないのが難点である。
（阿佐ヶ谷駅北口徒歩１分）
この店で食うのはいつも同じ。チキン＋マトン、辛さは「５」。
（お好みで青唐辛子のペーストでさらに辛さを増すことができる）
旨い。これにサラダと飲み物（今日はチャイにした）がついて８２５円とは破格に安い。
その後家に戻って必要なものをゲットしたのだが、なんだか本当の目的はカレーを食うことだったような
気がしないでもないのである。
（年齢を感じる瞬間 冷たい飲み物より暖かい飲み物を選ぶことが増えてきた）
