(「まきばグルメ倶楽部」会員特典 ソフトクリーム毎日無料(ただし1日1個だけ))
(前回までのあらすじ)
人っ子一人いない「まきばレストラン」。そこで起こった出来事とは・・・
甲州ワインビーフカレーを待っていると、「まきばグルメ倶楽部」の案内パンフレットが目に入った。
「あ~今年もまきばグルメ倶楽部やるんですね」
「やるさよ~。申込書要ります?」
「いえ、ネットで申し込みますから」
「でっ」
ウェイトレスのおねえさんは残念そうに引き下がった。他に客がいないものだから退屈そうだ。
ちなみに「でっ」というのは、山梨県の感嘆詞で、ここ峡北、峡西地域では「でっ」、私の両親の出身地である峡東では「てっ」である。特にネガティブなニュアンスはなく、標準語でいえば「おや!」とか、さかなクンの「ギョギョ!」位の感じだと思えばよい。
(条件は去年と全く同じ ボーナス特典がもらえるのは3月末までの申込みに限られるのも同じ
ボーナス特典(計5口を選ぶ)は同じものを2口までOK)
カレーを食い終わったところで無料のソフトクリームを注文した。
「すみません、今もソフトクリームやってますか?」
「やってるさよ~。一年中やってます」
「じゃあこれで(会員券を渡す)お願いします(←会員券に食った月日を記入することでソフトクリームを
一日に何度も食えないようにしている)」
その瞬間ウェイトレスのおねえさんの目が怪しく光った。
「ふふふ、お客さん。今ここで申し込めば、この会員券(有効期間2021年3月31日まで)と新しい会員券
(同 今日から2022年3月31日まで)でお二人ともソフトクリームが食べれますよ」
「ギョギョ!今すぐ入ります!」
こうなるとソフトクリームもどこへやら、さっそく昨年の反省を踏まえて特典選びに取り掛かった。
まず外せないのは「天女の湯」の無料券である。
通常790円の券が2枚セットになっていて、これを2口計4枚。これで1万円の会費のうち早くも3160円を回収したことになる。
次がプール無料券。通常1570円のやつをこれも2口計2枚にして、3140円回収。
もっともこれは机上の計算で、プールに関しては「いずみプール(別荘族は440円)」で十分満足できるからそれほどうれしくもない。せいぜい「たまにはセレブ気分を味わってみるか~」、というところだ。
最後のひとつは難しいところだが「グラウンドゴルフ」無料券にした。通常550円の無料券が2枚セットになっているから1100円回収したことになる。
(グラウンドゴルフの様子を見つめるそら 2020年10月撮影)
この他の特典だが、
① 「ドッグラン(通常1050円×2枚)」はショボいので止めた方がよい。サンメドウズの無料ドッグランで
十分である。
② 「パターゴルフ(通常1310円×2枚」は通常料金が高いので会費を大きく回収できる。ゴルフ好き
の方ならこれが最適だろう。
③ 「BBQ場無料券(2530円)」はお孫さんが喜ぶかもしれないが、施設は屋根付きでいかにも窮屈な
感じである。なんだか被災地の炊き出しテントのような印象で大人だけでの利用はちょっとどうだろう。
という感じ。
私の選択で収支はどうなるかというと、
食事無料券 1万2000円
ソフトクリーム 4000円(400円×10回食ったとして)
天女の湯 3160円
プール 880円 (実質価値がいずみプールの440円なのでその分×2が実回収額となる)
グラウンドゴルフ 1100円
都合21,140円のものを1万円でゲットできたわけだ。
言わずもがなだが、ソフトクリームをドシドシ食えばますますおトクになることも見逃せないポイントである。理論上はレストランの定休日以外に毎日食えばおよそ12万円分のソフトを食うことができる。
「12万円分のソフトクリーム」、想像するだけで幸せになれるというものでしょう。
あ~今年も グルメ倶楽部に
誘われてきたよ~
静かな冬の 雨に濡れたまきばに
今もソフトを食らいつつ~
あ~まきばに 通い続けたい
僕の全てを かけても~
大泉にいるときも 離れている時にも
食らい続けたい いつまでも~
(「幸せのかたち」豪華ラインアップ揃い踏み)